結論:架空と地中の「電線の種類・離隔距離・施設方法」を押さえる
電線路の技術基準は、架空(空中)と地中(地下)で異なるルールがあります。電線の種類、支持物からの離隔距離、地中の埋設深さなど、具体的な数値を問う出題が多いテーマです。
架空電線路
架空電線に使用できる電線
| 電圧区分 | 使用できる電線 |
|---|---|
| 高圧 | 高圧絶縁電線、特別高圧絶縁電線、ケーブル。裸電線は原則不可(鋼心アルミより線等は使用可) |
| 低圧 | 絶縁電線、ケーブル。裸電線は原則使用不可 |
架空電線の高さ(地上からの最低高さ)
| 場所 | 低圧 | 高圧 |
|---|---|---|
| 道路横断 | 5m | 6m |
| 鉄道横断 | 5.5m(レール面上) | |
| 一般の場所 | 4m | 5m |
地中電線路
地中埋設の深さ
| 場所 | 埋設深さ |
|---|---|
| 車両の通る場所 | 1.2m以上 |
| それ以外 | 0.6m以上 |
暗記のコツ:「車が通る→1.2m、その他→0.6m」。車の重さに耐えるため深く埋設します。
理解度チェック
【第1問】
高圧架空電線が道路を横断する場合の地上からの最低高さはいくらか。
(1) 4m (2) 5m (3) 5.5m (4) 6m (5) 6.5m
【第2問】
地中電線路で車両の通る場所の埋設深さの最小値はいくらか。
(1) 0.3m (2) 0.6m (3) 0.9m (4) 1.2m (5) 1.5m
【第3問】
低圧架空電線の一般の場所における地上からの最低高さはいくらか。
(1) 3m (2) 4m (3) 5m (4) 6m (5) 7m
【第4問】
低圧の架空電線路に裸電線を使用することについて、正しい記述はどれか。
(1) 常に使用できる (2) 道路横断部のみ使用できる (3) 原則使用できない (4) 農地のみ使用できる (5) 10m以上の高さなら使用できる
まとめ
- 架空電線の高さ:道路横断は低圧5m/高圧6m、一般は低圧4m/高圧5m
- 鉄道横断:5.5m以上(レール面上)
- 裸電線:低圧・高圧とも原則使用不可
- 地中埋設深さ:車両通行→1.2m、その他→0.6m
次の記事では、「電気使用場所」の技術基準を学びます。
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