建築物環境衛生管理技術者 模擬試験

ビル管理士模擬試験 第2回|全180問・解答解説付き

ビル管理士模擬試験 第2回(全180問)

本番と同じ7科目・全180問を、午前90問・午後90問に分けて解く当サイト独自の模擬試験です。公式過去問題や市販問題集の転載ではなく、公的基準を確認しながら作成したオリジナル問題です。

2026年8月14日に問題・5選択肢・正答・解説を全件突合しました。旧温湿度基準、旧兼任制度、複数正答になっていた設問、製品や現場条件を無視した断定を改訂し、解答用紙と全問解説も同時に公開しました。

本ページは学習用の非公式模試です。得点は本試験の合格を保証しません。法令・基準は受験年度の公式資料でも最終確認してください。

科目別問題数と判定基準

科目 問題 科目基準
建築物衛生行政概論 1〜20(20問) 8点以上
建築物の環境衛生 21〜45(25問) 10点以上
空気環境の調整 46〜90(45問) 18点以上
建築物の構造概論 91〜105(15問) 6点以上
給水及び排水の管理 106〜140(35問) 14点以上
清掃 141〜165(25問) 10点以上
ねずみ、昆虫等の防除 166〜180(15問) 6点以上
全科目 180問 117点以上

2025年度公式基準と同じく、各科目40%以上かつ全180問の65%以上(117点以上)の両方で判定します。総得点だけでなく、7科目を個別に採点してください。

始める前の3ステップ

  1. 全180問の解答用紙を別タブで開くか印刷する。
  2. 午前の問1〜90を180分、45分の休憩後に午後の問91〜180を180分で解く。初回到達時刻、保留数、見直し数も記録する。
  3. 終了後に全問の解答・解説で採点し、知識・条件適用・読解・計算・時間・転記のどこで失点したかを残す。

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行政環境衛生空気環境構造給排水清掃防除


第1科目:建築物衛生行政概論

問1

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)において、特定建築物の届出に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)特定建築物の届出は、所有者が都道府県知事に届け出なければならない
(2)届出は、特定建築物に該当することとなった日から1か月以内に行わなければならない
(3)届出事項に変更があった場合、変更の届出は不要である
(4)届出を怠った場合の罰則は定められていない
(5)届出は、建築物環境衛生管理技術者が行わなければならない

問2

建築物環境衛生管理技術者免状に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)免状は厚生労働大臣が交付する
(2)建築物環境衛生管理技術者試験に合格した者に交付される
(3)厚生労働大臣の登録を受けた者が行う講習会の課程を修了した者にも交付される
(4)免状の有効期間は5年であり、更新が必要である
(5)免状の返納を命じられた者は、1年を経過しなければ再交付を受けることができない

問3

建築物衛生法に基づく事業の登録に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)登録の有効期間は3年であり、3年ごとに更新を受ける必要がある
(2)登録は一度受ければ永久に有効である
(3)登録の有効期間は6年であり、6年ごとに更新を受ける必要がある
(4)登録の有効期間は5年であり、5年ごとに更新を受ける必要がある
(5)登録の有効期間は10年であり、10年ごとに更新を受ける必要がある

問4

特定建築物の飲料水について、4月8日に給水栓の遊離残留塩素を検査した。7日以内ごとの検査を守る場合、次回期限はいつか。

(1)4月9日
(2)4月14日
(3)4月16日
(4)4月15日
(5)5月8日

問5

建築物衛生法における罰則に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)特定建築物の届出を怠った者は、100万円以下の罰金に処せられる
(2)都道府県知事の改善命令に違反した者は、100万円以下の罰金に処せられる
(3)立入検査を拒んだ者は、30万円以下の罰金に処せられる
(4)建築物環境衛生管理技術者を選任しなかった場合の罰則はない
(5)虚偽の届出をした場合でも、罰則は適用されない

問6

建築物衛生法における特定建築物の用途に該当しないものはどれか。

(1)事務所
(2)百貨店
(3)図書館
(4)工場
(5)旅館

問7

建築物環境衛生管理技術者の職務として、建築物衛生法に規定されていないものはどれか。

(1)特定建築物の届出を行うこと
(2)維持管理が環境衛生上適正に行われるよう監督すること
(3)環境衛生上の維持管理に関する測定または検査の実施とその評価
(4)維持管理に関する計画の立案
(5)環境衛生上必要な事項について意見を述べること

問8

建築物衛生法に基づく帳簿書類の保存期間として、正しいものはどれか。

(1)空気環境の測定結果は3年間保存しなければならない
(2)飲料水の水質検査の記録は10年間保存しなければならない
(3)ねずみ等の防除の記録は1年間保存すればよい
(4)空気環境の測定結果は5年間保存しなければならない
(5)すべての帳簿書類の保存期間は統一されていない

問9

WHO(世界保健機関)憲章における健康の定義に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)健康とは、身体的に完全に良好な状態をいう
(2)健康とは、身体的及び精神的に良好な状態をいう
(3)健康とは、医学的に異常が認められない状態をいう
(4)健康とは、日常生活に支障のない状態をいう
(5)健康とは、単に疾病がないということではなく、身体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態をいう

問10

建築物衛生法における特定建築物の延べ面積の算定に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)学校教育法第1条に規定する学校は8,000 m²以上で特定建築物となる
(2)延べ面積が3,000 m²以上の建築物はすべて特定建築物である
(3)地下駐車場の面積は延べ面積に含めない
(4)倉庫の面積は特定用途に供される面積に含まれる
(5)専ら事務所として使用される建築物は5,000 m²以上で特定建築物となる

問11

建築物衛生法に基づく登録業種として、定められていないものはどれか。

(1)建築物清掃業
(2)建築物電気設備管理業
(3)建築物空気環境測定業
(4)建築物飲料水水質検査業
(5)建築物飲料水貯水槽清掃業

問12

環境基本法に基づく環境基準の位置づけとして、最も適当なものはどれか。

(1)違反すれば直ちに刑罰となる排出基準
(2)事業者だけが任意に定める社内値
(3)地方公共団体が変更できない施設設計値
(4)政府が維持されることが望ましい環境上の条件として定める行政上の目標
(5)労働者個人だけに適用する作業環境基準

問13

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に基づく感染症の分類で、一類感染症に該当するものはどれか。

(1)結核
(2)エボラ出血熱
(3)コレラ
(4)腸管出血性大腸菌感染症
(5)インフルエンザ(H5N1)

問14

現行の建築物環境衛生管理基準(空気調和設備を設けている場合)の組合せとして、正しいものはどれか。

(1)CO 10ppm以下・温度17〜28℃・湿度30〜80%
(2)CO 6ppm以下・温度17〜28℃・湿度40〜70%
(3)CO 10ppm以下・温度18〜28℃・湿度40〜70%
(4)CO 6ppm以下・温度18〜30℃・湿度30〜80%
(5)CO 6ppm以下・温度18〜28℃・湿度40〜70%

問15

建築物衛生法に基づく空気環境の測定に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)測定は2か月以内ごとに1回行う
(2)測定は1か月以内ごとに1回行う
(3)測定は6か月以内ごとに1回行う
(4)測定は年1回行えばよい
(5)測定頻度は特定建築物の規模に応じて異なる

問16

地域保健法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)保健所は都道府県、政令指定都市、中核市、特別区等が設置する
(2)保健所は都道府県のみが設置できる
(3)保健所は市町村が設置する
(4)保健所の設置根拠は健康増進法である
(5)保健所には所長として医師を置く必要はない

問17

労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則において、事務室の気積(労働者1人あたりの気積)として定められている最低基準はどれか。

(1)5 m³以上
(2)10 m³以上
(3)15 m³以上
(4)20 m³以上
(5)25 m³以上

問18

建築物衛生法における雑用水の水質基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)大腸菌は検出されてもよい
(2)濁度の基準は5度以下である
(3)pH値の基準は5.8以上8.6以下である
(4)散水、修景、清掃に使用する水には遊離残留塩素の基準がない
(5)雑用水には水質基準が定められていない

問19

興行場法、旅館業法、公衆浴場法に共通する事項として、正しいものはどれか。

(1)いずれも厚生労働大臣の許可が必要である
(2)いずれも届出制である
(3)いずれも環境衛生監視員による立入検査の規定がない
(4)いずれも建築物衛生法の特定用途に該当しない
(5)いずれも都道府県知事等の許可が必要である

