ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

省エネルギーと維持管理 ミニテスト【第1回】

省エネルギーと維持管理」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。BEMS・外気冷房・インバータ制御・CEC・エネルギー消費構造をチェックしましょう。

省エネルギーと維持管理 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

BEMSに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)BEMSは空調設備のみを管理するシステムである
(2)BEMSはエネルギーの使用状況をリアルタイムで監視・制御・分析するシステムである
(3)BEMSは毎月1回だけエネルギー消費量を集計するシステムである
(4)BEMSはビルの防犯カメラを管理するシステムである
(5)BEMSは建物の構造を診断するシステムである

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正解:(2)BEMSはエネルギーの使用状況をリアルタイムで監視・制御・分析するシステムである
BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)は、ビル全体のエネルギー使用状況をリアルタイムで監視・制御・分析するシステムです。空調だけでなく照明・電力なども一元管理し、自動制御による最適運転やデマンドピークの監視・超過防止にも活用されます。

第2問

外気冷房(フリークーリング)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)外気冷房は夏季のピーク時に最も効果が高い
(2)外気冷房は外気を加熱して室内に供給する方法である
(3)外気冷房は中間期や冬季に冷たい外気をそのまま冷房に利用する方法である
(4)外気冷房は冷凍機の運転を増やす方法である
(5)外気冷房は室内の空気を循環させるだけの方法である

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正解:(3)外気冷房は中間期や冬季に冷たい外気をそのまま冷房に利用する方法である
外気冷房(フリークーリング)は、中間期や冬季に外気温が室温より低いとき、冷たい外気をそのまま冷房に利用する方法です。冷凍機を使わずに済むため大幅な省エネになります。夏季は外気温が高いため効果がありません。

第3問

インバータ制御に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)インバータ制御でファンの回転数を80%にすると消費電力は80%になる
(2)インバータ制御は回転数を一定に保つ装置である
(3)インバータ制御でファンの回転数を80%にすると消費電力は約51%になる
(4)インバータ制御は照明の調光に使用する装置である
(5)インバータ制御では回転数を変えても消費電力は変わらない

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正解:(3)インバータ制御でファンの回転数を80%にすると消費電力は約51%になる
インバータ制御はポンプやファンの回転数を可変制御する装置です。送風機の消費電力は回転数の3乗に比例するため、回転数を80%にすると消費電力は0.83 = 0.512(約51%)になります。わずか20%の回転数低下で消費電力がほぼ半分になるのが大きなメリットです。

第4問

エネルギー消費係数(CEC)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)CECの値が大きいほど省エネ性能が高い
(2)CEC = 1.0は基準の2倍のエネルギーを消費することを意味する
(3)CECの値が小さいほど省エネ性能が高い
(4)CECは空調設備にのみ適用される
(5)CEC = 0は省エネ性能がないことを意味する

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正解:(3)CECの値が小さいほど省エネ性能が高い
CEC(エネルギー消費係数)は年間エネルギー消費量を基準値で割った値です。CEC = 1.0が基準と同等で、値が小さいほど省エネ。CEC < 1.0なら基準より省エネ、CEC > 1.0なら基準以上のエネルギー消費です。空調(AC)・換気(V)・照明(L)・給湯(HW)・エレベータ(EV)の各設備に適用されます。

第5問

ビルのエネルギー消費に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)ビルのエネルギー消費の最大は照明・コンセントである
(2)ビルのエネルギーの約40〜60%は空調が占める
(3)ビルのエネルギーの約5%が空調である
(4)エレベータがエネルギー消費の最大である
(5)給湯がエネルギー消費の約50%を占める

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正解:(2)ビルのエネルギーの約40〜60%は空調が占める
ビルのエネルギーコストの約40〜60%は空調(冷暖房・換気)が占めており、省エネの最優先ターゲットです。照明・コンセントは約20〜30%、給湯等は約10〜20%、エレベータは約5〜10%です。省エネを考えるとき、まず空調に注目するのがビル管理の基本です。

解説記事で知識を復習しましょう。

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