ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

ダクト・吹出口・送風機 ミニテスト【第2回】

ダクト・吹出口・送風機」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。コールドドラフト・誘引比・送風機の使い分け・ダクトの漏気をチェックしましょう。

ダクト・吹出口・送風機 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

コールドドラフトに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)コールドドラフトとは夏場に天井から冷たい空気が吹き出す現象である
(2)コールドドラフトの対策にはアネモスタット型吹出口が最適である
(3)コールドドラフトとは冬場に窓ガラスで冷やされた空気が下降気流となる現象である
(4)コールドドラフトの対策にはノズル型吹出口が最適である
(5)コールドドラフトは空調を止めれば解消する

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正解:(3)コールドドラフトとは冬場に窓ガラスで冷やされた空気が下降気流となる現象である
コールドドラフトとは、冬場に冷たい窓ガラスで室内空気が冷やされ、下降気流となって足元に流れる不快な現象です。対策としてはライン型吹出口を窓際に設置し、暖かい空気の上昇気流を作ります。「コールドドラフト対策にアネモスタットが最適」は誤りで、アネモスタット型はオフィスの中央天井向けです。

第2問

誘引比に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)誘引比が大きいと室温ムラが大きくなる
(2)誘引比とは吹出口から出た空気が周囲の室内空気を巻き込む比率である
(3)ノズル型は誘引比が最も大きい吹出口である
(4)誘引比が小さいほど温度分布が均一になる
(5)誘引比は送風機の性能を表す指標である

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正解:(2)誘引比とは吹出口から出た空気が周囲の室内空気を巻き込む比率である
誘引比とは、吹出口から出た空気が周囲の室内空気を巻き込む比率のことです。誘引比が大きい=周囲の空気をたくさん巻き込む=温度ムラが少なくなるアネモスタット型は誘引比が大きく、オフィスで最も多く使われています。ノズル型は到達距離重視で誘引比は小さめです。誘引比は吹出口の性能指標であり、送風機のものではありません。

第3問

送風機の種類と特性に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)遠心式送風機には前向き羽根(シロッコ)と後向き羽根(ターボ)がある
(2)軸流式はプロペラ型で、換気扇や冷却塔に使用される
(3)シロッコファンはターボファンより効率が高い
(4)ターボファンはシロッコファンより高い圧力が得られる
(5)斜流式は軸流と遠心の中間的な特性を持つ

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正解:(3)シロッコファンはターボファンより効率が高い
シロッコファンはターボファンより効率が低いです。ターボファンは後向き羽根で効率が高いのが特徴ですが、騒音はシロッコより大きくなります。シロッコファンは多翼の前向き羽根で静かなのがメリットであり、空調用AHU内で最も多く使われます。用途に応じた使い分けが重要です。

第4問

ダクトの漏気に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)矩形ダクトはスパイラルダクトより漏気が少ない
(2)スパイラルダクトは螺旋巻き構造のため漏気が少ない
(3)フレキシブルダクトは漏気が最も少ないダクトである
(4)ダクトの漏気は空調の性能に影響しない
(5)グラスウールダクトは漏気が全く発生しない

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正解:(2)スパイラルダクトは螺旋巻き構造のため漏気が少ない
スパイラルダクトは円形の螺旋巻き構造のため、接合部が少なく漏気が少ないのがメリットです。矩形ダクトは接合部が多く、スパイラルダクトより漏気が多くなります。ダクトの漏気は空調の性能に大きく影響し、エネルギーの無駄になるため定期的なチェックが必要です。ビル管理士の重要な業務の一つです。

第5問

吸込口(リターングリル)に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)吸込口は室内に空気を送り出す装置である
(2)吸込口は室内の空気を吸い込んでAHUに戻す装置である
(3)吸込口にホコリが溜まっても空調性能に影響はない
(4)吸込口と吹出口は全く同じ構造である
(5)吸込口はダクト系には設置しない

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正解:(2)吸込口は室内の空気を吸い込んでAHUに戻す装置である
吸込口(リターングリル)は室内の空気を吸い込んでAHUに戻す装置で、吹出口と対になっています。吸込口にホコリが溜まると空気の流れが悪くなるため、定期清掃が必要です。吹出口と見た目は似ていますが、空気の流れの方向が逆です。手をかざして空気が出てくるのが吹出口、吸い込まれるのが吸込口です。

解説記事で知識を復習しましょう。

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