問20

同じ管理技術者を二以上の特定建築物に選任する際、2022年4月施行の制度に沿う対応はどれか。

(1)兼任は法律上一切できない
(2)所有者等が職務遂行に支障がないことを確認し、その結果を記載した書面を備える
(3)棟数だけを見て自動的に認める
(4)都道府県知事等の事前承認だけを受ければ所有者等の確認は不要
(5)管理技術者本人の口頭申告だけで足りる

第2科目:建築物の環境衛生

問21

WBGT(湿球黒球温度)指数に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)WBGTは乾球温度と湿球温度のみから算出される
(2)WBGTは寒冷環境の評価に用いられる
(3)WBGTの値が低いほど熱中症のリスクが高い
(4)屋内のWBGTは、自然湿球温度と黒球温度から算出される
(5)WBGTは放射熱の影響を考慮していない

問22

有効温度(ET:Effective Temperature)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)気温、湿度、気流の3要素を総合した体感温度指標である
(2)放射熱の影響は考慮されていない
(3)同じ温熱感覚を与える環境条件の組み合わせを等感帯として表現する
(4)有効温度は平均放射温度を含めて算出される
(5)Yaglouらによって提唱された

問23

暑熱環境で、周囲の気温が皮膚温より高い場合の人体の放熱に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)発汗による蒸発放熱の重要性が高まる
(2)対流による放熱は必ず増える
(3)放射と対流だけで体温を維持できる
(4)湿度が高いほど汗は蒸発しやすい
(5)気流は汗の蒸発に影響しない

問24

食中毒に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ボツリヌス菌は毒素型食中毒を引き起こす
(2)黄色ブドウ球菌による食中毒は感染型である
(3)ノロウイルスによる食中毒は毒素型である
(4)サルモネラ菌による食中毒の潜伏期間は通常5〜7日である
(5)腸炎ビブリオは低温でも活発に増殖する

問25

アレルギーに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)I型アレルギーは遅延型アレルギーとも呼ばれる
(2)アナフィラキシーショックはI型アレルギー反応である
(3)気管支喘息はIV型アレルギーに分類される
(4)接触性皮膚炎はI型アレルギーに分類される
(5)ツベルクリン反応はII型アレルギーである

問26

感染経路の分類に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)結核は接触感染により伝播する
(2)インフルエンザは経口感染のみで伝播する
(3)コレラは空気感染により伝播する
(4)麻疹(はしか)は空気感染(飛沫核感染)により伝播する
(5)破傷風は飛沫感染により伝播する

問27

電離放射線の人体影響に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)白血病は確率的影響に分類される
(2)確定的影響にはしきい値がない
(3)確率的影響にはしきい値が存在する
(4)皮膚紅斑は確率的影響に分類される
(5)白内障は確率的影響に分類される

問28

振動障害に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)局所振動障害はレイノー現象(白ろう病)を引き起こすことがある
(2)チェーンソーや削岩機の使用が原因となる
(3)末梢血管障害、末梢神経障害、運動器障害がみられる
(4)全身振動は主に乗り物の運転により受ける
(5)振動障害は高温環境で発症しやすい

問29

シックビル症候群(シックビルディングシンドローム)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)原因物質が特定できない場合が多い
(2)症状は当該建築物を離れると軽快することが多い
(3)特定の化学物質が原因として明確に同定される場合をいう
(4)目、鼻、のどの刺激症状が特徴的である
(5)換気量の不足が一因となることがある

問30

紫外線に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)紫外線は波長が可視光線より長い電磁波である
(2)UV-Cはオゾン層で吸収されず地表に到達する
(3)紫外線は皮膚におけるビタミンA合成に関与する
(4)UV-Aの波長はUV-Bより短い
(5)紫外線による急性障害として電気性眼炎がある

問31

たばこ煙に含まれる有害物質に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)主流煙より副流煙の方が一酸化炭素の濃度が高い
(2)ニコチンは依存性を有する
(3)たばこ煙にはホルムアルデヒドが含まれる
(4)副流煙には発がん性物質が含まれる
(5)主流煙は副流煙に比べてpHが高い(アルカリ性)

問32

一酸化炭素中毒に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)一酸化炭素は特有の刺激臭がある
(2)一酸化炭素中毒は低濃度では回復後に後遺症を残さない
(3)一酸化炭素のヘモグロビンとの親和性は酸素の約200〜250倍である
(4)一酸化炭素中毒の治療には窒素吸入が有効である
(5)血中COHb濃度が5%で意識障害が出現する

問33

室内空気汚染物質であるホルムアルデヒドに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)合板や壁紙の接着剤から放散される
(2)シックハウス症候群の主要な原因物質の一つである
(3)建築基準法では内装材の使用面積が制限されている
(4)ホルムアルデヒドは不揮発性の有機化合物である
(5)厚生労働省の室内濃度指針値は0.1 mg/m³(0.08 ppm)である

問34

水道法に基づく水質基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)一般細菌は1 mLの検水で形成される集落数が1,000以下であること
(2)大腸菌は検出されないこと
(3)大腸菌は100 mL中に10個以下であること
(4)pH値は6.0以上9.0以下であること
(5)濁度は5度以下であること

問35

ヒトの温熱環境に対する生理的反応に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)寒冷環境ではふるえ(シバリング)により産熱が増加する
(2)暑熱環境では皮膚血管が収縮する
(3)寒冷環境では発汗が促進される
(4)暑熱環境では不感蒸泄が減少する
(5)暑熱環境では基礎代謝が著しく増加する

問36

感染症対策でいう『感染成立の三要因』の組合せとして、正しいものはどれか。

(1)病原体・抗菌薬・換気回数
(2)感染源・湿球温度・照度
(3)感染源・感染経路・感受性宿主
(4)潜伏期間・致命率・有病率
(5)自然免疫・獲得免疫・集団免疫

問37

人体の免疫に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)自然免疫には好中球やマクロファージによる食作用がある
(2)獲得免疫には体液性免疫と細胞性免疫がある
(3)体液性免疫の主役は抗体(免疫グロブリン)である
(4)細胞性免疫の主役はB細胞である
(5)ワクチン接種は能動免疫に分類される

問38

疫学に関する用語の説明として、正しいものはどれか。

(1)罹患率とは、ある時点における有病者の割合である
(2)致命率とは、ある疾病にかかった者のうち、その疾病で死亡した者の割合である
(3)有病率とは、一定期間における新規患者の発生割合である
(4)相対危険度は暴露群と非暴露群の罹患率の差で表される
(5)寄与危険度は暴露群と非暴露群の罹患率の比で表される

問39

アスベスト(石綿)による健康障害に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)アスベストの健康影響は主に経口摂取による
(2)アスベストの発がん性は否定されている
(3)石綿肺はじん肺に含まれない
(4)アスベスト暴露から発症までの潜伏期間は通常1年以内である
(5)中皮腫はアスベスト暴露と関連が深い

問40

騒音の健康影響に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)騒音性難聴は感音性難聴に分類される
(2)騒音性難聴は早期に発見すれば完全に回復する
(3)騒音性難聴は初期に4,000 Hz付近の聴力低下が特徴的である
(4)騒音により血圧が上昇することがある
(5)騒音は睡眠障害の原因となる

問41

VDT(Visual Display Terminal)作業に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ディスプレイ画面の上端は目の高さより上にあることが望ましい
(2)ディスプレイと目の距離は40 cm以上が望ましい
(3)室内照明は1,000ルクス以上が望ましい
(4)一連続作業時間は2時間以内とし、次の連続作業までに10〜15分の作業休止時間を設ける
(5)ディスプレイ画面への映り込みを防ぐため、窓に背を向けて作業する

問42

レジオネラ属菌に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)ヒトからヒトへの感染が主要な感染経路である
(2)冷却塔や循環式浴槽で増殖しやすい
(3)エアロゾルの吸入により感染する
(4)20〜50℃の温水環境で増殖しやすい
(5)レジオネラ肺炎は重症化することがある

問43

喫煙と健康に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)健康増進法では受動喫煙の防止に関する規定がある
(2)受動喫煙による健康影響は科学的に証明されていない
(3)喫煙は心臓疾患のリスクとは関連がない
(4)副流煙には有害物質がほとんど含まれない
(5)電子たばこには健康リスクがない

