「空気環境と汚染物質(CO₂・CO・粉じん・たばこ・酸素欠乏をわかりやすく解説)」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。大気組成・CO₂・COの基準値とヘモグロビン親和性を正確に理解しているか確認しましょう。
テストの使い方
まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。
第1問
大気の組成として、体積比で最も多く含まれる気体はどれか。
(1)酸素
(2)二酸化炭素
(3)窒素
(4)アルゴン
(5)水蒸気
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正解:(3)窒素
大気の組成は体積比で窒素が約78%、酸素が約21%、アルゴンが約0.93%、二酸化炭素が約0.04%(約400ppm)です。「大気で一番多いのは酸素」と思いがちですが、実際は窒素が約8割を占めます。試験では「大気中で最も多い成分は?」と聞かれるだけでなく、各成分の割合を入れ替えたひっかけも出るので、「窒素78・酸素21・アルゴン0.9・CO₂ 0.04」とセットで覚えましょう。
第2問
建築物環境衛生管理基準において、室内の二酸化炭素(CO₂)濃度の基準値として正しいものはどれか。
(1)400ppm以下
(2)600ppm以下
(3)1,000ppm以下
(4)1,500ppm以下
(5)3,000ppm以下
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正解:(3)1,000ppm以下
建築物環境衛生管理基準では、CO₂の室内濃度を1,000ppm(0.1%)以下に保つことが定められています。CO₂は直接有害になる濃度よりはるか手前で管理しますが、これはCO₂が換気の指標として使われているからです。CO₂自体が3%で頭痛、8〜10%で死亡の危険ですが、1,000ppmという基準は「換気が十分かどうかのバロメーター」と理解しましょう。外気のCO₂濃度が約400ppmなので、(1)は外気レベルであり室内基準ではありません。
第3問
一酸化炭素(CO)のヘモグロビンに対する親和性は、酸素の約何倍か。
(1)約2〜3倍
(2)約20〜25倍
(3)約50〜100倍
(4)約200〜250倍
(5)約500〜1,000倍
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正解:(4)約200〜250倍
COのヘモグロビン親和性は酸素の約200〜250倍です。これはビル管理士試験で超頻出の数値なので、確実に覚えてください。COは少量でもヘモグロビンと強力に結合してCOヘモグロビンを作り、酸素を運ぶ能力を奪います。だからこそ低濃度でも危険なのです。試験では「200倍」「250倍」「200〜250倍」など微妙に表現が変わりますが、いずれも正解の範囲です。「20〜25倍」や「2,000倍」といったひっかけ選択肢に注意しましょう。
第4問
建築物環境衛生管理基準における一酸化炭素(CO)の室内濃度の基準値として正しいものはどれか。
(1)2ppm以下
(2)6ppm以下
(3)10ppm以下
(4)20ppm以下
(5)50ppm以下
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正解:(2)6ppm以下
COの建築物環境衛生管理基準は6ppm以下です。CO₂の1,000ppmと比べて桁違いに厳しい基準ですが、これはCOがヘモグロビンと強力に結合し、少量でも人体に大きな害を及ぼすためです。試験では「CO₂は1,000ppm、COは6ppm」のペアが非常によく問われます。単位がどちらもppmなので混同しやすいですが、「COは猛毒だから基準が桁違いに厳しい」と理解しておくと忘れにくくなります。(3)の10ppmは旧基準で、現行基準は6ppmですので注意してください。
第5問
二酸化炭素(CO₂)が建築物の室内環境管理において換気の指標として用いられる理由として、最も適当なものはどれか。
(1)CO₂は有害性が極めて高く、少量でも健康被害を生じるため
(2)CO₂は無色無臭で検知が困難であるため
(3)CO₂は在室者の呼気から発生し、換気状態を反映しやすいため
(4)CO₂は一酸化炭素と同様に不完全燃焼で発生するため
(5)CO₂は外気にほとんど含まれていないため
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正解:(3)CO₂は在室者の呼気から発生し、換気状態を反映しやすいため
CO₂が換気の指標に使われるのは、人が呼吸するだけで常にCO₂が発生し、その濃度が換気量に直結するからです。換気が不足すればCO₂が溜まり、十分に換気されていれば外気濃度(約400ppm)に近づきます。(1)は誤りで、CO₂自体は1,000ppm程度では直接の健康被害はありません。(5)も誤りで、外気にはCO₂が約400ppm含まれています。「CO₂=人がいれば必ず発生→換気のバロメーター」と覚えましょう。
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