【二級ボイラー技士・構造】自動制御装置と燃焼安全装置(オンオフ・比例・シーケンス制御・インタロック)
この記事で分かること オンオフ・ハイロー・比例制御の違い シーケンス制御とインタロックを分ける考え方 火炎検出から安全遮断弁までの燃焼安全装置の流れ 低水位・異常消火・送風停止などで燃料を遮断する理由 結論:自動制御は圧力・温度・水位などを目標範囲へ保つ仕組み、燃焼安全装置は異常を検出して燃料を遮断する仕組みです。シーケンス制御は「決めた順序で進める制御」、インタロックは「安全条件が成立しなければ先へ進ませない条件」です。調節・順序・許可条件・安全停止の4つに分けると混同しません。 公式資料の確認先 厚生 ...
【二級ボイラー技士・構造】エコノマイザ・空気予熱器・過熱器
この記事で分かること エコノマイザ・空気予熱器・過熱器が温める流体の違い 排ガス経路の「上流・下流」を一律に固定できない理由 低温腐食、未燃物付着、過熱器管の焼損を防ぐ確認点 過熱器の安全弁・温度計・ドレン抜きの法定要件 結論:エコノマイザは給水、空気予熱器は燃焼用空気、過熱器は飽和蒸気を加熱します。エコノマイザと空気予熱器は主に排ガス損失を減らす熱回収装置ですが、過熱器の主目的は所要温度の過熱蒸気を作ることです。実際の配置はボイラー形式・伝熱方式・設計で変わるため、3装置の順番をどの設備にも同じように当 ...
【二級ボイラー技士・構造】給水・吹出し・蒸気トラップ・送気系統
この記事で分かること 給水装置を2個備える条件と、給水弁・逆止め弁の法定要件 吹出し装置が沈殿物を排出する仕組みと、連続吹出しとの違い 蒸気トラップを作動原理から3分類する方法 蒸気止め弁、ドレン抜き、気水分離器、減圧弁の役割 結論:給水装置は水位を保ち、吹出し装置は濃縮水や沈殿物を外へ出し、蒸気トラップはドレンと空気を排出しながら生蒸気の漏れを抑えます。送気系統は、蒸気を止める・ドレンを抜く・必要圧力へ調整するための配管と機器です。名称だけでなく、水・蒸気・ドレンがどちらへ流れるかで整理すると混同しませ ...
【二級ボイラー技士・構造】安全弁・逃がし弁・圧力計・水面計・温度計
この記事で分かること 安全弁・逃がし弁・逃がし管を使い分ける温度条件 2026年4月適用の現行規格に基づく圧力計の要件 ガラス水面計の個数、例外、験水コックの取付条件 過熱器の安全弁、温度計、水高計の役割 結論:蒸気ボイラーは安全弁、120℃以下の温水ボイラーは逃がし弁または所定の逃がし管、120℃を超える温水ボイラーは安全弁で圧力を制限します。圧力計の最大指示値は常用圧力ではなく最高使用圧力の1.5倍以上3倍以下です。水面計は形式と例外条件を分けて覚えます。 公式情報の確認先 厚生労働省:ボイラー構造規 ...
【二級ボイラー技士・構造】ボイラー各部の構造と強度(胴・鏡板・炉筒・管板・ステー・水循環)
この記事で分かること 胴・鏡板・炉筒・管板・ステー・水循環の役割 円筒胴や丸い鏡板が圧力に強い理由 炉筒が外圧を受ける理由と、波形炉筒の意味 二級ボイラー技士試験で狙われやすい構造問題の見分け方 結論:ボイラー構造は「圧力に強い形」と「弱い部分の補強」で覚える ボイラー各部の構造は、内圧・外圧・熱による伸縮に耐えるための工夫として整理すると覚えやすくなります。 胴は内圧に強い円筒形、鏡板は丸いほど強い形、炉筒は外側のボイラー水から押されるため外圧対策が必要です。一方、管板や平鏡板のような平板部分は圧力に弱 ...
