模擬試験 第三種冷凍機械責任者

第三種冷凍機械責任者 模擬試験【第2回】

第三種冷凍機械責任者 模擬試験とは?

本番と同じ35問・五肢択一・2科目構成の模擬試験です。解答用紙に回答を記入し、全問解き終わったら解答・解説ページで答え合わせをしましょう。

科目 問数 合格ライン
保安管理技術 15問 9問以上(60%)
法令 20問 12問以上(60%)
合格基準 各科目60%以上

使い方

① 解答用紙を開いて手元に準備する
② 全35問を解いて解答用紙に記入する
③ 全問解き終わったら「解答・解説を見る」で答え合わせ

第三種冷凍機械責任者 模擬試験

第1回 第2回 第3回


解答用紙を開く


筆記試験

第1科目:保安管理技術【15問】

問1

蒸気圧縮冷凍サイクルにおける蒸発器の役割に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)蒸発器では冷媒が圧縮されて高温になる
(2)蒸発器では冷媒が凝縮して液体になる
(3)蒸発器では冷媒が絞り膨張して減圧される
(4)蒸発器で冷媒が周囲から熱を吸収して蒸発することで冷却が行われる
(5)蒸発器では冷媒と潤滑油が分離される

問2

下図は、p-h線図上に蒸気圧縮冷凍サイクルを描いたものである(A:圧縮機入口、B:圧縮機出口、C:凝縮器出口、D:膨張弁出口)。各点の比エンタルピーをhA、hB、hC、hDとしたとき、冷凍効果(蒸発器で冷媒が吸収する熱量に相当する比エンタルピーの差)として、正しいものはどれか。ただし、膨張弁での膨張は等エンタルピー変化(hC = hD)とする。

p-h線図(蒸気圧縮冷凍サイクル)

(1)hB − hA
(2)hA − hC
(3)hB − hC
(4)hC − hA
(5)hA − hB

問3

熱通過率に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)熱通過率は壁の厚さに関係なく一定である
(2)熱通過率は熱伝導率のみで決まる
(3)熱通過率は熱伝達率と熱伝導率の両方の影響を受ける
(4)熱通過率が大きいほど熱の移動が遅い
(5)熱通過率は固体の内部だけの熱の移動を表す

問4

冷媒の種類と特性に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)アンモニア冷媒は不燃性であるため取扱いが容易である
(2)HFC系冷媒はオゾン層を破壊する
(3)HCFC系冷媒はオゾン破壊係数がゼロである
(4)CO₂冷媒は臨界温度が高いため低圧で運転できる
(5)フルオロカーボン冷媒R410AはR22に比べて圧力が高いため、専用の機器が必要である

問5

ブラインの管理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)塩化カルシウムブラインは金属を腐食しやすいため、防食剤の添加が必要である
(2)エチレングリコールブラインは金属への腐食性がまったくない
(3)ブラインの濃度が高いほど凍結温度は高くなる
(4)ブラインの比重を測定しても濃度は分からない
(5)ブラインは一度補充すれば管理は不要である

問6

往復圧縮機の容量制御に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)往復圧縮機では容量制御を行うことはできない
(2)容量制御はスクリュー圧縮機のみで可能である
(3)多気筒の往復圧縮機では、アンローダを使って容量制御を行うことができる
(4)往復圧縮機の容量制御は凝縮器の冷却水量で行う
(5)容量制御は蒸発器の温度を変えることで行う

問7

凝縮器の運転と保守に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)凝縮器の冷却管にスケールが付着しても凝縮能力に影響はない
(2)凝縮温度が低いほど圧縮機の消費動力は増大する
(3)空冷凝縮器は水冷式に比べて冷却水の管理が不要である
(4)凝縮器に不凝縮ガスがたまると凝縮圧力が上昇して凝縮温度が上がる
(5)水冷凝縮器の冷却水温度は高いほど効率がよい

問8

蒸発器の構造と特徴に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)満液式蒸発器は冷媒が管内を流れ、管外に被冷却流体がある構造である
(2)乾式蒸発器は冷媒が管内を流れ、管外の空気やブラインを冷却する構造である
(3)乾式蒸発器は満液式蒸発器より冷媒の充填量が多い
(4)デフロスト(除霜)は蒸発温度が0℃以上の場合に必要である
(5)着霜すると蒸発器の熱交換能力が向上する

問9

冷凍装置の附属機器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)液分離器は凝縮器と膨張弁の間に設置する機器である
(2)油分離器は蒸発器の入口に設置して冷媒中の油を分離する
(3)フィルタドライヤは冷媒中の水分と異物を除去する装置である
(4)受液器は圧縮機の吸込み側に設置する
(5)油分離器は圧縮機の吐出し側に設置し、冷媒ガスに混入した潤滑油を分離して圧縮機に戻す