問44

ある年の出生数が40,000人、生後1年未満の死亡数が60人だった。乳児死亡率(出生千対)はどれか。

(1)0.15
(2)0.67
(3)1.5
(4)6.0
(5)15

問45

衛生害虫等が媒介する感染症に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)デング熱はアカイエカが主な媒介蚊である
(2)日本脳炎はヒトスジシマカが主な媒介蚊である
(3)ジカウイルス感染症はツェツェバエが媒介する
(4)ペストはシラミが媒介する
(5)マラリアはハマダラカが媒介する

第3科目:空気環境の調整

問46

暖房負荷の計算に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)暖房負荷の計算では外壁を通しての熱損失を考慮する
(2)暖房負荷の計算には日射による熱取得を加算する
(3)暖房負荷には人体からの発熱を加算する
(4)暖房負荷はすきま風による熱取得を含む
(5)暖房負荷には照明からの発熱を加算する

問47

乾球温度30℃の空気600m³/hと20℃の空気400m³/hを、密度・比熱が等しく熱損失もないとして混合する。混合後の乾球温度はどれか。

(1)22℃
(2)24℃
(3)25℃
(4)26℃
(5)28℃

問48

加湿方式に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)蒸気加湿方式は空気の温度をほとんど変化させずに加湿できる
(2)水噴霧加湿方式では空気の乾球温度が低下する
(3)気化式加湿方式は断熱加湿に分類される
(4)蒸気加湿方式は等温加湿とも呼ばれる
(5)水噴霧加湿方式は等温加湿に分類される

問49

配管の腐食対策に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)異種金属の接触を避けることが腐食防止に有効である
(2)配管内の流速を適切に保つことが腐食防止に重要である
(3)配管内の水中の溶存酸素を増加させると腐食を防止できる
(4)防食剤の投入は腐食防止に有効である
(5)ライニングやコーティングは配管の防食に有効である

問50

騒音のdB(デシベル)計算に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)同じ音圧レベルの音源が2つあると、合成音圧レベルは元の2倍のdBになる
(2)同じ音圧レベルの音源が2つあると、合成音圧レベルは元の値より約6 dB増加する
(3)同じ音圧レベルの音源が2つあると、合成音圧レベルは元の値より約10 dB増加する
(4)同じ音圧レベルの音源が2つあると、合成音圧レベルは元の値より約3 dB増加する
(5)同じ音圧レベルの音源が2つあると、合成音圧レベルは変化しない

問51

NC曲線(Noise Criteria曲線)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)NC曲線は騒音の周波数特性を考慮した評価法である
(2)NC値が大きいほど静かな環境を示す
(3)NC曲線はA特性音圧レベルと同じ評価方法である
(4)NC曲線は屋外騒音の評価に主に使用される
(5)NC値の評価にはオクターブバンド分析は不要である

問52

省エネルギー法(建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)延べ面積300 m²以上の非住宅建築物の新築には適合義務がある
(2)すべての建築物は省エネ基準への適合が義務付けられている
(3)建築物のエネルギー消費性能は一次エネルギー消費量で評価される
(4)省エネ基準は暖房設備のみを対象としている
(5)住宅には省エネ基準の適合義務はない

問53

空調方式における単一ダクト方式に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)CAV方式では送風量を変化させて室温を制御する
(2)定風量(CAV)方式と変風量(VAV)方式がある
(3)各室の個別制御はVAV方式の方がCAV方式より優れている
(4)ダクトスペースは二重ダクト方式より小さくなる
(5)VAV方式は搬送動力の低減が期待できる

問54

冷凍機の成績係数(COP)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)COPは消費電力を冷凍能力で割った値である
(2)吸収式冷凍機のCOPは一般に圧縮式より大きい
(3)COPが大きいほどエネルギー効率が良い
(4)COPは常に1以下である
(5)COPは冷水温度に影響されない

問55

空気調和設備のフィルタに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)HEPAフィルタの粒子捕集率は定格風量で90%以上である
(2)HEPAフィルタの粒子捕集率は定格風量で99.97%以上である
(3)プレフィルタはHEPAフィルタの下流側に設置する
(4)電気集じん器はフィルタの一種であり、オゾンを発生しない
(5)ろ材の圧力損失が増加すると粒子捕集率は低下する

問56

換気に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)第二種機械換気は室内が負圧になる
(2)第三種機械換気は給気を機械で行い排気は自然排気とする方式である
(3)第一種機械換気は室内の圧力制御ができない
(4)第一種機械換気は給気・排気ともに機械で行う方式である
(5)自然換気は風力換気のみである

問57

冷却塔に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)開放型冷却塔は大気と冷却水が直接接触する
(2)冷却塔の冷却水温度は外気の乾球温度まで低下させることができる
(3)密閉型冷却塔は冷却水が大気に直接触れない
(4)冷却塔では水の蒸発潜熱を利用して冷却する
(5)レジオネラ属菌の増殖対策が重要である

問58

貫流ボイラーの一般的な特徴として、最も適当なものはどれか。

(1)大きな胴に多量の水を保有する
(2)管の一端から給水し、保有水量が少ないため比較的起動が速い
(3)鋳鉄製セクションを現場で組み立てる
(4)冷媒と吸収剤で冷水を作る
(5)真空ポンプだけで蒸気を発生させる

問59

ダクトの設計に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)等速法は主ダクトの風速を一定に設計する方法である
(2)静圧再取得法は全ダクトの静圧を一定に保つ方法である
(3)等摩擦損失法は各区間の単位長さあたりの摩擦損失を一定に設計する方法である
(4)角ダクトは丸ダクトより摩擦損失が小さい
(5)フレキシブルダクトはリジッドダクトより摩擦損失が小さい

問60

遠心ポンプの回転数を1,200min⁻¹から1,500min⁻¹へ変えた。相似則が成り立ち、変更前流量が48m³/hなら変更後流量はどれか。

(1)30.7m³/h
(2)38.4m³/h
(3)75m³/h
(4)60m³/h
(5)93.8m³/h

問61

空気線図に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)乾球温度と相対湿度が分かれば湿り空気の状態が決まる
(2)絶対湿度は乾球温度の上昇に伴い変化しない(加除湿がない場合)
(3)露点温度は絶対湿度が同じであれば乾球温度に関係なく一定である
(4)湿球温度線と等エンタルピー線は完全に一致する
(5)相対湿度100%の線は飽和曲線を示す

問62

空調設備の自動制御に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)二位置制御(ON-OFF制御)ではオフセットが生じない
(2)比例制御(P制御)ではオフセット(残留偏差)が生じる
(3)積分制御(I制御)はオフセットを除去する作用がある
(4)微分制御(D制御)は偏差の変化速度に応じて操作量を出力する
(5)PID制御はP制御、I制御、D制御を組み合わせた制御方式である

問63

空調設備における全熱交換器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)全熱交換器は排気中の熱と水分を給気に回収する装置である
(2)全熱交換器は顕熱のみを回収する装置である
(3)回転型全熱交換器では給気と排気の混合は起こらない
(4)全熱交換器を使用すると換気量を減らすことができる
(5)全熱交換器は夏季のみ有効である

問64

音の伝搬と遮音に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)質量則によると、壁の面密度が大きいほど遮音性能は低い
(2)二重壁は常に単層壁より遮音性能が優れている
(3)吸音材を壁に貼ると透過損失が大きく向上する
(4)開口部があっても遮音性能にはほとんど影響しない
(5)コインシデンス効果により特定の周波数で遮音性能が低下する

問65

建築物における結露対策に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)壁体の熱貫流率を大きくすると表面結露が生じにくい
(2)壁体の室内側に防湿層を設けることは内部結露防止に有効である
(3)断熱材は壁体の外側に設置する方が内部結露が生じにくい
(4)室内の換気を増やすことは表面結露の防止に有効である
(5)複層ガラスの採用は窓の表面結露防止に有効である

問66

照明に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)点光源からの照度は距離の3乗に反比例する
(2)全般照明方式はタスク・アンビエント照明方式より省エネ性に優れる
(3)照明率は光源の発光効率を示す指標である
(4)LEDの発光効率は白熱電球より低い
(5)演色性とは光源が物体の色の見え方に及ぼす影響をいう