【二級ボイラー技士・構造】鋳鉄製ボイラー・特殊ボイラー(温水ボイラー・ハートフォード式連結法)
この記事で分かること 鋳鉄製ボイラーの組合せ構造と現行の圧力・温度制限 ハートフォード式連結法が低水位事故を防ぐ仕組み 温水ボイラーの逃がし弁・逃がし管・膨張タンク 廃熱・特殊燃料・熱媒・電気ボイラーの分類 結論:鋳鉄製ボイラーはセクションをニップルと締付けボルトで組み合わせる低圧用途のボイラーです。ハートフォード式連結法は暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーの低水位事故防止に用います。一方、温水ボイラーは作る熱媒体による呼び方であり、「特殊ボイラー」という構造分類と同じ意味ではありません。 似た言葉を先に分ける 鋳 ...
【二級ボイラー技士・構造】水管ボイラーの種類と特徴(自然循環・強制循環・貫流ボイラー)
この記事で分かること 水管ボイラーで水と燃焼ガスが通る場所 自然循環式・強制循環式・貫流ボイラーの違い 上昇管・下降管・蒸気ドラムの役割 貫流ボイラーの水処理と法的区分の注意点 結論:水管ボイラーは、管の内側を水または気水混合物が通り、外側から燃焼ガスなどで加熱するボイラーです。自然循環式と強制循環式は水を循環させますが、貫流ボイラーは給水を一方向へ流し、途中で蒸発させて蒸気を取り出します。 水管ボイラー3方式の決定的な違い 自然循環式密度差で循環循環ポンプなし 強制循環式循環ポンプで同じ水を循環 貫流ボ ...
【二級ボイラー技士・構造】丸ボイラーの種類と特徴(炉筒煙管・煙管・立てボイラー)
この記事で分かること 丸ボイラーに共通する構造と特徴 立て・炉筒・煙管・炉筒煙管ボイラーの違い 煙管と水管で「管内を通るもの」が逆になる理由 ドライバックとウェットバックの正確な区別 結論:丸ボイラーは大径の胴に水を保有し、ガス側を胴内へ通す 丸ボイラーは、大径の円筒形の胴を用い、その内部に炉筒、火室、煙管などを設けるボイラーです。日本ボイラ協会の分類では、立てボイラー・立て煙管ボイラー、炉筒ボイラー、煙管ボイラー、炉筒煙管ボイラーに分かれます。 水管ボイラーのように細い管内へ水を通すのではなく、丸ボイラ ...
二級ボイラー技士とは?試験概要・最新合格率・免許取得まで解説
二級ボイラー技士は、受験資格なしで挑戦できる国家試験です。 試験は4科目40問・3時間。令和7年度は21,349人が受験し、11,303人が合格しました。合格率は52.9%です。ただし、試験合格だけでは免許は交付されず、20時間のボイラー実技講習など所定の要件も満たす必要があります。 受験資格不要(本人確認証明書は必要) 出題五肢択一・4科目×10問 試験時間13:30~16:30の3時間 合格基準各科目40%以上、かつ合計60%以上 最新合格率52.9%(令和7年度) 学科手数料8,800円(非課税) ...
二級ボイラー技士の受験申込〜当日の流れ完全ガイド
この記事で分かること 二級ボイラー技士の受験申込から免許取得までの全体像 オンライン申請・書面申請の受付期間と注意点 試験当日の時間、持ち物、受験票の確認ポイント 合格後に必要になるボイラー実技講習と免許申請の考え方 結論:申込から免許取得までの流れは5ステップ 二級ボイラー技士は、試験に申し込んで受験し、合格後に免許申請の条件を満たしてから免許を取得する国家資格です。 受験資格は不要ですが、免許の交付を受けるには、実務経験またはボイラー実技講習の修了などが関係します。この記事では、初めて受験する人が迷い ...