問10

温度自動膨張弁の内部均圧式と外部均圧式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)外部均圧式は蒸発器での圧力降下が小さい場合に使用する
(2)内部均圧式も外部均圧式も構造は全く同じである
(3)内部均圧式温度自動膨張弁は蒸発器での圧力降下が小さい場合に使用する
(4)外部均圧式は均圧管を蒸発器の入口側に接続する
(5)内部均圧式は大形蒸発器に最も適している

問11

冷媒配管の圧力容器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)圧力容器の設計圧力は運転圧力より低くてよい
(2)圧力容器には腐れしろを考慮する必要がない
(3)圧力容器の材料は使用する冷媒の種類を考慮しなくてよい
(4)圧力容器の腐れしろは、圧力容器の板厚に腐食分の余裕を加えたものである
(5)圧力容器の板厚は薄いほど安全である

問12

安全装置の種類と特徴に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)溶栓(可溶栓)は温度の上昇によって溶融する金属を利用した安全装置である
(2)破裂板は何度でも繰り返し使用できる
(3)安全弁は一度作動すると交換が必要である
(4)高圧遮断装置は安全弁の代わりに設置すれば安全弁は不要である
(5)溶栓は圧力によって作動する安全装置である

問13

冷凍装置の圧力試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)気密試験は耐圧試験の前に行う
(2)耐圧試験は設計圧力または許容圧力の1.5倍以上の圧力で行う
(3)気密試験は水圧で行う
(4)耐圧試験と気密試験は同じ試験である
(5)圧力試験は不要である

問14

冷凍装置の運転中の異常に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)凝縮圧力が異常に高いときは冷媒が不足している可能性がある
(2)蒸発圧力が異常に高いときは膨張弁が詰まっている可能性がある
(3)圧縮機の吸込み蒸気が湿っているときは蒸発器の負荷が少なすぎる可能性がある
(4)冷凍装置の運転中に蒸発圧力が異常に低下した場合、冷媒の不足や蒸発器の着霜が原因として考えられる
(5)凝縮圧力が下がっても冷凍能力に影響はない

問15

冷凍装置の冷媒回収と保守に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷凍装置の冷媒は大気中に自由に放出してよい
(2)冷媒回収時は装置内を完全な真空にしてから回収するのがよい
(3)潤滑油の管理は不要である
(4)冷媒の漏れ検知には石鹸水や電子式検知器が使われる
(5)冷凍装置から冷媒を回収するときは、装置内を真空にしてはならない

第2科目:法令【20問】

問16

高圧ガス保安法における高圧ガスの定義に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)常用の温度において圧力が0.5MPa以上の圧縮ガスは高圧ガスである
(2)液化ガスはすべて高圧ガスに該当する
(3)常用の温度において圧力が1MPa以上となる圧縮ガスは高圧ガスである
(4)温度35℃で圧力が0MPaの圧縮ガスも高圧ガスに含まれる
(5)高圧ガスの定義は冷凍能力によって決まる

問17

高圧ガスの製造に関する届出について、正しいものはどれか。

(1)第二種製造者は許可を受けなければならない
(2)第二種製造者は事業所ごとに都道府県知事に届け出なければならない
(3)第一種製造者は届出のみで製造を開始できる
(4)すべての冷凍設備に許可が必要である
(5)届出は製造開始後30日以内に行えばよい

問18

冷凍能力の算定に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の冷凍能力の算定は、往復式やスクリュー式とは異なる計算式を用いる
(2)冷凍能力の算定にはすべての圧縮機で同じ計算式を用いる
(3)冷凍能力の算定には蒸発器の面積のみを用いる
(4)冷凍能力は圧縮機の回転数のみで決定される
(5)冷凍能力は冷却水量で算定する

問19

冷凍保安責任者の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷凍保安責任者を選任しても届出は不要である
(2)冷凍保安責任者の届出先は市町村長である
(3)冷凍保安責任者の届出は選任後1年以内に行えばよい
(4)冷凍保安責任者を選任したときは、遅滞なく都道府県知事に届け出なければならない
(5)冷凍保安責任者の解任時は届出が不要である

問20

冷凍保安責任者の代理者に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)代理者の選任は任意であり義務ではない
(2)代理者は資格がなくても選任できる
(3)代理者は冷凍保安責任者が常駐している場合でも選任しなければならない
(4)代理者は管理職であれば資格は不要である
(5)冷凍保安責任者の代理者は、冷凍保安責任者が旅行や病気などで職務を行えないときにその職務を代行する

問21

危害予防規程の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)危害予防規程は作成義務はあるが届出は不要である
(2)危害予防規程の変更時は届出不要で自社保管のみでよい
(3)危害予防規程を変更したときも都道府県知事に届け出なければならない
(4)危害予防規程の届出先は経済産業大臣である
(5)危害予防規程の届出は3年に1回でよい

問22

保安教育に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)保安教育の計画は就業規則に定めればよい
(2)保安教育の計画は危害予防規程に定めておく事項に含まれる
(3)保安教育は新入社員のみに行えばよい
(4)保安教育の内容は法令で細かく規定されている
(5)保安教育の記録は保存する必要がない