問67

空調設備における冷媒に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)R410AはHCFC冷媒に分類される
(2)R32はオゾン層破壊係数(ODP)が0の冷媒である
(3)CFC冷媒は現在も新規製造が認められている
(4)HCFC冷媒はオゾン層破壊係数が0である
(5)自然冷媒にはフロンが含まれる

問68

定常状態のCO₂収支から必要換気量を求める式として、最も適当なものはどれか。

(1)換気量=室容積÷在室人数
(2)換気量=外気CO₂濃度÷室内許容濃度
(3)換気量=CO₂発生量÷(室内許容濃度-外気濃度)
(4)換気量=CO₂発生量×室容積
(5)換気量は室容積だけで決まり在室人数に関係しない

問69

空調配管方式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)2管式は冷水管と温水管を別々に設ける方式である
(2)4管式は冷暖房の同時運転が可能である
(3)逆還り方式(リバースリターン)は各機器の流量バランスが悪い
(4)開放回路は密閉回路に比べて腐食が起こりにくい
(5)2管式は4管式に比べて配管スペースが大きい

問70

浮遊粉じんの測定に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)建築物衛生法の測定対象は粒径20μm以下の粒子である
(2)光散乱法は重量法の代替法として使用される
(3)重量法ではろ紙上の粒子数を顕微鏡で計数する
(4)デジタル粉じん計で測定した値は較正不要である
(5)浮遊粉じんの測定は年1回行えばよい

問71

熱伝達に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)対流熱伝達は真空中でも生じる
(2)熱伝導率が大きい材料ほど断熱性能が高い
(3)壁体の熱貫流率は壁厚に比例して大きくなる
(4)放射(輻射)による熱移動は媒体を必要としない
(5)強制対流の熱伝達率は自然対流より小さい

問72

ファンコイルユニット(FCU)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)FCUは外気処理機能を持つため、別途外気処理装置は不要である
(2)FCUは送風機と熱交換コイル、フィルタで構成される
(3)FCUは各室の個別制御が可能である
(4)FCUには床置型、天井吊型、天井埋込型などがある
(5)FCUのフィルタは粗じん用フィルタが使用される

問73

吸収式冷凍機に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷媒にフロンを使用する
(2)吸収剤に水を使用し、冷媒に臭化リチウムを使用する
(3)電力消費量は圧縮式と同程度である
(4)冷媒に水を使用し、吸収剤に臭化リチウム水溶液を使用する
(5)振動・騒音は圧縮式より大きい

問74

室内の気流に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ドラフトとは不快な気流感のことである
(2)建築物衛生法の管理基準における気流の基準値は1.0 m/s以下である
(3)コールドドラフトは暖房時に窓際で上昇気流が生じる現象である
(4)気流が速いほど体感温度は上昇する
(5)置換換気方式では天井から高速で給気する

問75

空調設備におけるVAV(変風量)方式に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)送風温度は負荷に応じて変化させる
(2)各室の負荷変動に応じて送風量を変化させる
(3)搬送動力の低減が期待できる
(4)低負荷時に換気量が不足する場合がある
(5)VAVユニットにより各室の風量を制御する

問76

建築物の熱負荷に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)外気負荷は暖房時には考慮しない
(2)日射負荷は暖房負荷として加算する
(3)潜熱負荷は温度変化のみに起因する熱負荷である
(4)冷房負荷には構造体の蓄熱効果は考慮しない
(5)内部発熱には人体、照明、機器からの発熱が含まれる

問77

環境測定に使用する機器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)アスマン通風乾湿計は自然通風により湿度を測定する
(2)カタ温度計は気温の精密測定に使用される
(3)サーミスタ温度計は測定範囲が狭く空調管理に適さない
(4)グローブ温度計は平均放射温度(MRT)の測定に使用される
(5)赤外線温度計は空気の温度測定に主に使用される

問78

成人18人が各0.022m³/hのCO₂を発生する。室内1,000ppm、外気420ppmを上限条件とした定常・完全混合モデルで必要換気量に最も近い値はどれか。

(1)220m³/h
(2)396m³/h
(3)1,000m³/h
(4)1,800m³/h
(5)683m³/h

問79

エアフローウィンドウに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)室内の正圧を維持するために使用される
(2)夏季のみ効果がある
(3)窓面からの冷放射の増加が期待できる
(4)外壁の窓部に設けた二重ガラスの間に室内還気を通す方式である
(5)外気を窓ガラス間に通す方式である

問80

防火・防煙ダンパの作動条件を確認する方法として、最も適当なものはどれか。

(1)すべて72℃作動と暗記する
(2)設備図、製品仕様、設置場所を照合し、温度ヒューズや煙感知器との連動条件を確認する
(3)厨房排気も一般空調も同じ仕様にする
(4)作動試験をせず外観だけで判定する
(5)防煙ダンパは必ず温度ヒューズだけで閉鎖する

問81

空気調和設備の省エネルギー手法として、誤っているものはどれか。

(1)外気冷房の採用
(2)全熱交換器の導入
(3)外気取入量の制限によるCO₂基準値の緩和
(4)変流量(VWV)制御の採用
(5)高効率機器の採用

問82

空調設備におけるコージェネレーションに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)電力のみを発生する装置である
(2)エネルギー利用効率は通常の発電方式と同程度である
(3)小規模建築物にのみ適用される
(4)発電時の排熱を冷暖房や給湯に利用するシステムである
(5)再生可能エネルギーのみを使用する

問83

空調設備の蓄熱システムに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)氷蓄熱は水蓄熱より蓄熱密度が低い
(2)蓄熱システムはピーク電力の削減に寄与する
(3)蓄熱槽は建築物の地下に設置できない
(4)蓄熱システムでは熱源機の容量を大きくする必要がある
(5)蓄熱システムは夏季の冷房にのみ使用される

問84

室内の温熱環境の評価指標であるPMV(Predicted Mean Vote)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)PMVは気温のみから算出される指標である
(2)PMVの範囲は0から100の値をとる
(3)PMVはFangerが提唱した指標で、4つの環境要素のみから算出される
(4)PMVが正の値のとき寒い側を示す
(5)PMVが0のとき、中立的(快適に近い)な状態を示す

問85

空調機のコイルに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷却コイルの列数が多いほど除湿能力は低い
(2)加熱コイルは蒸気コイルと温水コイルの2種類のみである
(3)冷却コイルの通過風速は一般に5〜10 m/sが適切である
(4)冷却コイルのフィンピッチが小さいほど清掃が容易である
(5)冷却コイルでは空気側が管外、水側が管内を通る

問86

外気温-6℃で温水コイルを運転中、送風機停止信号が出た。凍結防止の初動として最も適当なものはどれか。

(1)外気ダンパを全開にする
(2)温水弁を全閉して循環も止める
(3)コイルへ水道水を散布する
(4)外気ダンパを閉じ、温水循環を確保し、凍結防止サーモとコイル温度を確認する
(5)警報を解除して送風機だけ再起動する

問87

建築物の気密性と換気に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)気密性が高い建築物では自然換気量が増加する
(2)高層建築物では煙突効果(スタック効果)は発生しない
(3)煙突効果は夏季に最も顕著になる
(4)気密性が低い建築物ではすきま風が多く冷暖房負荷が増大する
(5)気密性は換気計画に影響しない

問88

空調設備におけるヒートポンプに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ヒートポンプは暖房のみに使用される装置である
(2)水熱源ヒートポンプは空気熱源に比べて安定した運転が可能である
(3)空気熱源ヒートポンプは外気温度が低いほど暖房能力が向上する
(4)ヒートポンプのCOPは常に1未満である
(5)ヒートポンプは電気ヒーターと同じ原理で熱を発生させる

問89

室内空気汚染物質の測定方法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)二酸化炭素の測定には検知管法は使用できない
(2)ホルムアルデヒドの測定にはDNPH法(捕集管法)が用いられる
(3)一酸化炭素の測定には比色法は使用できない
(4)気温の測定にはアスマン通風乾湿計は使用できない
(5)相対湿度の測定にはグローブ温度計を使用する

