ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

省エネルギーと維持管理 ミニテスト【第3回】

省エネルギーと維持管理」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。インバータ計算の応用・フィルタ清掃の効果・ZEB・CECの種類・省エネ手法の総合問題に挑戦しましょう。

省エネルギーと維持管理 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

インバータ制御の応用に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ファンの回転数を50%にすると消費電力は約50%になる
(2)ファンの回転数を50%にすると消費電力は約25%になる
(3)ファンの回転数を50%にすると消費電力は約12.5%になる
(4)ファンの回転数を50%にすると消費電力は変わらない
(5)ファンの回転数を50%にすると消費電力は約75%になる

解答を見る

正解:(3)ファンの回転数を50%にすると消費電力は約12.5%になる
送風機の消費電力は回転数の3乗に比例します。回転数を50%にすると消費電力は0.53 = 0.125(約12.5%)、つまり約1/8になります。回転数を半分にするだけで消費電力が87.5%も削減できる計算です。これがVAV方式やインバータ制御が省エネに極めて有効な理由です。

第2問

エアフィルタの清掃と省エネの関係に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)フィルタの清掃は空調の性能に影響しない
(2)フィルタが詰まると圧力損失が減少する
(3)フィルタが詰まるとファンの消費電力が増加し、清掃は最も低コストで効果的な省エネ対策である
(4)フィルタは一度設置すれば交換不要である
(5)フィルタの詰まりはファンの回転数を下げるため省エネになる

解答を見る

正解:(3)フィルタが詰まるとファンの消費電力が増加し、清掃は最も低コストで効果的な省エネ対策である
フィルタが詰まると圧力損失が増加し、同じ風量を確保するためにファンはより強く回る必要があります。消費電力は回転数の3乗に比例するため、わずかな圧力損失の増加でも大幅な電力消費の増加につながります。フィルタ清掃は最も低コストで効果の大きい省エネ対策です。

第3問

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ZEBはエネルギーを全く使わない建物である
(2)ZEBは省エネ+創エネで年間エネルギー消費量を実質ゼロにする建物である
(3)ZEBは既存のビルには適用できない
(4)ZEBは照明のみを省エネにした建物である
(5)ZEBはBEMSの別名である

解答を見る

正解:(2)ZEBは省エネ+創エネで年間エネルギー消費量を実質ゼロにする建物である
ZEB(Net Zero Energy Building)は、省エネ(断熱・高効率設備等でエネルギー消費を削減)と創エネ(太陽光発電等でエネルギーを創出)を組み合わせ、年間エネルギー消費量を実質ゼロにする建物です。エネルギーを全く使わないのではなく、使う分を創エネで賄うという考え方です。

第4問

CECの種類に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)CEC/ACは空気調和設備のエネルギー消費係数である
(2)CEC/Vは換気設備のエネルギー消費係数である
(3)CEC/Lは照明設備のエネルギー消費係数である
(4)CEC/HWは給湯設備のエネルギー消費係数である
(5)CEC/EVは換気設備のエネルギー消費係数である

解答を見る

正解:(5)CEC/EVは換気設備のエネルギー消費係数である
CEC/EVはエレベータのエネルギー消費係数であり、換気設備ではありません。換気設備はCEC/Vです。AC=Air Conditioning(空調)、V=Ventilation(換気)、L=Lighting(照明)、HW=Hot Water(給湯)、EV=Elevator(エレベータ)と対応しています。

第5問

省エネ対策の総合問題として、誤っているものはどれか。

(1)外気冷房は中間期・冬季に有効な省エネ手法である
(2)全熱交換器は排気の熱を回収して省エネに貢献する
(3)VAV方式は低負荷時に風量を絞ることでファン動力を大幅に削減する
(4)人感センサーはトイレや廊下での照明省エネに有効である
(5)蒸気トラップの定期点検は省エネとは無関係である

解答を見る

正解:(5)蒸気トラップの定期点検は省エネとは無関係である
蒸気トラップが故障すると蒸気が漏れ出し、大量のエネルギーロスにつながるため、定期点検は重要な省エネ対策です。「省エネとは無関係」は誤り。外気冷房(中間期・冬季)、全熱交換器(排気熱回収)、VAV(風量削減→動力3乗削減)、人感センサー(不在時消灯)はいずれも有効な省エネ手法です。

解説記事で知識を復習しましょう。

省エネルギーと維持管理 を読む

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-ミニテスト, 建築物環境衛生管理技術者