ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

建築構造の種類と力学 ミニテスト【第3回】

建築構造の種類と力学」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。W造の特徴・構造の比較・壁式構造の制限・荷重の分類・中立面をチェックしましょう。

建築構造の種類と力学 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

木造(W造)に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)高層ビルに最も適した構造である
(2)耐火性に優れており、大規模建築に多く使われる
(3)住宅に最も多く採用され、軽量・安価だが耐火性が低い
(4)鉄骨と木材を組み合わせた構造である
(5)圧縮にも引張にも強い万能な構造である

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正解:(3)住宅に最も多く採用され、軽量・安価だが耐火性が低い
W造(木造)は住宅に最も多い構造で、軽量・安価ですが耐火性が低いのが弱点です。大規模建築には不向きですが、近年はCLT(直交集成板)により中大規模建築も可能になりつつあります。

第2問

建築構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

(1)RC造は中低層ビルやマンションに多く採用される
(2)S造は軽量で大スパンが可能なため、工場や倉庫に適する
(3)SRC造はコストが高いが、最も強い構造で高層ビルに適する
(4)S造は耐火性に優れているため、耐火被覆は不要である
(5)W造は住宅に最も多く採用される構造である

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正解:(4)S造は耐火性に優れているため、耐火被覆は不要である
S造(鉄骨造)は耐火性が低いため、耐火被覆が必要です。鋼は約500℃で強度が半減するため、けい酸カルシウム板やロックウールの吹付けなどで保護する必要があります。「S造は耐火性に優れている」は誤りです。

第3問

壁式構造に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)柱と梁を剛接合した構造で、超高層ビルに適する
(2)壁で建物を支える構造で、室内がスッキリし、低層の集合住宅に多い
(3)筋交いで水平力に抵抗する構造で、工場に多い
(4)壁で建物を支える構造で、高層ビルに最も適している
(5)壁がなくても自立でき、間取りの自由度が高い

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正解:(2)壁で建物を支える構造で、室内がスッキリし、低層の集合住宅に多い
壁式構造壁で建物を支える構造で、柱・梁がない(or少ない)ため室内がスッキリします。低層の集合住宅に多く、5階以下に制限される場合が多いです。間取りの自由度が高いのはラーメン構造です。

第4問

次の荷重の組合せのうち、すべて鉛直荷重に該当するものはどれか。

(1)固定荷重・地震力・積雪荷重
(2)固定荷重・積載荷重・風圧力
(3)固定荷重・積載荷重・積雪荷重
(4)地震力・風圧力・積雪荷重
(5)固定荷重・風圧力・地震力

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正解:(3)固定荷重・積載荷重・積雪荷重
鉛直荷重(上から下への力)は固定荷重・積載荷重・積雪荷重の3つです。地震力風圧力水平荷重(横からの力)に分類されます。日本は地震国なので、水平荷重への対策が特に重要です。

第5問

梁の応力に関する記述として、最も適当なものはどれか。

(1)梁に荷重がかかると、上面と下面に同じ種類の応力が生じる
(2)梁の中立面(中立軸)では応力が最も大きくなる
(3)柱は主に引張応力を受ける部材である
(4)梁の中立面(中立軸)では応力がゼロになる
(5)RC造の梁では、圧縮応力が生じる上面側に鉄筋を多く配置する

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正解:(4)梁の中立面(中立軸)では応力がゼロになる
梁に荷重がかかると、上面に圧縮応力、下面に引張応力が生じますが、その境界にある中立面(中立軸)では応力がゼロになります。柱は主に圧縮応力を受け、鉄筋は引張が生じる下面側に配置します。

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