問90

空調システムにおけるBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)BEMSは空調設備の監視のみを行うシステムである
(2)BEMSの導入効果として省エネルギーは期待できない
(3)BEMSは大規模ビルにのみ導入可能である
(4)BEMSの運用にはデータ分析は不要である
(5)BEMSはエネルギー使用量の計測・分析・制御を統合的に行うシステムである

第4科目:建築物の構造概論

問91

プレストレストコンクリート(PC)構造に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)コンクリートにあらかじめ引張力を与えて圧縮応力に対する抵抗力を高めた構造である
(2)鉄骨とコンクリートを組み合わせた構造である
(3)通常の鉄筋コンクリート構造よりスパンを短くする必要がある
(4)プレストレストコンクリートは主に低層建築物に使用される
(5)コンクリートにあらかじめ圧縮力を与えて引張応力に対する抵抗力を高めた構造である

問92

カーテンウォールに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)カーテンウォールは非耐力壁である
(2)メタルカーテンウォールとプレキャストコンクリートカーテンウォールがある
(3)建築物の荷重を支持する構造部材である
(4)気密性、水密性、耐風圧性が要求される
(5)外装の軽量化に寄与する

問93

避難計画に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)2方向避難の確保は避難計画の基本原則である
(2)避難階段は1つのみ設ければ十分である
(3)避難経路の幅員は利用者数に関係なく一定でよい
(4)避難階は必ず1階でなければならない
(5)エレベーターは主要な避難手段として計画する

問94

防煙区画に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)防煙区画の面積は1,000 m²以内とする
(2)防煙区画は床面からの高さ50 cm以上の防煙壁で区画する
(3)防煙区画の面積は500 m²以内とし、防煙壁は天井面から50 cm以上下方に突出させる
(4)防煙壁は床面から天井面まで達する必要がある
(5)防煙区画にはスプリンクラーの設置が必須である

問95

非常用エレベーターに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)高さ20 mを超える建築物に設置義務がある
(2)高さ31 mを超える建築物に設置義務がある
(3)非常用エレベーターは一般利用者の避難用として計画する
(4)かごの定員に規定はない
(5)非常用エレベーターの乗降ロビーに排煙設備は不要である

問96

鉄筋コンクリート構造に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)鉄筋とコンクリートの熱膨張率はほぼ等しい
(2)コンクリートのアルカリ性が鉄筋の腐食を防止する
(3)鉄筋は主に引張力を負担する
(4)鉄筋のかぶり厚さは小さいほど耐久性に優れる
(5)コンクリートは圧縮力に強く引張力に弱い

問97

建築物の防火区画に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)面積区画は建築物の規模に関係なく一律の基準である
(2)竪穴区画は階段室やエレベーターシャフト等を区画するものである
(3)防火区画の壁は準不燃材料で造ればよい
(4)防火区画を貫通する配管には特に措置は不要である
(5)異種用途区画は同一用途の建築物内で設ける区画である

問98

建築物の基礎に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)べた基礎は建築物の底面全体を基礎スラブとする形式である
(2)直接基礎は支持地盤が深い場合に用いる
(3)杭基礎は支持地盤が浅い場合に用いる
(4)独立基礎はすべての建築物に適用可能である
(5)基礎の種類は建築物の用途のみで決定される

問99

建築物の消防設備に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)屋内消火栓は全ての建築物に設置が義務付けられている
(2)連結送水管は建築物に常時充水されている
(3)自動火災報知設備の感知器は熱感知器のみである
(4)スプリンクラー設備は感熱ヘッドが自動的に散水する設備である
(5)泡消火設備は電気室に設置される

問100

鉄骨構造に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)鉄骨構造は耐火性に優れている
(2)鉄骨構造は長スパンの空間に適している
(3)鉄骨構造は錆びにくいため防錆処理は不要である
(4)鉄骨構造は鉄筋コンクリート構造より重量が重い
(5)鉄骨構造は一般に剛性が高く振動しにくい

問101

建築物のエレベーターに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)トラクション式エレベーターは油圧により駆動する
(2)油圧式エレベーターは超高層建築物に適している
(3)機械室なしエレベーター(マシンルームレスエレベーター)は巻上機を昇降路内に設置する
(4)エレベーターの台数計画は建築物の階数のみで決定する
(5)地震時管制運転装置は震度6以上で作動する

問102

コンクリートの劣化に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)中性化が進行するとコンクリートの圧縮強度は著しく低下する
(2)中性化は大気中のCO₂によりコンクリートのアルカリ性が低下する現象である
(3)塩害は塩化物イオンにより鉄筋が腐食する現象である
(4)アルカリシリカ反応は骨材中の反応性シリカとアルカリが反応して膨張する現象である
(5)凍害は凍結融解の繰り返しによりコンクリートが劣化する現象である

問103

建築基準法上の防火材料と加熱時間の組合せとして、正しいものはどれか。

(1)不燃10分・準不燃5分・難燃3分
(2)不燃20分・準不燃10分・難燃5分
(3)不燃30分・準不燃20分・難燃10分
(4)不燃20分・準不燃20分・難燃20分
(5)3区分とも時間要件はない

問104

免震構造に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)建築物の重量を増加させて揺れを抑える構造である
(2)免震構造は横揺れに対しては効果がない
(3)建築物と基礎の間にアイソレータとダンパを設置し地震力を低減する
(4)免震構造の建築物は基礎に固定されている
(5)制震構造と同じ原理である

問105

建築物の設備スペースに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)EPS(Electric Pipe Space)は給排水管を通す竪穴スペースである
(2)DS(Duct Space)は空調ダクトを通す竪穴スペースである
(3)PS(Pipe Space)は電気配線を通す竪穴スペースである
(4)機械室は建築物の屋上にのみ設けられる
(5)設備スペースは延べ面積に算入されない

第5科目:給水及び排水の管理

問106

内径40mmの給水管を1.8L/sで水が流れる。平均流速に最も近い値はどれか。円周率は3.14とする。

(1)0.57m/s
(2)0.90m/s
(3)1.43m/s
(4)2.29m/s
(5)3.58m/s

問107

クロスコネクション防止に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)逆止弁を設ければクロスコネクションとはならない
(2)バルブを閉止してあればクロスコネクションとならない
(3)雑用水配管と飲料水配管を接続してもバルブで区切れば問題ない
(4)クロスコネクションは高置水槽方式のみで生じる問題である
(5)クロスコネクションとは飲料水系統と他の配管系統が接続されることである

問108

伸頂通気方式の説明として、正しいものはどれか。

(1)排水立て管の上部を管径を縮小せず延長して大気に開放する
(2)各器具トラップごとに通気管を設ける
(3)複数器具の上流側だけを閉止する
(4)排水横枝管と給水立て管を接続する
(5)通気末端を室内へ開放する

問109

水質のBODとCODに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)BODは微生物が有機物を分解する際に消費する酸素量である
(2)BODは化学的酸素要求量、CODは生物化学的酸素要求量の略称である
(3)CODは河川の水質基準として用いられ、BODは湖沼に用いられる
(4)BODとCODの値は常に一致する
(5)BODの値が小さいほど水質は悪い

問110

ディスポーザーに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ディスポーザーは全ての自治体で設置が認められている
(2)ディスポーザー排水処理システムは生ごみを粉砕し直接下水に排出する方式のみである
(3)ディスポーザーの使用は排水管の閉塞を防止する効果がある
(4)ディスポーザーの使用により下水処理場の負荷は軽減される
(5)ディスポーザー排水処理システムは排水処理装置と組み合わせて使用する

問111

給水の吐水口空間に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)逆止弁があれば必ず省略できる
(2)すべての管径で一律25mmとする
(3)飲料水管と雑用水管を直結したまま確保する
(4)配管の結露だけを防ぐために設ける
(5)吐水口端と越流面の間を空気で隔て、逆サイホンによる逆流を防ぐ

問112

受水槽の外観点検で、最も優先して是正すべき状態はどれか。

(1)点検記録に前回時刻が記載されている
(2)周囲6面を点検できる空間がある
(3)マンホールに防水・施錠措置がある
(4)オーバーフロー管の防虫網が破れ、虫の侵入痕がある
(5)水槽専用室に照明がある

問113

給湯設備に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)中央式給湯設備の給湯温度は40℃程度が適切である
(2)給湯管の膨張への対策は不要である
(3)レジオネラ属菌対策として貯湯槽内の温度は60℃以上に維持する
(4)給湯用の銅管は耐食性が低いため使用が禁止されている
(5)給湯循環ポンプは省エネのため使用しないほうがよい

