ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

耐震・免震・制震と建築材料 ミニテスト【第2回】

耐震・免震・制震と建築材料」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。3つの地震対策の違い・コンクリートの強度特性・中性化の進行速度・制震構造・石膏ボードを確認しましょう。

耐震・免震・制震と建築材料 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

耐震・免震・制震構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)耐震構造は建物を頑丈にして揺れに耐えるが、揺れ自体は軽減しない
(2)免震構造は積層ゴム支承などで揺れを建物に伝えない
(3)制震構造はダンパーで揺れのエネルギーを吸収する
(4)耐震構造は建物内の揺れが最も小さくなる構造である
(5)制震構造は既存建物への後付けが比較的容易である

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正解:(4)耐震構造は建物内の揺れが最も小さくなる構造である
耐震構造は建物を頑丈にして揺れに「耐える」構造ですが、揺れ自体は軽減しないため建物内は激しく揺れます。建物内の揺れを最も小さくできるのは免震構造です。

第2問

コンクリートの圧縮強度と引張強度の関係として、最も適当なものはどれか。

(1)圧縮強度と引張強度はほぼ同じである
(2)引張強度は圧縮強度の約10倍である
(3)圧縮強度は引張強度の約10倍である
(4)圧縮強度は引張強度の約2倍である
(5)引張強度は圧縮強度の約2倍である

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正解:(3)圧縮強度は引張強度の約10倍である
コンクリートの圧縮強度は非常に高く、引張強度の約10倍です。逆に言えば、引張強度は圧縮強度の約1/10しかありません。この弱点を鉄筋で補うのがRC造です。

第3問

コンクリートの中性化の進行に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)中性化の深さは経過年数に比例する
(2)中性化の深さは経過年数の平方根に比例する
(3)中性化は内部から表面に向かって進行する
(4)中性化は酸素が原因で進行する
(5)中性化した部分の鉄筋は腐食しにくくなる

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正解:(2)中性化の深さは経過年数の平方根に比例する
中性化の深さは経過年数の平方根に比例します(経過年数に比例ではない)。中性化は表面から内部に向かって進行し、原因は空気中のCO2です。中性化した部分の鉄筋は腐食しやすくなります。

第4問

制震(制振)構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)建物と地面の間に装置を設置して揺れを伝えない構造である
(2)建物自体を頑丈にして地震に耐える構造である
(3)建物内にダンパーを設置して揺れのエネルギーを吸収する構造である
(4)木造住宅のみに採用される構造である
(5)コストが最も低い地震対策の方法である

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正解:(3)建物内にダンパーを設置して揺れのエネルギーを吸収する構造である
制震(制振)構造は建物内にダンパー(オイルダンパー、粘弾性ダンパー等)を設置して揺れのエネルギーを吸収する構造です。既存建物への後付けが比較的容易で、超高層ビルに多く採用されます。

第5問

石膏ボードに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)可燃材料であり、火災時に燃えやすい
(2)構造材として柱や梁に使用される
(3)内装の壁・天井に広く使われる不燃材料で、耐火性が高い
(4)外壁の仕上げ材として主に使用される
(5)アスベストを主原料としている

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正解:(3)内装の壁・天井に広く使われる不燃材料で、耐火性が高い
石膏ボード内装の壁・天井に広く使用される不燃材料です。石膏は結晶水を含んでおり、火災時にこの水分が蒸発することで耐火性が高いのが特徴です。

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