2026年度の第三種冷凍機械責任者試験は11月8日(日)です。8月3日から始めると、試験週を含めて14週間あります。本記事では平日40分×5日、休日100分×2日、週400分を確保する計画例を作りました。
14週間の総枠は5,600分=93時間20分です。これは公式の必要勉強時間ではなく、仕事をしながら確保するための設計値です。合格を保証する時間ではないため、初回35問の誤答数で毎週調整します。
日程確認日:2026年8月1日。試験・申込情報はKHKの2026年度受験案内と受験票を優先してください。
14週間の全体設計
保安管理の土台と機器
安全・運転・1回目35問
法令を5群で整理
年度別演習と本番準備
保安管理技術を先に置くのは、冷凍原理が圧縮機・凝縮器・蒸発器・運転判断の土台になるためです。ただし法令を直前だけに詰め込まず、後半3週間を体系学習、その後4週間を2科目の演習に使います。
週400分はどう作るか
| 日 | 時間 | 役割 |
|---|---|---|
| 平日5日 | 40分×5=200分 | 理解と小問 |
| 休日2日 | 100分×2=200分 | 年度別演習 |
| 1週間 | 400分 | 6時間40分 |
14週間では400×14=5,600分。5,600÷60=93時間20分です。毎日同じ長さにせず、平日は継続、休日は90分の保安管理技術を通して解ける長さにしています。
勤務の都合で休日100分を取れない週は、50分を2回に分けても構いません。ただし年度別問題を本番形式で解く週だけは、法令60分、保安管理技術90分を連続で確保します。
平日40分は「思い出す→学ぶ→解く」
- 5分:前日の内容を本を閉じて3項目書く
- 25分:その日の解説章を読み、因果関係を1本の矢印にする
- 10分:対応問題を解き、誤答原因をA〜Dで記録する
読み続けるだけの40分にしません。答えを思い出す時間と、解いて間違える時間を毎日に入れます。誤答A〜Dの分け方は「第三種冷凍機械責任者の科目別攻略」で確認できます。
第1〜7週|保安管理技術と初回診断
| 週・日付 | 学ぶ範囲 | 週末の成果物 |
|---|---|---|
| 1:8/3〜9 | 公式35問を初見で解く | 2科目得点・誤答表 |
| 2:8/10〜16 | 熱・状態変化・冷凍原理 | 4工程を白紙に再現 |
| 3:8/17〜23 | p-h線図・COP・冷媒油 | 熱量関係を説明 |
| 4:8/24〜30 | 圧縮機・凝縮器 | 圧力変化の因果図 |
| 5:8/31〜9/6 | 蒸発器・制御・附属・配管 | 機器の役割表 |
| 6:9/7〜13 | 安全・圧力容器・据付試験 | 保護装置の比較表 |
| 7:9/14〜20 | 運転・保守+保安15問 | 90分得点と誤答理由 |
第1週は勉強してから測るのではなく、現在地を先に測ります。第2〜6週の重点は、初回誤答に合わせて増減させます。保安管理技術の15テーマは2025年度公表問題の分類に対応しています。
冷凍サイクルは「冷凍の原理と蒸気圧縮冷凍サイクル」、p-h線図とCOPは「p-h線図の読み方と冷凍能力・COP」から始められます。
第8〜14週|法令・年度別演習・本番準備
| 週・日付 | 学ぶ範囲 | 週末の成果物 |
|---|---|---|
| 8:9/21〜27 | 定義・適用除外・製造区分 | 条件→区分の表 |
| 9:9/28〜10/4 | 能力・責任者・容器・移動 | 人と手続の表 |
| 10:10/5〜11 | 検査・規程・技術基準 | 5制度の比較表 |
| 11:10/12〜18 | 別年度35問 | 科目得点・A〜D集計 |
| 12:10/19〜25 | 最多誤答2群を補強 | 7日後の再テスト |
| 13:10/26〜11/1 | 別年度を本番時間で解く | 持ち物と会場確認 |
| 14:11/2〜8 | 誤答表だけを再確認 | 11/8に受験 |
第11週以降は、新しい教材を増やさず、手持ちの年度別問題を使います。教材ごとの収録年度は「第三種冷凍機械責任者の2026年版教材4冊比較」で確認できます。
受験手続も学習計画へ入れる
| 日付 | 手続 | この計画の週 |
|---|---|---|
| 8月17日10時 | 電子申請開始 | 第3週 |
| 9月2日17時 | 電子申請終了 | 第5週 |
| 9月7日 | 個人振込期限 | 第6週 |
| 10月19日 | 受験票公開開始 | 第12週 |
| 11月8日 | 国家試験 | 第14週 |
