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電気設備技術基準(総則・電路の絶縁) ミニテスト【第3回】

「電気設備技術基準(総則・電路の絶縁)」のミニテスト第3回(全5問)です。

電気設備技術基準(総則・電路の絶縁) ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

電気使用場所の非接地式・三相200 Vの低圧配線について、省令第58条の表が定める絶縁抵抗の下限はどれか。解釈第14条の除外に当たらず、絶縁抵抗を測定できるものとする。

(1)0.1 MΩ
(2)0.2 MΩ
(3)0.3 MΩ
(4)0.4 MΩ
(5)1.0 MΩ

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正解:(2)0.2 MΩ
非接地式では、同条の対地電圧に電線間の電圧を用います。使用200 V、判定用の対地電圧200 Vなので(2)です。(1)の0.1 MΩは不足し、(3)の0.3、(4)の0.4、(5)の1.0 MΩは、測定値なら適合しても表の下限ではありません。
三相200 Vが常にこの区分とは限りません。中性点接地のY結線で各相の対地電圧が約115 Vなら、使用300 V以下・対地150 V以下の区分です。相数だけで決めず、接地方式と電圧を確認します。確認先:省令第58条、解釈第14条。

第2問

高圧の交流架空電線路について、解釈第15条第1号による絶縁耐力の確認内容はどれか。第13条の例外部分や第16条の機械器具等は含めず、同条の他の方法は選ばない。

(1)電力量が正しく計量されること
(2)規定の交流試験電圧を電路と大地の間に連続10分間加えて、これに耐えること
(3)電圧降下が5%以内であること
(4)力率が90%以上であること
(5)接地抵抗が基準値以下であること

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正解:(2)規定の電圧に連続10分間耐えること
(2)は15-1表で対象電路の試験電圧を選び、指定した箇所に加えたときの絶縁性能を確認します。(1)は計量精度、(3)は電圧降下、(4)は力率、(5)は接地抵抗の確認で、絶縁耐力とは異なります。
すべての絶縁試験が一律10分という意味ではありません。第15条にはケーブルの直流代替や、所定の170 kV超の地中電線路について60分とする別の方法もあります。また、同条は必要な性能を定めており、毎年一律にこの試験を行う義務を定めた条文ではありません。確認先:解釈第15条。

第3問

絶縁抵抗の測定に使用する計器はどれか。

(1)電流計
(2)電圧計
(3)絶縁抵抗計(メガー)
(4)接地抵抗計
(5)電力計

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正解:(3)絶縁抵抗計(メガー)
(3)は所定の直流測定電圧を加え、流れる電流から絶縁抵抗を求めてMΩ等で表示する計器です。(1)の電流計は電流、(2)の電圧計は電圧、(4)の接地抵抗計は接地極と大地の間の抵抗、(5)の電力計は電力を測ります。目的に合う計器を選びます。
測定電圧を高くすればよいわけではありません。実測では対象の定格・接続機器への影響と、停電・無電圧確認等の安全条件を確認します。測定の考え方:日本電気技術者協会「絶縁抵抗測定の要領」。

第4問

省令第58条の表の3区分に対応する絶縁抵抗の下限を、小さい順に並べたものはどれか。電気使用場所の低圧配線を対象とし、解釈第14条の除外や漏えい電流による代替は適用しない。

(1)0.05 / 0.1 / 0.2 MΩ
(2)0.1 / 0.2 / 0.4 MΩ
(3)0.1 / 0.3 / 0.5 MΩ
(4)0.2 / 0.4 / 0.8 MΩ
(5)0.5 / 1.0 / 2.0 MΩ

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正解:(2)0.1 / 0.2 / 0.4 MΩ
(2)が表の値です。使用300 V以下で対地150 V以下は0.1 MΩ、使用300 V以下のそれ以外は0.2 MΩ、使用300 V超の低圧電路は0.4 MΩです。電線相互間と電路・大地間を、開閉器等で区切れる電路ごとに確認します。
(1)は各値が表の半分です。(3)は後の2区分の0.3・0.5が誤りです。(4)は各値が表の2倍、(5)は5倍で、表そのものの下限ではありません。倍々という暗記だけでなく、それぞれの電圧条件を結び付けましょう。確認先:省令第58条。

第5問

最大使用電圧6,900 Vの交流架空電線路について、解釈第15条第1号・15-1表による交流試験電圧はいくらか。第13条の例外部分や第16条の機械器具等は対象に含めない。

(1)6,900 V
(2)7,000 V
(3)8,625 V
(4)10,350 V
(5)13,800 V

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正解:(4)10,350 V
最大使用電圧が7,000 V以下の交流区分なので、6,900 V×1.5=10,350 V。(4)の交流電圧を電路と大地の間に連続10分間加え、これに耐える性能を確認します。
(1)は最大使用電圧そのもの、(2)は区分の境界値を答えています。(3)は6,900 V×1.25=8,625 Vで、別の電圧区分の倍率を使っています。(5)は6,900 V×2=13,800 Vで、この試験方法の式ではありません。ケーブルの直流代替を選ぶ別問題なら、2倍にする対象は最大使用電圧ではなく表の試験電圧です。確認先:解釈第15条・15-1表。

法令確認・訂正:2026年11月6日。電気設備に関する技術基準を定める省令(2023年3月20日施行版)と、経済産業省「電気設備の技術基準の解釈」(2025年11月20日改正版)の第1・13〜16条を参照しました。省令と解釈では条番号が異なります。受験時はその回の適用法令を確認してください。

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