問114

排水トラップに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水トラップの封水深は100〜200 mmが標準である
(2)二重トラップは排水の流れを良くするために推奨される
(3)Sトラップは自己サイフォン作用が起こりにくい
(4)封水の蒸発は問題にならない
(5)排水トラップの封水深は50〜100 mmが標準である

問115

飲料水の消毒に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)遊離残留塩素は給水栓で0.1 mg/L以上保持しなければならない
(2)遊離残留塩素は給水栓で0.4 mg/L以上保持しなければならない
(3)結合残留塩素は遊離残留塩素より殺菌力が強い
(4)残留塩素の測定は月1回行えばよい
(5)塩素消毒はウイルスには効果がない

問116

排水管のサイジングに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水横管の管径は排水立て管の管径より大きくしてはならない
(2)排水管の管径は上流側から下流側に向かって細くする
(3)排水横管の勾配は管径に関係なく一定である
(4)排水管の管径は上流側から下流側に向かって細くしてはならない
(5)排水管の管径は器具排水負荷単位に関係なく決定する

問117

汚水処理(浄化槽)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)BOD除去率が65%以上の浄化槽を合併処理浄化槽という
(2)浄化槽法では浄化槽の保守点検と清掃が義務付けられている
(3)単独処理浄化槽は、し尿と雑排水を処理する
(4)浄化槽の放流水の水質検査は任意である
(5)新設の単独処理浄化槽の設置は認められている

問118

排水ポンプに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水ポンプの吸込みピットには汚水の滞留を避けるため2台以上設置する
(2)排水ポンプは1台設置すれば十分である
(3)排水ポンプの運転制御にフロートスイッチは使用されない
(4)排水用水中モータポンプは主にビル排水に使用される
(5)排水ポンプの排水管には逆止弁は不要である

問119

給水方式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)水道直結直圧方式は高層建築物に最も適している
(2)ポンプ直送方式は受水槽からポンプで直接各所に給水する方式である
(3)高置水槽方式は水道本管の圧力で直接給水する方式である
(4)水道直結増圧方式は受水槽が必要である
(5)給水方式の選定に建築物の規模は関係しない

問120

配管材料に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)硬質ポリ塩化ビニル管は耐熱性に優れ高温配管に適している
(2)鋳鉄管は配管の継手接合が容易であるため排水管に適さない
(3)銅管は酸性水に強いため酸性の排水管に使用される
(4)ポリエチレン管は剛性が高く外力に弱い
(5)ステンレス鋼管は耐食性に優れ給水・給湯管に使用される

問121

雨水利用設備の計画として、最も適当なものはどれか。

(1)飲料水管と雨水管をバルブだけで直結する
(2)初期雨水を優先して貯留する
(3)処理水の水質や残留塩素は確認しない
(4)雨が降らない期間の補給方法を計画しない
(5)用途を便所洗浄・散水等に限定し、配管識別とクロスコネクション防止を行う

問122

排水の水質試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)pHの測定にはDPD法が使用される
(2)透視度は排水の清澄度を示す指標である
(3)残留塩素の測定にはガラス電極法が使用される
(4)SS(浮遊物質量)はガスクロマトグラフ法で測定する
(5)大腸菌群の検査にはろ過法は使用されない

問123

排水設備の掃除口に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)掃除口は排水横管の起点にのみ設ければよい
(2)掃除口の大きさは管径に関係なく一定である
(3)掃除口は排水管の点検・清掃のために不要である
(4)掃除口は排水立て管には設けない
(5)掃除口は排水管の閉塞時の清掃のために設ける

問124

給水設備のウォーターハンマー(水撃作用)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ウォーターハンマー防止にはエアチャンバーや水撃防止器が有効である
(2)ウォーターハンマーはバルブを緩やかに閉じると発生しやすい
(3)管内流速が遅いほどウォーターハンマーは発生しやすい
(4)ウォーターハンマーは給湯管のみで発生する
(5)ウォーターハンマーは配管に影響を与えない

問125

特定建築物における飲料水の管理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)貯水槽の清掃は2年に1回行えばよい
(2)高置水槽の有効容量は1日使用水量の1/2程度とする
(3)貯水槽の清掃は1年以内ごとに1回行う
(4)飲料水の水質検査は3年に1回行う
(5)受水槽のオーバーフロー管には防虫網は不要である

問126

排水再利用設備に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水再利用水は飲料水として使用できる
(2)排水再利用の原水として厨房排水が最も適している
(3)排水再利用設備にはろ過設備のみが必要である
(4)排水再利用水は残留塩素の保持は不要である
(5)排水再利用水は雑用水の水質基準に適合する必要がある

問127

通気管に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)通気管の末端は窓等の開口部の下方に開放する
(2)通気管の末端は外壁面から600 mm以上離して大気に開放する
(3)通気管の管径は排水管と同径でなければならない
(4)通気管は排水の流量を増大させるために設ける
(5)通気管は排水管の圧力変動を防止するために設ける

問128

給水設備のバルブ(弁)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)仕切弁は流量調整に最も適している
(2)玉形弁は全開・全閉の使用に適し、流量調整には適さない
(3)バタフライ弁は小口径の配管に主に使用される
(4)逆止弁(チャッキ弁)は水の逆流を防止する
(5)ボール弁は圧力損失が大きいため使用が制限される

問129

排水槽に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水槽の底部は吸込みピットに向かって1/15以上1/10以下の勾配を設ける
(2)排水槽の底部は吸込みピットに向かって1/5以上の勾配を設ける
(3)排水槽には通気管を設ける必要はない
(4)排水槽の清掃は建築物衛生法では規定されていない
(5)排水槽のマンホールの大きさは直径45 cm以上とする

問130

水道法に基づく簡易専用水道に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)受水槽の有効容量が5 m³を超えるものが簡易専用水道に該当する
(2)簡易専用水道の管理検査は5年に1回行う
(3)簡易専用水道の設置者は水質検査を毎月実施しなければならない
(4)受水槽の有効容量が10 m³を超えるものが簡易専用水道に該当する
(5)簡易専用水道には貯水槽の清掃義務はない

問131

排水横管の最小勾配に関する組合せとして、正しいものはどれか。

(1)管径65mm以下:1/100、75〜100mm:1/50
(2)管径75〜100mm:1/150、125mm:1/100
(3)管径65mm以下:1/50、75〜100mm:1/100
(4)管径125mm:1/50、150mm以上:1/100
(5)全管径:1/100

問132

設計演習として、1日使用水量80m³、受水槽の有効容量をその45%と仮定する。有効容量はどれか。

(1)18m³
(2)44m³
(3)36m³
(4)80m³
(5)176m³

問133

さや管ヘッダー方式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)さや管ヘッダー方式は各器具への配管を先分岐方式で行う
(2)さや管ヘッダー方式はヘッダーから各器具まで1本ずつ配管する
(3)さや管ヘッダー方式は配管の更新が困難である
(4)さや管ヘッダー方式は集合住宅には適さない
(5)さや管ヘッダー方式は漏水が起きやすい

問134

建築物における排水の間接排水に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)間接排水は汚水管と器具排水管を直接接続する方式である
(2)飲食物を扱う機器の排水には間接排水は不要である
(3)間接排水の排水口空間は10 mm以上あればよい
(4)冷蔵庫の排水には間接排水は適用されない
(5)間接排水は排水口空間を設けて排水する方式であり、逆流防止に有効である

問135

給水設備のFRP製受水槽に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)FRP製受水槽は紫外線による劣化の心配がない
(2)FRP製受水槽は金属製受水槽より重量が重い
(3)FRP製受水槽は光透過により藻が発生することがある
(4)FRP製受水槽の内面にはコーティング処理が不要である
(5)FRP製受水槽は屋外設置に特に適している

問136

排水通気管の管末処理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)通気管の末端は建築物の窓や出入口から3 m以上離す
(2)通気管の末端は大気に開放し、衛生上有害な場所の近くに設けない
(3)通気管の末端を排水管に接続して循環させる
(4)通気管の末端は地表面に向けて開放する
(5)通気管の末端には必ず弁を設置する

