ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

耐震・免震・制震と建築材料 ミニテスト【第3回】

耐震・免震・制震と建築材料」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。耐震構造の特徴・コンクリートのアルカリ性・ガラスの違い・アスベスト・3構造の比較をチェックしましょう。

耐震・免震・制震と建築材料 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

耐震構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)建物と地面の間に積層ゴム支承を設置する構造である
(2)建物自体の柱・梁・壁を太く・厚くして揺れに耐える最も一般的な方法である
(3)ダンパーで揺れのエネルギーを吸収する構造である
(4)建物内の揺れを大幅に軽減でき、家具の転倒も防げる
(5)既存建物への後付けが最も容易な構造である

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正解:(2)建物自体の柱・梁・壁を太く・厚くして揺れに耐える最も一般的な方法である
耐震構造は建物自体を頑丈にして揺れに耐える最も一般的な地震対策の方法です。ただし揺れ自体は軽減しないため、建物内は激しく揺れます。積層ゴム支承は免震、ダンパーは制震です。

第2問

コンクリートのアルカリ性に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)コンクリートは打設直後から中性である
(2)コンクリートのアルカリ性は鉄筋の腐食を促進する
(3)コンクリートの打設直後のpHは約12〜13で、鉄筋を腐食から保護する
(4)コンクリートのpHが高いほど中性化が進んでいる
(5)コンクリートのアルカリ性は時間とともに強くなる

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正解:(3)コンクリートの打設直後のpHは約12〜13で、鉄筋を腐食から保護する
コンクリートは打設直後のpHが約12〜13強アルカリ性です。このアルカリ性が鉄筋を腐食から保護しています。しかし空気中のCO2によって中性化が進むと、鉄筋の保護機能が失われ腐食が始まります。

第3問

合わせガラスと複層ガラスの違いに関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)合わせガラスは断熱性向上のため、複層ガラスは飛散防止のためのものである
(2)合わせガラスは2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ飛散防止ガラス、複層ガラスは間に空気層を設けた断熱ガラスである
(3)合わせガラスも複層ガラスも同じ構造で、名称が異なるだけである
(4)合わせガラスは熱処理で強度を高めたガラスである
(5)複層ガラスは飛散防止を目的としたガラスである

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正解:(2)合わせガラスは2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ飛散防止ガラス、複層ガラスは間に空気層を設けた断熱ガラスである
合わせガラスは2枚のガラスの間にフィルムを挟んだもので飛散防止が目的です。複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層を設けたもので断熱性向上が目的です。構造も目的もまったく異なります。

第4問

アスベスト(石綿)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)現在も断熱材として広く使用されている
(2)健康への影響はなく、安全な建築材料である
(3)かつて断熱・耐火材として使用されたが、現在は使用禁止で中皮腫の原因となる
(4)コンクリートの主原料として使用されている
(5)石膏ボードの代替材料として推奨されている

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正解:(3)かつて断熱・耐火材として使用されたが、現在は使用禁止で中皮腫の原因となる
アスベスト(石綿)はかつて断熱・耐火材として使用されましたが、中皮腫(がんの一種)の原因となることが判明し、現在は使用禁止です。既存建物のアスベストは除去・封じ込めが必要です。

第5問

耐震・免震・制震構造の比較に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)耐震構造はコストが最も高く、免震構造は最も安い
(2)制震構造は建物と地面を切り離す構造で、免震構造はダンパーを使う
(3)免震構造は既存建物への後付けが最も容易である
(4)免震構造はコストが高いが建物内の揺れを大幅に軽減でき、制震構造は既存建物への後付けが比較的容易である
(5)3つの構造はすべて同じ効果で、コストだけが異なる

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正解:(4)免震構造はコストが高いが建物内の揺れを大幅に軽減でき、制震構造は既存建物への後付けが比較的容易である
免震構造コストが高いですが、建物内の揺れを大幅に軽減できます。制震構造既存建物への後付けが比較的容易で超高層ビルに多く採用されます。耐震構造は最も一般的ですが揺れ自体は軽減しません。

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