ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

建築構造の種類と力学 ミニテスト【第1回】

建築構造の種類と力学」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。RC造・S造の特徴、ラーメン構造、荷重の分類、梁の応力をチェックしましょう。

建築構造の種類と力学 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

RC造(鉄筋コンクリート造)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)コンクリートは引張に強く、鉄筋は圧縮に強い
(2)コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引張に強い
(3)コンクリートも鉄筋もどちらも圧縮に強い
(4)コンクリートも鉄筋もどちらも引張に強い
(5)コンクリートは引張にも圧縮にも弱い材料である

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正解:(2)コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引張に強い
RC造はコンクリート(圧縮に強い・引張に弱い)と鉄筋(引張に強い・圧縮で座屈しやすい)を組み合わせた構造です。互いの弱点を補い合う理想的な組み合わせで、中低層ビルやマンションに多く採用されます。

第2問

鉄骨造(S造)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)耐火性に優れており、耐火被覆は不要である
(2)重量が大きいため、小規模な住宅に最も適している
(3)軽量で大スパンが可能だが、耐火性が低いため耐火被覆が必要である
(4)コンクリートと鉄筋を組み合わせた構造である
(5)高層ビルに最も適した最強の構造である

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正解:(3)軽量で大スパンが可能だが、耐火性が低いため耐火被覆が必要である
S造は鉄骨(鋼材)のフレーム構造で、軽量で大スパンが可能なため工場・倉庫・体育館など広い空間に適します。ただし鋼は約500℃で強度が半減するため耐火性が低く、耐火被覆が必要です。高層ビル向けの最強構造はSRC造です。

第3問

ラーメン構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)壁で建物を支える構造で、5階以下に制限される
(2)筋交い(ブレース)で水平力に抵抗する構造である
(3)三角形に組んだ部材で大スパンの屋根を支える構造である
(4)柱と梁を剛接合したフレーム構造で、間取りの自由度が高い
(5)鉄筋コンクリート造でのみ採用される構造形式である

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正解:(4)柱と梁を剛接合したフレーム構造で、間取りの自由度が高い
ラーメン構造は柱と梁を剛接合(がっちり固定)したフレーム構造で、壁がなくても自立できるため間取りの自由度が高いのが特徴です。RC造・S造・SRC造で広く採用されます。壁で支えるのは壁式構造、筋交いはブレース構造、三角形はトラス構造です。

第4問

次の荷重のうち、水平荷重に分類されるものの組合せとして、正しいものはどれか。

(1)固定荷重と積載荷重
(2)積雪荷重と風圧力
(3)風圧力と地震力
(4)地震力と積載荷重
(5)固定荷重と地震力

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正解:(3)風圧力と地震力
荷重は鉛直荷重(上から下)と水平荷重(横から)に分類されます。水平荷重に該当するのは風圧力と地震力の2つです。固定荷重・積載荷重・積雪荷重は鉛直荷重です。

第5問

RC造の梁に荷重がかかったとき、鉄筋の配置に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)梁の上面に引張応力が生じるため、鉄筋は上面側に多く配置する
(2)梁全体に均等な応力が生じるため、鉄筋は上下均等に配置する
(3)梁の下面に圧縮応力が生じるため、鉄筋は下面側に多く配置する
(4)梁の下面に引張応力が生じるため、鉄筋は下面側に多く配置する
(5)梁には応力が生じないため、鉄筋の配置は自由である

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正解:(4)梁の下面に引張応力が生じるため、鉄筋は下面側に多く配置する
梁に荷重がかかると、上面に圧縮応力、下面に引張応力が生じます。コンクリートは引張に弱いため、引張が生じる下面側に鉄筋を多く配置して補います。

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