ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

人体の生理と温熱環境 ミニテスト【第1回】

人体の生理と温熱環境(体温調節・快適性指標PMV・SET*をわかりやすく解説)」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。産熱と放熱のしくみ、放熱経路の割合を正確に理解しているか確認しましょう。

人体の生理と温熱環境 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

安静・常温時における人体からの放熱で、最も割合が大きい経路はどれか。

(1)伝導
(2)対流
(3)蒸発
(4)放射
(5)呼吸

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正解:(4)放射
安静・常温時の放熱は放射が約45%で最大です。次いで対流が約30%、蒸発が約25%です。暑くなくても汗をかいていなくても体温が保たれるのは、放射と対流で大部分の熱を逃がしているからです。

第2問

高温環境において最も重要な放熱手段となるものはどれか。

(1)放射
(2)対流
(3)伝導
(4)蒸発
(5)呼吸

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正解:(4)蒸発
気温が体温に近づくと、放射や対流では熱を逃がしにくくなります。このとき蒸発(発汗)が主な放熱手段になります。汗が蒸発するときに気化熱を奪うことで体温を下げます。湿度が高いと蒸発しにくくなるため、熱中症のリスクが上がります。

第3問

人体の放熱経路と、その放熱に影響する環境要素の組み合わせとして、誤っているものはどれか。

(1)放射 ―― 周囲の表面温度
(2)対流 ―― 気温と気流
(3)蒸発 ―― 湿度と気流
(4)伝導 ―― 接触面の温度
(5)放射 ―― 湿度

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正解:(5)放射 ―― 湿度
放射(輻射)は赤外線として周囲の壁・床・天井に熱を放出するしくみで、影響するのは周囲の表面温度です。湿度は蒸発に影響する要素であり、放射には直接関係しません。

第4問

人体の産熱に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)基礎代謝は安静時にも常に熱を発生させている
(2)ふるえ(シバリング)は寒冷時に筋肉で熱を産み出す反応である
(3)食事誘発性熱産生は消化・吸収の過程で発生する熱である
(4)基礎代謝は産熱の大部分を占める
(5)暑いときにふるえが起こり、産熱が増加する

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正解:(5)暑いときにふるえが起こり、産熱が増加する
ふるえ(シバリング)は寒冷時に起こる産熱反応です。暑いときには逆に発汗が促進されて放熱を増やします。暑い→発汗、寒い→ふるえ、という体温調節の基本を押さえましょう。

第5問

体温調節に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)体温調節の中枢は大脳皮質にある
(2)体温調節の中枢は小脳にある
(3)暑いときには皮膚の血管が収縮する
(4)寒いときには皮膚の血管が収縮して放熱を減らす
(5)発汗は寒冷時に増加する

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正解:(4)寒いときには皮膚の血管が収縮して放熱を減らす
体温調節の中枢は視床下部(間脳の一部)にあります。大脳皮質は思考、小脳は運動のバランスを担当します。寒いときは血管収縮で放熱を減らし、暑いときは血管拡張で放熱を増やします。

解説記事で知識を復習しましょう。

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