申請画面への入力だけでは完了ではありません。指定口座への振込、受験票A4片面3枚の印刷、4.5cm×3.5cm写真の貼付まで別々に確認します。具体的な手順は「第三種冷凍機械責任者|2026年度の受験申込・受験票・当日の流れ」にまとめています。
復習日は当日・翌日・7日後に固定する
当日
解説を読み、誤りを1行で直す
翌日
答えを隠し、誤答だけ解く
7日後
選択肢全体を再判定する
「3周する」だけでは、同じ日に答え番号を覚えて終わることがあります。間隔を固定し、7日後も理由を説明できるかで定着を判定します。
週の途中で遅れたときの削る順番
- 削らない:初回診断、誤答の翌日復習、申込・受験票の期限
- 短縮する:正解済み問題の再読、きれいなノート作り
- 後回しにする:新しい動画、新しい参考書、上位資格の範囲
1週間遅れたから全計画を捨てる必要はありません。未読ページを埋めるより、誤答の多い2群と本番形式の再テストを残します。
9月以降に始める場合の圧縮方法
開始時期が遅い場合も、初回35問を省略しません。第1週で診断し、正解率が高いブロックの解説時間を短縮します。第2〜6週の保安管理技術を「基礎・主要機器」「制御・安全・運転」の2群にまとめ、第8〜10週の法令を「区分」「検査・技術基準」の2群にまとめます。
ただし、開始が遅いことを理由に合格を保証する短期時間へ置き換えることはできません。初回得点が最低線未満なら、受験までに残る週数と生活時間を見て、1週当たりの枠を現実的に増やします。
科目免除者は法令だけの計画へ組み替える
講習検定合格による保安管理技術免除が認められる人は、国家試験では法令に集中します。14週間をそのまま半分にせず、法令20問の5群を2〜3週間ずつ回し、60分の年度別演習を複数回入れます。
講習を受けただけでは免除確定ではありません。申請時の修了証番号、追加書類、受付内容を確認します。免除条件は「第三種冷凍機械責任者の試験概要と科目免除」を参照してください。
進捗表は得点・誤答原因・次回日だけ残す
| 記録 | 例 | 使い方 |
|---|---|---|
| 科目得点 | 保安8/15 | 最低線との差を見る |
| 誤答原因 | A3・B2・D2 | 復習方法を決める |
| 最多誤答群 | 制御・安全 | 次週の重点にする |
| 次回日 | 8/16 | 7日後を予約する |
読んだページ数や机に向かった時間だけでは、得点へつながったか分かりません。週末に科目得点と誤答原因を更新し、次週の400分を配分します。
よくある質問
93時間20分勉強すれば合格できますか?
保証できません。93時間20分は週400分を14週間確保した計算結果です。初回得点、経験、教材、復習の質で必要量は変わるため、週ごとの再テストで調整します。
毎日勉強できないと失敗ですか?
週400分を作れれば、曜日は変更できます。翌日復習だけは短時間でも残し、年度別問題を解く日は60分または90分の連続枠を確保します。
最初から法令と保安管理技術を交互に進めてもよいですか?
初回得点で法令の誤答が大幅に多ければ配分を変えて構いません。ただし、保安管理技術は基礎から機器へ依存関係があるため、途中で順番を細かく入れ替えすぎないほうが理解をつなげやすくなります。
理解度チェック
平日40分を5日、休日100分を2日確保する。14週間の総学習枠はどれか。
- 56時間
- 70時間
- 84時間
- 93時間20分
- 140時間
2026年度の受験手続と学習計画の組合せとして正しいものはどれか。
- 11月8日に電子申請開始
- 8月17日に電子申請開始
- 受験票は試験後に印刷
- 振込は合格後に行う
- 申請入力だけで手続完了
1週間遅れたとき、最も残すべき作業はどれか。
- 新しい参考書の購入
- きれいなノートへの清書
- 初回診断と誤答の翌日復習
- 上位資格の先取り
- 正解済みページの全書写
まとめ|日付より成果物で14週間を進める
2026年8月3日から11月8日までは14週間です。週400分なら93時間20分の学習枠を作れますが、時間を消化すること自体が目的ではありません。毎週、白紙再現、比較表、科目得点、誤答理由のいずれかを成果物として残します。
第1週の35問で現在地を測り、保安管理技術の依存関係を学び、法令5群へ進みます。当日・翌日・7日後に復習し、第11週以降は別年度でも科目別得点を再現します。試験日程と合否基準はKHKの最新案内で確認してください。
日程確認日/最終更新日:2026年8月1日
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