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化学物質とシックビル症候群 ミニテスト【第2回】

化学物質とシックビル症候群(ホルムアルデヒド・VOC・アスベスト)」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。VOCの指針値やTVOC目標値、二酸化窒素やオゾンの特徴、シックビル症候群とシックハウス症候群の違いを確認しましょう。

化学物質とシックビル症候群 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

揮発性有機化合物(VOC)の室内濃度指針値に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)トルエンの室内濃度指針値は200 μg/m³である
(2)トルエンの室内濃度指針値は220 μg/m³である
(3)トルエンの室内濃度指針値は240 μg/m³である
(4)トルエンの室内濃度指針値は260 μg/m³である
(5)トルエンの室内濃度指針値は300 μg/m³である

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正解:(4)トルエンの室内濃度指針値は260 μg/m³である
トルエンは塗料や接着剤に含まれる代表的なVOCで、室内濃度指針値は260 μg/m³です。他の主なVOCの指針値も整理しておきましょう。キシレンは200 μg/m³、スチレンは220 μg/m³、パラジクロロベンゼンは240 μg/m³です。数値の並びを混同しやすいので注意してください。

第2問

総揮発性有機化合物(TVOC)の暫定目標値として、正しいものはどれか。

(1)200 μg/m³
(2)400 μg/m³
(3)600 μg/m³
(4)800 μg/m³
(5)1000 μg/m³

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正解:(2)400 μg/m³
TVOCとは室内に存在する複数のVOCを合計した値のことです。厚生労働省が設定した暫定目標値は400 μg/m³です。「暫定」という言葉が示すとおり、法的拘束力のある基準値ではなく、あくまで目安(ガイドライン)として設定されています。個別物質の指針値と区別して覚えましょう。

第3問

二酸化窒素(NO₂)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)無色無臭の気体で、人体への影響は少ない
(2)赤褐色で刺激臭があり、光化学スモッグの原因物質の一つである
(3)主に建材から発生する揮発性有機化合物である
(4)室内ではコピー機が主な発生源である
(5)酸性雨の原因にはならない

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正解:(2)赤褐色で刺激臭があり、光化学スモッグの原因物質の一つである
NO₂は赤褐色刺激臭のある気体です。「無色無臭」はひっかけの定番なので注意しましょう。自動車の排気ガスや燃焼器具から発生し、紫外線と反応して光化学スモッグの原因になります。また、雨に溶けて酸性雨の原因にもなります。コピー機が主な発生源となるのはNO₂ではなくオゾンです。

第4問

シックビル症候群(SBS)とシックハウス症候群に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)シックビル症候群とシックハウス症候群は全く同じものである
(2)シックビル症候群は住宅で発生する症状を指す
(3)シックハウス症候群はオフィスビルで発生する症状を指す
(4)シックビル症候群はオフィスビル、シックハウス症候群は住宅で発生する症状を指す
(5)どちらも建物を離れても症状が改善しない点が共通している

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正解:(4)シックビル症候群はオフィスビル、シックハウス症候群は住宅で発生する症状を指す
名前が似ていますが、発生する場所が違います。シックビル症候群(SBS)は「Sick Building Syndrome」の略で、主にオフィスビルなど不特定多数が利用する建物で起こります。一方、シックハウス症候群住宅で発生する同様の症状を指します。どちらも「その建物を離れると症状が改善する」点は共通しています。「同じもの」という選択肢は要注意です。

第5問

オゾンの室内における主な発生源として、最も適当なものはどれか。

(1)人の呼吸
(2)たばこの煙
(3)コピー機やレーザープリンタ
(4)建材に使用された接着剤
(5)ガスコンロなどの燃焼器具

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正解:(3)コピー機やレーザープリンタ
オゾンはコピー機レーザープリンタの内部で発生する高電圧の放電(コロナ放電)によって生成されます。オフィスでよく使う機器が発生源というのがポイントです。人の呼吸で発生するのはCO₂、たばこの煙で発生するのはCO・粉じんなど、燃焼器具で発生するのはCO・NO₂です。発生源と物質の組み合わせを整理しておきましょう。

解説記事で知識を復習しましょう。

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