二級ボイラー技士 模擬試験とは?
本番と同じ40問・五肢択一・4科目構成の模擬試験です。解答用紙に回答を記入し、全問解き終わったら解答・解説ページで答え合わせをしましょう。
| 科目 | 問数 | 足切り |
|---|---|---|
| ボイラーの構造に関する知識 | 10問 | 4問以上 |
| ボイラーの取扱いに関する知識 | 10問 | 4問以上 |
| 燃料及び燃焼に関する知識 | 10問 | 4問以上 |
| 関係法令 | 10問 | 4問以上 |
| 合格基準 | 各科目40%以上 かつ 全体60%以上(24問以上) | |
使い方
① 解答用紙を開いて手元に準備する
② 全40問を解いて解答用紙に記入する
③ 全問解き終わったら「解答・解説を見る」で答え合わせ
筆記試験
第1科目:ボイラーの構造に関する知識【10問】
問1
ボイラーで使用する蒸気に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)飽和蒸気をさらに加熱すると湿り蒸気になる
(2)過熱蒸気は飽和蒸気よりも温度が低い
(3)飽和蒸気をさらに加熱した蒸気を過熱蒸気という
(4)潜熱とは温度変化を伴う熱量のことである
(5)顕熱とは状態変化に使われる熱量のことである
問2
炉筒煙管ボイラーに関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)内部に炉筒と煙管を備えている
(2)水管ボイラーに比べて保有水量が多い
(3)水管ボイラーに比べて起動から蒸気発生までの時間が長い
(4)構造が簡単で取扱いが容易である
(5)伝熱面積を大きくとれるため高圧大容量に適している
問3
貫流ボイラーに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)ドラムを持ち、自然循環によって蒸気を発生する
(2)保有水量が多いため負荷変動に強い
(3)管系だけで構成され、蒸気ドラムや水ドラムを要しない
(4)起動から蒸気発生までの時間が非常に長い
(5)高い水位管理が不要で、水処理の必要がない
問4
鋳鉄製ボイラーに関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)セクションを組み合わせて能力を調整できる
(2)鋳鉄は腐食に強いが衝撃に弱い
(3)暖房用の温水ボイラーとして広く使用されている
(4)返り管をハートフォード式連結法で接続する場合がある
(5)高圧の蒸気ボイラーとして広く使用されている
問5
ボイラーの鏡板に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)平鏡板は圧力に対して最も強い形状である
(2)半だ円体形鏡板は皿形鏡板より強度が高い
(3)鏡板の強度に開口部の有無は影響しない
(4)すべての鏡板にステーを取り付ける必要がある
(5)皿形鏡板は曲面がないため製作が容易である
問6
ボイラーの換算蒸発量に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)実際に発生した蒸気量のことである
(2)100℃の飽和水を100℃の飽和蒸気にする場合の蒸発量に換算したものである
(3)ボイラーの最大蒸発量と同じ意味である
(4)給水温度に関係なく一定である
(5)ボイラー効率とは無関係である
問7
ボイラーの安全弁に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)安全弁は手動で操作して蒸気を逃がす装置である
(2)安全弁の吹出し圧力は最高使用圧力以下に調整する
(3)安全弁は圧力が上昇しても弁が開かない構造である
(4)安全弁の吹出し圧力は最高使用圧力の2倍に設定する
(5)安全弁の個数はボイラーの種類に関係なく1個でよい
問8
ボイラーの給水装置に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)インゼクタはボイラー自身の蒸気を利用して給水する
(2)渦巻きポンプは高圧ボイラーの給水に最も適している
(3)給水内管はボイラー水の循環を妨げるため使用しない
(4)ディフューザポンプは低圧ボイラー専用の給水装置である
(5)給水逆止め弁はボイラーへの給水を停止する弁である
問9
エコノマイザに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)燃焼用空気を予熱する装置である
(2)排ガスの余熱を利用して給水を予熱する装置である
