ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

IPMと防除計画・調査法 ミニテスト【第1回】

IPMと防除計画・調査法」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

IPM(総合的有害生物管理)の基本的な考え方として、最も適当なものはどれか。

(1)殺虫剤を大量に散布して害虫を根絶する
(2)薬剤だけに頼らず、環境整備・侵入防止・モニタリングを基本とした総合的な管理を行う
(3)害虫が発生してから対処する事後的な管理
(4)専門業者にすべてを委託して管理者は関与しない
(5)年1回の一斉防除で対応する

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正解:(2)薬剤だけに頼らず、環境整備・侵入防止・モニタリングを基本とした総合的な管理を行う
IPMは発生源対策(環境整備)・侵入防止・モニタリング(調査)を基本とし、薬剤は必要最小限に使用する総合的な管理手法です。予防が基本で、事後対応ではありません。

第2問

IPMにおける「許容水準」の意味として、最も適当なものはどれか。

(1)害虫がゼロの状態
(2)害虫の存在を完全に許容する状態
(3)環境衛生上、問題のない程度の有害生物の密度水準
(4)法律で定められた害虫の数の上限
(5)殺虫剤の使用量の上限

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正解:(3)環境衛生上、問題のない程度の有害生物の密度水準
IPMの許容水準とは、環境衛生上問題のない程度(人への健康被害や不快感が生じない程度)の有害生物の密度水準です。ゼロを目指すのではなく、許容水準以下に管理することを目標とします。

第3問

IPMにおける「発生源対策」の具体例として、最も不適当なものはどれか。

(1)食品残渣の適切な管理
(2)排水溝の清掃
(3)建物の隙間の封鎖
(4)ベイト剤の設置
(5)不要な水たまりの除去

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正解:(4)ベイト剤の設置
ベイト剤の設置は「化学的防除」であり、「発生源対策(環境的防除)」ではありません。発生源対策は害虫の餌・水・住処をなくすことで、薬剤を使わない根本的な対策です。

第4問

防除作業の実施前に行う「事前調査」の目的として、最も適当なものはどれか。

(1)殺虫剤の在庫を確認する
(2)有害生物の種類・生息密度・分布を把握し、適切な防除計画を立てる
(3)防除費用の見積もりだけを行う
(4)建物の構造耐力を確認する
(5)テナントへの挨拶回りをする

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正解:(2)有害生物の種類・生息密度・分布を把握し、適切な防除計画を立てる
事前調査では有害生物の種類の特定、生息密度の把握、分布(どこに多いか)の確認を行い、その結果に基づいて適切な防除方法・薬剤・時期を決定します。

第5問

建築物衛生法に基づくねずみ等の防除の統一的調査の実施頻度として、正しいものはどれか。

(1)毎月1回
(2)2か月以内ごとに1回
(3)6か月以内ごとに1回
(4)1年以内ごとに1回
(5)3年以内ごとに1回

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正解:(3)6か月以内ごとに1回
ねずみ等の防除は6か月以内ごとに1回、発生状況の統一的調査を実施し、その結果に基づいて必要に応じて防除を行うことが環境衛生管理基準で定められています。

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