問137

給水設備における高置水槽方式の特徴に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)高置水槽方式はポンプ直送方式より衛生面で優れている
(2)受水槽と高置水槽の2つの水槽を必要とする
(3)揚水ポンプにより高置水槽へ送水する
(4)高置水槽からは重力により各所に給水する
(5)水道本管の断水時でも高置水槽の水量分は給水できる

問138

排水管の材料に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)鉛管は現在も排水管として広く使用されている
(2)コンクリート管は屋内排水管として最も適している
(3)排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管は耐食性に優れる
(4)排水鋳鉄管は軽量で施工が容易である
(5)銅管は排水管として最も一般的に使用される

問139

建築物における中水道システムに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)中水道は飲料水として使用する水を処理するシステムである
(2)中水道の処理水は水道法の水質基準に適合する必要がある
(3)中水道は雨水や排水を処理して雑用水として再利用するシステムである
(4)中水道システムでは残留塩素の管理は不要である
(5)中水道の配管は飲料水の配管と共用できる

問140

給水設備における逆流防止装置に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)逆止弁を設ければ吐水口空間は不要である
(2)バキュームブレーカは常時圧力がかかる配管に設置する
(3)逆流防止装置は汚染のおそれがない場所では不要である
(4)逆流防止の方法には吐水口空間、逆止弁、バキュームブレーカ等がある
(5)吐水口空間は逆流防止には効果がない

第6科目:清掃

問141

ウェットメンテナンス(湿式維持管理)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ウェットメンテナンスはカーペット床に最も適している
(2)ウェットメンテナンスはドライメンテナンスより維持費が少ない
(3)ウェットメンテナンスは水または洗剤液を使用して床を清掃・管理する方法である
(4)ウェットメンテナンスは乾燥時間が不要である
(5)ウェットメンテナンスは石材床には適用できない

問142

スプレーバフ法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)フロアポリッシュ皮膜を完全に剥離する方法である
(2)ワックスを厚く塗布する方法である
(3)洗浄液をスプレーしながらフロアパッドで磨く方法で、表面の光沢を回復させる
(4)カーペットの洗浄方法である
(5)スプレーバフ法ではフロアポリッシュは使用しない

問143

製品仕様が『原液使用、標準塗布量10m²/L、2層』のフロアポリッシュを1,500m²へ塗る。理論使用量はどれか。

(1)300L
(2)75L
(3)150L
(4)225L
(5)3,000L

問144

清掃の労務管理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)清掃作業員の配置人数は建築物の用途に関係なく面積のみで決まる
(2)清掃作業の標準時間は作業員の能力に関係なく一定である
(3)清掃の品質管理にはインスペクション(点検)が重要である
(4)清掃業務の仕様書は不要である
(5)清掃作業の教育・訓練は採用時のみ行えばよい

問145

小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)携帯電話、デジタルカメラ等の小型電子機器を対象としている
(2)家電4品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)を対象としている
(3)消費者に回収義務がある
(4)製造業者のみに再資源化の義務がある
(5)市町村の参加は義務である

問146

カーペットの清掃方法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)カーペットの日常清掃は掃き掃除が基本である
(2)カーペットの洗浄にはスチーム洗浄のみが使用される
(3)カーペットの日常清掃は真空掃除機(バキュームクリーナー)による除じんが基本である
(4)カーペットのシミ取りは日常清掃では行わない
(5)カーペットのパイルの方向は清掃効率に影響しない

問147

床材の特性と清掃方法に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)弾性床材にはビニル床タイル、リノリウム等がある
(2)硬質床材にはテラゾ、セラミックタイル等がある
(3)木質床材にはフローリング、コルクタイル等がある
(4)繊維床材にはタイルカーペット、ニードルパンチカーペット等がある
(5)石材床は酸性洗剤で定期的に洗浄することが推奨される

問148

建築物の清掃における廃棄物処理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)事業系一般廃棄物は市町村が処理する義務がある
(2)事業者は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならない
(3)産業廃棄物は市町村が収集・運搬する
(4)一般廃棄物と産業廃棄物の区別は廃棄物の量で決まる
(5)マニフェスト制度は一般廃棄物にのみ適用される

問149

自動床洗浄機の作業幅0.50m、走行速度45m/min、実効率65%とする。実効作業量に最も近い値はどれか。

(1)878m²/h
(2)293m²/h
(3)585m²/h
(4)1,350m²/h
(5)2,700m²/h

問150

外装の清掃に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)外装清掃の頻度は建築物の立地環境により異なる
(2)ガラス外装の清掃は年に1回行えば十分である
(3)ゴンドラによる外装清掃は高所作業に該当しない
(4)金属パネルの清掃には酸性洗剤が最も適している
(5)ガラスクリーニングにはアルカリ性洗剤のみを使用する

問151

便器の尿石へ酸性洗剤を使った後、塩素系洗浄剤へ切り替える必要が生じた。最も適当な対応はどれか。

(1)そのまま重ねて効果を高める
(2)酸性洗剤が残った状態で塩素系を噴霧する
(3)作業を止め、換気・十分な水洗い・製品表示と手順の確認後に切り替える
(4)においが弱ければ同時使用する
(5)保護具を外して臭気を直接確認する

問152

粉じんの管理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ダストコントロール法はほこりを湿式で除去する方法である
(2)建築物の出入口にダストコントロールマットを敷設しても粉じん軽減効果はない
(3)マイクロファイバーモップは化学的処理されたモップである
(4)粉じんの管理は定期清掃のみで対応できる
(5)ダストコントロール法は化学的に処理したモップやマット等でほこりを吸着捕集する方法である

問153

エスカレーターの清掃に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ステップ面の清掃は通常運転しながら行う
(2)ステップ面の溝にはほこりがたまりにくい
(3)エスカレーターの清掃には大量の水を使用する
(4)ハンドレール(手すり)の清掃も日常清掃の対象である
(5)エスカレーターの清掃は年1回で十分である

問154

産業廃棄物の種類に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)事務所から排出される紙くずは産業廃棄物である
(2)オフィスの蛍光管は一般廃棄物として処理する
(3)すべての業種から排出される廃棄物が産業廃棄物に該当する
(4)建設工事に伴って生じた木くずは産業廃棄物である
(5)産業廃棄物の種類は5種類と定められている

問155

洗剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)中性洗剤は金属や石材を侵すおそれが大きい
(2)酸性洗剤はすべての床材に安全に使用できる
(3)洗剤の種類はpHに関係なく効果は同じである
(4)界面活性剤は洗剤に含まれていない
(5)アルカリ性洗剤は油脂汚れの除去に効果的である

問156

トイレ清掃の巡回記録で、12〜13時だけ汚れと備品切れが集中している。計画の見直しとして最も適当なものはどれか。

(1)全時間帯を一律年1回にする
(2)利用状況と点検結果に基づき、12〜13時の巡回・補充頻度を増やす
(3)定期清掃だけに切り替える
(4)苦情が出るまで変更しない
(5)床材だけを見て頻度を決める

問157

建築物衛生法に基づく清掃の管理基準に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)清掃は年1回の大掃除のみで法的要件を満たす
(2)清掃の管理基準は建築物衛生法には規定されていない
(3)日常清掃の頻度は法律で具体的に「毎日」と定められている
(4)日常清掃のほか、6か月以内ごとに1回大掃除を実施する
(5)大掃除は建築物環境衛生管理技術者のみが実施できる

問158

エレベーターかご・敷居溝を清掃する際の対応として、最も適当なものはどれか。

(1)通常運転中に扉を手で押さえて清掃する
(2)大量の水を敷居溝へ流す
(3)操作盤へ洗剤を直接噴霧する
(4)施設の停止・連絡手順に従い、電気部や溝へ水を入れず、異物を除去して動作異常を報告する
(5)扉センサーを覆ったまま運転へ戻す

問159

廃棄物の3R(スリーアール)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)Recycle(リサイクル)は廃棄物の再生利用を意味する
(2)Reduce(リデュース)は廃棄物の再利用を意味する
(3)Reuse(リユース)は廃棄物の発生抑制を意味する
(4)3Rの優先順位はリサイクル>リユース>リデュースの順である
(5)3Rはすべて同じ優先順位で取り組むべきである