問23

定期自主検査に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)定期自主検査の検査記録は保存しなければならない
(2)定期自主検査は2年に1回で十分である
(3)定期自主検査は外部の検査機関のみが実施できる
(4)定期自主検査の結果は都道府県知事に報告する義務がある
(5)定期自主検査で異常が見つかっても運転を続けてよい

問24

保安検査の頻度に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)保安検査は毎年受けなければならない
(2)保安検査は5年に1回でよい
(3)保安検査の頻度は製造者が自由に決められる
(4)保安検査は3年以内に1回以上受けなければならない
(5)保安検査は10年に1回でよい

問25

完成検査に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)完成検査に不合格でも使用を開始できる
(2)完成検査は使用開始後に受ける検査である
(3)完成検査は第二種製造者のみに義務がある
(4)完成検査は製造者自身が行うことができる
(5)完成検査を受けて技術上の基準に適合すると認められた後でなければ使用してはならない

問26

冷凍設備の技術上の基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷凍設備は冷媒が多少漏れても問題ない構造でよい
(2)製造設備の材料は耐圧性のみ考慮すればよい
(3)冷凍設備は振動、衝撃、腐食等により冷媒ガスが漏れない構造でなければならない
(4)冷凍設備の気密性は運転開始後に確認すればよい
(5)製造設備の安全装置の設置は任意である

問27

製造設備に設ける安全弁の放出管に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)放出管の開口部の位置は特に定めがない
(2)製造設備に設ける安全弁の放出管の開口部の位置は、放出するガスの性質に応じた適切な場所にしなければならない
(3)放出管は建物の内部に開口していてよい
(4)可燃性ガスの放出管は火源の近くに設置できる
(5)放出管は不要である

問28

高圧ガスの貯蔵の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)貯蔵量にかかわらず届出は不要である
(2)100m³以上で届出が必要である
(3)1,000m³以上で届出が必要である
(4)300m³以上の高圧ガスを貯蔵するときは都道府県知事に届け出なければならない
(5)500m³以上で届出が必要である

問29

車両による高圧ガスの移動に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)車両で高圧ガスを移動する際に警戒標は不要である
(2)高圧ガスの移動には特に基準がない
(3)車両により高圧ガスを移動するとき、その車両の見やすい箇所に警戒標を掲げなければならない
(4)消火器の携行は推奨されるが義務ではない
(5)移動基準は可燃性ガスのみに適用される

問30

高圧ガスの廃棄に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)可燃性ガスの廃棄は、火気を取り扱う場所またはその付近では行ってはならない
(2)高圧ガスの廃棄は場所を選ばず行える
(3)毒性ガスの廃棄は通常のガスと同じ方法でよい
(4)廃棄基準は法令に定められていない
(5)可燃性ガスの廃棄は屋内で行うのが安全である

問31

容器検査に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)容器検査は外観検査のみで十分である
(2)容器検査の耐圧試験はガス圧で行わなければならない
(3)容器検査に不合格の容器にも一定条件でガスを充填できる
(4)容器検査は製造者自身が行う
(5)容器検査における耐圧試験では、水その他の安全な液体を使用して行う

問32

容器の附属品に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)容器の附属品には検査は不要である
(2)容器の附属品(バルブ等)にも検査が必要であり、附属品検査に合格しなければ使用できない
(3)附属品の検査は10年に1回でよい
(4)バルブは容器と一体であるため別途検査しない
(5)附属品検査に合格しても刻印は不要である

問33

容器への高圧ガスの充填に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)液化ガスの充填量に上限はない
(2)容器への充填量は製造者が自由に決められる
(3)容器には種類を問わずどのガスでも充填できる
(4)容器に充填できる高圧ガスの質量は、容器の内容積に応じて定められた数値を超えてはならない
(5)充填量は容器の外径で計算する

問34

指定設備に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)指定設備は第一種製造者のみが使用できる
(2)指定設備の認定を受けても検査の免除はない
(3)指定設備の認定を受けた冷凍設備を使用する第二種製造者は、届出が不要になる場合がある
(4)すべての冷凍設備が指定設備の認定を受けられる
(5)指定設備は認定後の変更が自由にできる

問35

帳簿の記載事項に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)帳簿に記載すべき事項には、製造施設に異常があった年月日およびその内容と措置が含まれる
(2)帳簿には冷媒の種類のみ記載すればよい
(3)帳簿の記載事項は製造者が自由に決めてよい
(4)帳簿は3年に1回記載すればよい
(5)帳簿への記載は任意であり義務ではない


解答・解説を見る

科目別の解説記事で復習

p-h線図の読み方と冷凍能力・成績係数(保安管理技術)

凝縮器の種類と特徴(保安管理技術)

冷凍能力の算定基準と適用区分(法令)

定期自主検査・保安検査・完成検査(法令)

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-模擬試験, 第三種冷凍機械責任者