(3)蒸気の温度をさらに上昇させる装置である
(4)ボイラー水を循環させるための装置である
(5)燃焼ガス中のばいじんを除去する装置である
問10
ボイラーのオンオフ制御に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)制御量の値に比例して操作量を変化させる制御方式である
(2)あらかじめ決められた順序に従って制御を進める方式である
(3)制御量が設定値に達すると操作を切り、下がると入れる制御方式である
(4)制御量の偏差の積分値に応じて操作量を変化させる方式である
(5)燃焼を停止して緊急遮断する制御方式である
第2科目:ボイラーの取扱いに関する知識【10問】
問11
ボイラーの点火前に行う準備として、誤っているものはどれか。
(1)水面計の機能試験を行う
(2)圧力計の指針がゼロを示していることを確認する
(3)給水装置の機能を確認する
(4)煙道ダンパを閉じたまま点火する
(5)水位が常用水位にあることを確認する
問12
油だきボイラーの点火操作として、正しいものはどれか。
(1)最初に燃料バルブを全開にしてから点火する
(2)点火前にファンを運転して炉内を換気する(プレパージ)
(3)プレパージは不要で、すぐに点火してよい
(4)点火後にファンを運転する
(5)点火時は空気量を最大にする
問13
ボイラーの送気開始前に行う暖管操作に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)暖管操作とは主蒸気弁を全開にして一気に蒸気を送る操作である
(2)暖管操作は蒸気管内のドレンを排出し、管を徐々に温める操作である
(3)暖管操作は圧力が低いうちに行い、蒸気は使用しない
(4)暖管操作では蒸気トラップを閉じて行う
(5)暖管操作は省略しても問題ない
問14
ボイラーの運転中における水位管理として、正しいものはどれか。
(1)水位はできるだけ高く保つのがよい
(2)水位はできるだけ低く保つのがよい
(3)水位は常用水位付近に維持する
(4)水位は安全低水面以下でも運転を続けてよい
(5)水位計の確認は1日1回で十分である
問15
ボイラーの安全弁の調整に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)安全弁の吹出し圧力は最高使用圧力以下に調整する
(2)ボイラー本体に安全弁が2個ある場合、1個は最高使用圧力の3%増以下に調整できる
(3)過熱器用安全弁はボイラー本体の安全弁より先に作動するように調整する
(4)安全弁の調整後は所定の封印を行う
(5)安全弁の調整はボイラーの圧力がゼロの状態で行う
問16
ボイラーの吹出し(ブロー)に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)吹出しは高圧のときに行うのがよい
(2)吹出しは運転停止後に行い、運転中は行わない
(3)2個の吹出し弁がある場合は急開弁を最初に開く
(4)吹出しはボイラー水中の不純物を排出するために行う
(5)吹出し操作は1人で行い、他の人に知らせる必要はない
問17
ボイラーの長期休止時における満水保存法に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)ボイラー内の水を全部抜いて保存する方法である
(2)ボイラー内に窒素を充填して保存する方法である
(3)ボイラー内を満水にし、防錆剤を加えて保存する方法である
(4)ボイラー内に乾燥剤を入れて保存する方法である
(5)ボイラー内を空にして密閉する方法である
問18
ボイラーの軟化装置に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)軟化装置は水中の溶存酸素を除去する装置である
(2)軟化装置はイオン交換樹脂によって硬度成分を除去する
(3)軟化装置は水中のシリカのみを除去する
(4)軟化装置は給水の温度を下げる装置である
(5)軟化装置の再生には塩酸を使用する
問19
ボイラーの腐食に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)酸素腐食は給水中の溶存酸素によって起こる
(2)腐食はボイラー水のpHが高いほど起こりやすい
(3)苛性脆化はボイラー水のpHが低いときに起こる
(4)腐食防止のためにボイラー水を酸性に保つ
(5)スケールが付着すると腐食は起こりにくくなる
問20