問160

床用パッドを選ぶ方法として、最も適当なものはどれか。

(1)色だけで断定せず、メーカーの用途表示、床材、塗膜、作業目的を確認する
(2)色が同じなら全メーカーで用途も研磨力も同じ
(3)黒色なら床材を問わず使用できる
(4)試し施工は不要
(5)最も硬いパッドを常に選ぶ

問161

清掃作業計画に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)清掃作業計画は一度策定すれば変更の必要はない
(2)清掃作業計画は口頭で伝えれば書面は不要である
(3)清掃作業計画に安全対策は含めない
(4)清掃作業計画は法的に策定が義務付けられていない
(5)清掃作業計画には作業手順、使用資機材、作業頻度等を含める

問162

ビルクリーニング技能検定に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ビルクリーニング技能検定は都道府県知事が実施する
(2)ビルクリーニング技能検定は学科試験のみで実施される
(3)ビルクリーニング技能検定は国家検定である
(4)ビルクリーニング技能検定の合格者は建築物環境衛生管理技術者になれる
(5)ビルクリーニング技能検定に受検資格の制限はない

問163

建築物から排出されるごみの中間処理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)中間処理は最終処分と同じ意味である
(2)中間処理ではごみの減容化・安定化は行われない
(3)中間処理は一切の法的規制がない
(4)焼却はごみの体積を増加させる処理である
(5)中間処理にはごみの焼却、破砕、圧縮等がある

問164

繊維床材(カーペット)のシミ取りに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)シミは放置しても時間の経過により消える
(2)油性のシミには水を使って除去するのが効果的である
(3)シミは発見後できるだけ早く処理することが重要である
(4)すべてのシミに対して同じ薬剤で処理する
(5)シミ取りは定期清掃でのみ行う

問165

清掃におけるゾーニングに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ゾーニングとは建築物内を汚染度に関係なく均等に分割することである
(2)ゾーニングは清掃の効率を低下させる
(3)ゾーニングではすべてのゾーンで同じ清掃方法を適用する
(4)ゾーニングは大規模建築物にのみ適用する概念である
(5)ゾーニングとは建築物内を汚染度等に応じて区分し、清掃方法や頻度を設定することである

第7科目:ねずみ、昆虫等の防除

問166

ハツカネズミの特徴に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)体長は20〜25 cm程度で大型のネズミである
(2)クマネズミより大型で攻撃的である
(3)水辺を好み下水管から侵入することが多い
(4)体長は6〜9 cm程度の小型のネズミで、狭い隙間から侵入できる
(5)日本の建築物には生息しない

問167

カーバメート系殺虫剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)カーバメート系殺虫剤はピレスロイド系に分類される
(2)カーバメート系殺虫剤はコリンエステラーゼを阻害する作用がある
(3)カーバメート系殺虫剤は有機塩素系に分類される
(4)カーバメート系殺虫剤にはアセチルコリンを分解する作用がある
(5)カーバメート系殺虫剤は忌避剤として使用される

問168

LD₅₀(半数致死量)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)LD₅₀は試験動物の50%が死亡する薬剤の濃度を示す
(2)LD₅₀の値が大きいほど毒性が強い
(3)LD₅₀はヒトに対する毒性を直接示すものである
(4)LD₅₀は慢性毒性の指標である
(5)LD₅₀は試験動物の50%が死亡する薬剤の投与量を体重あたりで示す

問169

建築物における防虫構造に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)排水口のトラップは害虫の侵入防止にも効果がある
(2)建築物への害虫侵入防止にはハード面の対策は不要である
(3)窓を網戸なしで開放しても害虫の侵入は防止できる
(4)配管貫通部のシーリングは害虫防除に効果がない
(5)外壁のひび割れは害虫の侵入経路とはならない

問170

ヒョウヒダニ(チリダニ)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ヒョウヒダニは吸血性のダニである
(2)ヒョウヒダニは肉眼で容易に確認できる大きさである
(3)ヒョウヒダニは湿度の低い環境を好む
(4)ヒョウヒダニは屋外にのみ生息する
(5)ヒョウヒダニの虫体や糞はアレルゲンとなる

問171

蚊が媒介する疾病に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ペストは蚊が媒介する感染症である
(2)つつが虫病は蚊が媒介する感染症である
(3)日本脳炎、デング熱、マラリアはいずれも蚊が媒介する感染症である
(4)発疹チフスは蚊が媒介する感染症である
(5)ライム病は蚊が媒介する感染症である

問172

IPM(総合的有害生物管理)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)IPMは殺虫剤の大量散布を基本とする防除法である
(2)IPMでは環境への配慮は考慮しない
(3)IPMは生態的対策、物理的対策、化学的対策を組み合わせた管理手法である
(4)IPMは農業分野でのみ使用される概念である
(5)IPMでは定期的な殺虫剤散布が必須である

問173

ゴキブリの防除に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ゴキブリは清潔な環境では生息できない
(2)ゴキブリの防除には毒餌(ベイト剤)が有効である
(3)ゴキブリの卵鞘(卵のう)は殺虫剤が容易に浸透する
(4)ゴキブリの活動は昼行性である
(5)チャバネゴキブリは屋外を主な生息場所とする

問174

殺鼠剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ワルファリンは急性毒型の殺鼠剤である
(2)リン化亜鉛は慢性毒型の殺鼠剤である
(3)ワルファリンは抗凝血性殺鼠剤であり、連続摂取させることで効果を発揮する
(4)殺鼠剤はネズミ以外の動物には無害である
(5)殺鼠剤の使用に安全対策は不要である

問175

建築物衛生法におけるねずみ等の防除に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ねずみ等の防除は1年以内ごとに1回行えばよい
(2)ねずみ等の防除は6か月以内ごとに1回、定期に統一的に調査を実施する
(3)ねずみ等の防除に調査は不要である
(4)防除は殺虫剤の散布のみで行う
(5)ねずみ等の防除の記録は保存しなくてよい

問176

ピレスロイド系殺虫成分の作用と安全管理に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)昆虫には作用せず、ねずみにだけ効く
(2)昆虫の神経系のナトリウムチャネルへ作用する成分があり、対象害虫・用量・換気・環境影響を製品表示で確認する
(3)コリンエステラーゼだけを不可逆的に阻害する
(4)全ての水生生物に無害
(5)抵抗性は生じない

問177

トコジラミ(南京虫)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)トコジラミは飛翔能力を持つ
(2)トコジラミは感染症を媒介する
(3)トコジラミの防除は容易であり、一般的な殺虫剤で完全に駆除できる
(4)トコジラミは日本には生息しない
(5)トコジラミは夜間にヒトを吸血し、刺咬による強いかゆみを引き起こす

問178

昆虫等の調査方法に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ゴキブリの生息調査には粘着トラップ(ゴキブリ捕獲器)が使用される
(2)粘着トラップはネズミの調査にのみ使用される
(3)ライトトラップは暗所でのネズミ調査に使用する
(4)目視調査は調査方法として認められていない
(5)フェロモントラップはネズミの調査に使用される

問179

IGR(昆虫成長制御剤)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)IGRは成虫に対して速効性がある
(2)IGRは哺乳類に対する毒性が高い
(3)IGRは昆虫の脱皮や変態を阻害することで効果を発揮する
(4)IGRはすべての害虫に対して即効的に効果がある
(5)IGRは殺虫剤ではなく忌避剤に分類される

問180

チャバネゴキブリとクロゴキブリの比較に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)チャバネゴキブリはクロゴキブリより大型である
(2)チャバネゴキブリは主に屋外で生息し、クロゴキブリは屋内で生息する
(3)クロゴキブリは卵鞘をメスが腹端に保持したまま孵化させる
(4)チャバネゴキブリは屋内性で、厨房や暖かい場所を好む
(5)チャバネゴキブリの成虫の体色は黒色である

採点と復習へ進む

問180まで解いたら、未回答と転記を確認してから採点します。各科目点、合計点、初回到達時刻、保留数を一緒に残すと、次回に直す対象が明確になります。

得点を原因別に診断する場合は「7科目得点表で不合格原因を診断する方法」、時間切れや転記を直す場合は「90問×2の時間配分」へ進んでください。別問題を解く場合は「模擬試験第1回」も利用できます。

この模擬試験で確認した公式資料

設問・公式資料の最終確認日:2026年8月14日

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

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-建築物環境衛生管理技術者, 模擬試験