ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

感染症と微生物 ミニテスト【第2回】

感染症と微生物(レジオネラ・結核・クリプトスポリジウム)」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。レジオネラ対策の具体的な数値、クリプトスポリジウムの消毒抵抗性、結核の分類を確認しましょう。

感染症と微生物 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

レジオネラ属菌の対策に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)貯湯槽の温度を40℃以上に維持する
(2)貯湯槽の温度を60℃以上に維持する
(3)末端の給湯温度を40℃以上に維持する
(4)冷却塔の水温を20〜50℃に保つ
(5)給湯設備の配管内に滞留水をつくることが有効である

解答を見る

正解:(2)貯湯槽の温度を60℃以上に維持する
レジオネラは60℃以上で死滅するため、貯湯槽は60℃以上、末端の給湯温度は55℃以上に維持します。40℃ではレジオネラの増殖温度帯(20〜50℃)に入ってしまいます。滞留水はレジオネラ増殖の温床になるので、配管内の水を停滞させないことが重要です。

第2問

クリプトスポリジウムに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)細菌の一種で、抗生物質が有効である
(2)塩素消毒で容易に不活化できる
(3)原虫の一種で、塩素消毒に抵抗性があり、ろ過や紫外線照射が有効である
(4)ウイルスの一種で、空気感染する
(5)真菌の一種で、接触感染する

解答を見る

正解:(3)原虫の一種で、塩素消毒に抵抗性があり、ろ過や紫外線照射が有効である
クリプトスポリジウムは原虫で、経口感染します。最大の特徴は塩素消毒に強い抵抗性があること。通常の塩素消毒では不活化できないため、ろ過紫外線照射で対処します。水道水の安全管理で頻出のテーマです。

第3問

結核に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)感染症法で三類感染症に分類される
(2)感染症法で四類感染症に分類される
(3)感染症法で二類感染症に分類される
(4)感染症法で五類感染症に分類される
(5)感染症法で一類感染症に分類される

解答を見る

正解:(3)感染症法で二類感染症に分類される
結核は感染症法の二類感染症に分類されます。二類にはほかにSARSなどが含まれます。結核は空気感染(飛沫核感染)する代表的な疾患で、結核菌が原因です。ビル管理の試験では感染症法の分類と感染経路をセットで覚えることが重要です。

第4問

レジオネラ症の病型に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)レジオネラ肺炎のみで、軽症型は存在しない
(2)ポンティアック熱のみで、重症化することはない
(3)レジオネラ肺炎(重症)とポンティアック熱(軽症の自然治癒型)の2つの病型がある
(4)レジオネラ腸炎(下痢型)とレジオネラ皮膚炎の2つの病型がある
(5)発症すると必ず重症化し、致死率は100%に近い

解答を見る

正解:(3)レジオネラ肺炎(重症)とポンティアック熱(軽症の自然治癒型)の2つの病型がある
レジオネラ症には2つの病型があります。レジオネラ肺炎は高熱・呼吸困難を伴う重症型で、適切な治療がなければ命に関わります。一方、ポンティアック熱は発熱・筋肉痛などの軽症型で、通常は自然に治癒します。

第5問

建築物の加湿装置とレジオネラ対策に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)水噴霧式の加湿装置はレジオネラのリスクが低い
(2)蒸気式の加湿装置はレジオネラ汚染のリスクが高い
(3)レジオネラ対策として、蒸気式の加湿装置が望ましい
(4)加湿装置の種類はレジオネラのリスクに影響しない
(5)超音波式の加湿装置が最もレジオネラ対策に適している

解答を見る

正解:(3)レジオネラ対策として、蒸気式の加湿装置が望ましい
蒸気式は水を加熱して蒸気にするため、レジオネラ菌が死滅し汚染リスクが低いです。一方、水噴霧式超音波式は水をそのまま微細な粒子にするため、水中にレジオネラがいればエアロゾルとして拡散してしまいます。加湿方式の選択はビル管理の実務でも重要なポイントです。

解説記事で知識を復習しましょう。

感染症と微生物 を読む

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-ミニテスト, 建築物環境衛生管理技術者