キャリオーバに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)キャリオーバとはボイラー水位が低下する現象のことである
(2)プライミングとはボイラー水が蒸気と一緒に飛び出す現象である
(3)フォーミングとは蒸気管内に水が溜まる現象である
(4)キャリオーバは過熱器の温度を上昇させる
(5)キャリオーバを防ぐには水位をできるだけ高くする
第3科目:燃料及び燃焼に関する知識【10問】
問21
重油に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)重油はA重油・B重油・C重油に分類され、A重油が最も粘度が高い
(2)重油の発熱量は気体燃料より一般に小さい
(3)C重油は粘度が高いため、加熱して使用する
(4)重油は引火点が低いため常温で引火する
(5)重油の硫黄分は大気汚染の原因とはならない
問22
液体燃料の発熱量に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)高発熱量と低発熱量の差は、水蒸気の蒸発潜熱分である
(2)低発熱量は高発熱量より常に大きい
(3)ボイラーの効率計算には高発熱量を用いる
(4)発熱量は燃料の密度に反比例する
(5)液体燃料の発熱量は水分量に関係しない
問23
気体燃料に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)都市ガス(13A)はプロパンを主成分とする
(2)LPGはメタンを主成分とする
(3)都市ガス(13A)はメタンを主成分とし、空気より軽い
(4)気体燃料は液体燃料に比べてすすが出やすい
(5)LPGは空気より軽いため、ガス漏れ時に天井付近にたまる
問24
燃焼の理論空気量に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)理論空気量とは燃料を完全燃焼させるのに必要な最小限の空気量である
(2)実際の燃焼では理論空気量より少ない空気で完全燃焼させる
(3)理論空気量は燃料の種類に関係なく一定である
(4)理論空気量が多いほど燃焼効率は高くなる
(5)空気比が1のとき、空気は過剰供給の状態である
問25
ボイラーの燃焼における空気比に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)空気比とは実際の空気量を理論空気量で割った値である
(2)空気比は常に1以上の値となる
(3)空気比が大きすぎると排ガス熱損失が増加する
(4)空気比は排ガスの分析によって求めることができる
(5)空気比を1未満にすると完全燃焼し、効率が最もよくなる
問26
圧力噴霧式オイルバーナに関する記述として、正しいものはどれか。
(1)蒸気を利用して重油を微粒化する
(2)回転するカップによって油を霧化する
(3)燃料油に高圧力をかけてノズルから噴射し、微粒化する
(4)燃焼用空気の噴流を利用して油を微粒化する
(5)低粘度の軽油専用のバーナである
問27
気体燃料の燃焼方式に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)拡散燃焼方式はガスと空気をあらかじめ混合してから燃焼させる
(2)予混合燃焼方式はガスと空気を混合せずに燃焼させる
(3)拡散燃焼方式はガスと空気を別々に噴出し、拡散混合しながら燃焼する
(4)予混合燃焼方式は逆火の危険がない
(5)ボイラー用ガスバーナは予混合燃焼方式のみ使用される
問28
ボイラーの通風方式に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)押込み通風は煙道の後方にファンを設置する方式である
(2)誘引通風は炉の前方にファンを設置する方式である
(3)平衡通風は押込みファンと誘引ファンを併用する方式である
(4)自然通風は大容量ボイラーに適している
(5)押込み通風は炉内の気密性が不要である
問29
ボイラーの伝熱に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)対流伝熱は固体内部を熱が移動する現象である
(2)伝導伝熱は流体の移動によって熱が移動する現象である
(3)放射伝熱は電磁波によって熱が移動する現象である
(4)ボイラーの伝熱には対流伝熱のみが関与する
(5)伝熱面にスケールが付着すると伝熱効率が向上する
問30
ボイラーの燃焼によるNOx(窒素酸化物)に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)NOxは燃料中の硫黄分が酸化して生成される
