受験ガイド

二級ボイラー技士の実技講習とは?内容・申込・注意点

結論:実技講習は「3日間出席するだけ」で修了できる

ボイラー実技講習は、テストなし・3日間出席すればOKの講習です。

二級ボイラー技士の免許を取得するには、筆記試験の合格に加えて「実務経験」または「ボイラー実技講習の修了」が必要です。ボイラーを触ったことがない方は、この実技講習を受けることで免許取得の要件を満たせます。

「実技講習って難しいの?」「落ちることはある?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、心配は不要。しっかり出席すれば全員に修了証が交付されます。

ボイラー実技講習の概要

期間:3日間(20時間)
内容:学科2日+実習1日
テスト:なし(出席すれば修了)
費用:約25,000〜30,000円(支部により異なる)
主催:一般社団法人 日本ボイラ協会(各都道府県支部)

実技講習の3日間の内容

1日目・2日目:学科講習

最初の2日間は座学です。教室でテキストを使いながら、ボイラーの基礎知識を学びます。

学科テーマ 内容
燃焼 燃料の種類やバーナの仕組みなど
附属設備・附属品の取扱い 安全弁、水面計、圧力計などの操作方法
水処理及び吹出し ボイラー用水の管理方法
点検及び異常時の処置 トラブル発生時の対応手順

講師はボイラーの現場経験が豊富なベテランの方が多く、テキストには載っていない現場でのリアルな話が聞けることもあります。試験勉強だけでは得られない実践的な知識が身につく貴重な機会です。

3日目:実習

最終日は実際のボイラーを使った実習です。実習室に設置された炉筒煙管ボイラーや鋳鉄製セクショナルボイラーを実際に運転します。

実習では以下のような操作を体験します。

  • ボイラーの点火操作(バーナに火をつける手順)
  • 圧力計・水面計の確認(メーターの読み方)
  • 吹出し操作(ボイラー内の不純物を排出する作業)
  • 消火・停止操作(安全に止める手順)

テキストで「安全弁」「水面計」「圧力計」と文字で覚えていたものが、実物を見ると「あぁ、これのことか!」と一気に理解が深まります。特に試験前に実技講習を受けた方は、構造や取扱いの科目の理解度が格段に上がったという声が多いです。

申込方法と費用

申込先

ボイラー実技講習は、一般社団法人 日本ボイラ協会の各都道府県支部が実施しています。お住まいの地域の支部のWebサイトで日程を確認し、申し込みます。

申込の流れ

  1. 日本ボイラ協会のWebサイトで、お近くの支部の講習日程を確認
  2. 支部のWebサイトまたは電話で申し込み
  3. 受講料を振り込み
  4. 講習当日に会場へ行く

講習開始日の3か月前から申込可能です。人気の日程は早く埋まることもあるので、早めの申込をおすすめします。

費用の目安

項目 金額(目安)
受講料 約25,000〜30,000円
テキスト代 別途必要な場合あり

※ 金額は支部によって異なります。最新の金額は各支部のWebサイトで確認してください。

受講のタイミング — 試験の前?後?

ボイラー実技講習は、試験の前でも後でも受講可能です。どちらにもメリットがあります。

タイミング メリット デメリット
試験前に受講 実物を見た経験が試験勉強に活きる 不合格の場合、費用が先行する
試験後に受講 合格確定後に費用をかけられる 免許取得が講習分だけ遅れる

個人的なおすすめは「試験前に受講」です。理由は、実技講習で得た「ボイラーの実物イメージ」が試験勉強をグッとラクにしてくれるから。テキストの平面的な図が立体的に理解できるようになります。

ただし「まず合格を確認してから費用をかけたい」という方は、試験後でもまったく問題ありません。修了証に有効期限はないので、いつ受講しても大丈夫です。

当日の持ち物と服装

持ち物

  • 受講票(申込後に届くもの)
  • 筆記用具(シャーペン、ボールペン)
  • テキスト(事前に配布される場合あり。支部の案内を確認)
  • 昼食(会場周辺に飲食店がない場合に備えて)

服装

学科の日は普段着でOKです。実習の日は動きやすい服装・安全靴(または丈夫な靴)が望ましいです。ボイラー室は高温になるため、夏場は特に暑さ対策を。支部からの案内に服装の指定がある場合は、それに従ってください。

よくある質問Q&A

Q1. 実技講習に落ちることはある?

ありません。テストや試験はなく、3日間すべてに出席すれば修了証が交付されます。遅刻・欠席をしなければ問題ありません。

Q2. 修了証に有効期限はある?

ありません。一度取得した修了証は永久に有効です。試験に合格するのが10年後でも、修了証はそのまま使えます。

Q3. 全国どこの支部でも受講できる?

はい、お住まいの地域に関係なく、全国どこの支部の講習でも受講可能です。旅行のついでに別の地域で受講する方もいます。

Q4. 3日間連続で受講しないとダメ?

基本的には3日間連続の日程で開催されますが、支部によっては分割受講が可能な場合もあります。詳しくは各支部に問い合わせてください。

Q5. 講習を受ければ、試験なしで免許がもらえる?

いいえ。実技講習は免許取得の要件のひとつですが、筆記試験の合格は必須です。講習だけでは免許は取れません。「筆記試験合格 + 実技講習修了」の両方が揃って初めて免許を申請できます。

理解度チェック — この記事の内容から3問

【第1問】ボイラー実技講習の期間は?

(1) 1日間(8時間)
(2) 2日間(16時間)
(3) 3日間(20時間)
(4) 5日間(40時間)
(5) 1週間(35時間)

解答を見る

正解:(3) 3日間(20時間)
ボイラー実技講習は法令で定められた20時間の講習で、3日間で実施されます。学科2日+実習1日の構成です。

【第2問】ボイラー実技講習について、正しいものはどれですか?

(1) 修了試験に合格しないと修了証がもらえない
(2) 試験に合格してからでないと受講できない
(3) 修了証に有効期限がある(5年間)
(4) 出席すれば全員に修了証が交付される
(5) 講習だけで免許が取得できる

解答を見る

正解:(4) 出席すれば全員に修了証が交付される
ボイラー実技講習にテストはありません。3日間すべてに出席すれば修了証が交付されます。修了証に有効期限はなく、試験前後どちらでも受講可能です。ただし講習だけでは免許は取得できず、筆記試験の合格も必要です。

【第3問】実技講習を試験前に受けるメリットは?

(1) 受講料が安くなる
(2) 試験の一部が免除される
(3) 実物のイメージが試験勉強に活きる
(4) 特にメリットはない
(5) 合格率が2倍になる

解答を見る

正解:(3) 実物のイメージが試験勉強に活きる
テキストの図だけでは理解しにくいボイラーの構造や附属品が、実物を見ることで立体的に理解できるようになります。特に「構造」「取扱い」の科目で効果を実感する方が多いです。

まとめ

講習期間 3日間(20時間)
構成 学科2日+実習1日
テスト なし(出席すれば修了)
費用 約25,000〜30,000円
主催 日本ボイラ協会 各都道府県支部
受講時期 試験の前でも後でもOK

ボイラー実技講習は、免許取得のための「通過点」であると同時に、ボイラーの実物に触れられる貴重な学習機会でもあります。試験勉強と並行して、早めに日程を確認しておきましょう。

試験対策も同時に進めよう!

講習で得た知識を定着させるなら、テーマ別の解説記事がおすすめです。

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-受験ガイド