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鋳鉄製ボイラー・特殊ボイラー ミニテスト【第3回】

鋳鉄製ボイラー・特殊ボイラー(温水ボイラー・ハートフォード式連結法)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。鋳鉄の材質と腐食に強い理由・不同膨張と割れの関係・ハートフォード式の返り管破損時の挙動・鋳鉄製と丸ボイラーの比較・低水位事故の危険性など総仕上げの問題です。

鋳鉄製ボイラー・特殊ボイラー ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

鋳鉄製ボイラーが腐食(さび)に強い理由として、正しいものはどれか。

(1)鋳鉄はステンレス鋼でできているから
(2)鋳鉄は炭素を多く含み、表面に保護膜を形成しやすいため
(3)鋳鉄にはプラスチックコーティングがしてあるから
(4)鋳鉄は水に接触しない構造だから
(5)鋳鉄は銅合金だから

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正解:(2)鋳鉄は炭素を多く含み、表面に保護膜を形成しやすいため
鋳鉄は炭素を多く含む鉄の合金で、表面に安定した酸化被膜を形成しやすいため、腐食に強い特性があります。そのため暖房用温水ボイラーのように長期間水と接触する用途に適しています。

第2問

鋳鉄製ボイラーの「不同膨張」に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)不同膨張とは均一に膨張することである
(2)急激な温度変化で各部の膨張に差が生じ、割れの原因になる
(3)不同膨張は鋳鉄製ボイラーには起きない
(4)不同膨張は高圧でのみ起きる
(5)不同膨張はメリットである

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正解:(2)急激な温度変化で各部の膨張に差が生じ、割れの原因になる
不同膨張とは、ボイラーの各部で温度が不均一に変化し、膨張の量に差が出ることです。鋳鉄は急激な温度変化に弱く、不同膨張が起きると割れ(クラック)が発生する危険があります。

第3問

ハートフォード式連結法で返り管が途中で破損した場合の挙動として、正しいものはどれか。

(1)ボイラー内の水がすべて抜けてしまう
(2)水面は返り管の接続位置で止まり、それ以下には下がらない
(3)ボイラーが自動的に停止する
(4)蒸気の圧力が急上昇する
(5)返り管の破損はボイラーに影響しない

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正解:(2)水面は返り管の接続位置で止まり、それ以下には下がらない
ハートフォード式連結法では、返り管をボイラーの水面より少し下の位置で接続しているため、返り管が破損しても水面がこの接続位置より下がりません。通常の底部接続では水が全部抜ける危険がありますが、この方法で防止しています。

第4問

鋳鉄製ボイラーと丸ボイラーの比較として、正しいものはどれか。

(1)鋳鉄製ボイラーは丸ボイラーより高圧に適している
(2)鋳鉄製ボイラーは低圧の暖房・給湯用、丸ボイラーは中圧の蒸気用途が中心
(3)丸ボイラーは鋳鉄製ボイラーと同じ用途で使われる
(4)鋳鉄製ボイラーのほうが保有水量が多い
(5)丸ボイラーのほうが腐食に強い

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正解:(2)鋳鉄製ボイラーは低圧の暖房・給湯用、丸ボイラーは中圧の蒸気用途が中心
鋳鉄製ボイラーは主に低圧の温水ボイラーとして暖房・給湯に使われ、丸ボイラー(特に炉筒煙管ボイラー)は蒸気を作る中規模の施設で使われます。それぞれ得意分野が異なります。

第5問

低水位事故の危険性に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)低水位事故は特に危険ではない
(2)低水位になると空焚きになり、最悪の場合爆発事故につながる
(3)低水位事故はボイラーの効率が良くなる
(4)低水位になっても自動的に水が補充される
(5)低水位事故は温水ボイラーでは起きない

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正解:(2)低水位になると空焚きになり、最悪の場合爆発事故につながる
ボイラー内の水位が下がりすぎると空焚き状態になります。空焚きになると過熱された金属面に水が接触した瞬間、急激に蒸気化して爆発につながる危険があります。だからこそハートフォード式連結法で低水位を防ぐのです。

結果の振り返り

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0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

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