(2)サーマルNOxは燃焼温度が高いほど発生しやすい
(3)NOxの発生量は空気比に影響されない
(4)NOxを低減するには燃焼温度を高くする
(5)フューエルNOxは空気中の窒素から生成される
第4科目:関係法令【10問】
問31
ボイラーの伝熱面積に算入しないものとして、正しいものはどれか。
(1)水管ボイラーの水管の面積
(2)炉筒煙管ボイラーの煙管の面積
(3)エコノマイザの面積
(4)煙管ボイラーの煙管の面積
(5)炉筒の面積
問32
ボイラーの設置届に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)ボイラーを設置する場合は設置工事開始の30日前までに届け出なければならない
(2)設置届の届出先は都道府県労働局長である
(3)設置届にはボイラー検査証を添付する
(4)設置届は設置工事の完了後に届け出ればよい
(5)小型ボイラーにも設置届が必要である
問33
ボイラーの落成検査に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)落成検査は登録性能検査機関のみが行う
(2)落成検査の水圧試験は最高使用圧力の2倍の圧力で行う
(3)落成検査に合格するとボイラー検査証が交付される
(4)落成検査は設置届の前に受ける
(5)使用検査と落成検査は同じ検査である
問34
ボイラー取扱作業主任者に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)特級ボイラー技士はすべてのボイラーの取扱作業主任者になれる
(2)二級ボイラー技士は伝熱面積に関係なく取扱作業主任者になれる
(3)ボイラー取扱作業主任者の選任は任意である
(4)取扱作業主任者の職務に安全弁の調整は含まれない
(5)ボイラー取扱作業主任者は事業場ごとに1名選任すればよい
問35
ボイラーの性能検査に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)性能検査は所轄労働基準監督署長のみが行う
(2)ボイラー検査証の有効期間は2年である
(3)性能検査に合格するとボイラー検査証の有効期間が更新される
(4)性能検査には水圧試験が必ず含まれる
(5)性能検査は定期自主検査と同じ検査である
問36
ボイラーの定期自主検査に関する記述として、誤っているものはどれか。
(1)事業者は1か月以内ごとに1回、定期自主検査を行わなければならない
(2)定期自主検査の結果は3年間保存しなければならない
(3)定期自主検査では安全弁の機能を検査する
(4)定期自主検査では水処理装置の機能を検査する
(5)定期自主検査の結果は都道府県労働局長に報告しなければならない
問37
ボイラーの安全弁に関する法定基準として、正しいものはどれか。
(1)安全弁は1個のみ取り付ければよい
(2)蒸気ボイラーには安全弁を2個以上取り付けなければならない(一部例外あり)
(3)安全弁の吹出し圧力は最高使用圧力の2倍に設定する
(4)安全弁の検査は10年に1回でよい
(5)安全弁の代わりに逃がし弁を取り付けてもよい
問38
ボイラー室に関する基準として、正しいものはどれか。
(1)ボイラーの最上部から天井までの距離は0.45m以上
(2)ボイラーの外壁から壁までの距離は1.2m以上
(3)ボイラー室の出入口は1か所以上
(4)ボイラーの最上部から天井までの距離は1.2m以上
(5)ボイラー室に燃料を貯蔵する場合、ボイラーから1m以上離す
問39
ボイラーの変更届に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)変更届は変更工事の完了後に提出する
(2)変更届は設置工事開始の30日前に提出する
(3)変更届は変更工事の開始前に所轄労働基準監督署長に提出する
(4)変更届にはボイラー技士免許証を添付する
(5)附属品の交換は必ず変更届が必要である
問40
ボイラーの事故報告に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)事故報告は事故発生後30日以内に行う
(2)事故報告は遅滞なく所轄労働基準監督署長に行う
(3)事故報告は事故の程度に関わらず不要である
(4)事故報告先は登録性能検査機関である
(5)事故現場はすぐに復旧してよい
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