「消毒法と溶液濃度計算」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。ppm換算と希釈計算(C₁×V₁=C₂×V₂)を確実に解けるか確認しましょう。計算問題は試験でも差がつくポイントです。
テストの使い方
まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。
第1問
0.05%の次亜塩素酸ナトリウム溶液は何ppmか。
(1)5 ppm
(2)50 ppm
(3)500 ppm
(4)5,000 ppm
(5)50,000 ppm
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正解:(3)500 ppm
ppmへの換算は「1% = 10,000 ppm」を基本にします。0.05% × 10,000 = 500 ppm です。計算のコツは、%の数値に10,000を掛けるだけ。小数点が苦手な人は「0.05%は1%の20分の1だから、10,000 ÷ 20 = 500 ppm」と考えてもOKです。この換算は試験で非常によく出るので、瞬時にできるよう練習しましょう。
第2問
10%の次亜塩素酸ナトリウム原液を使って、0.02%の消毒液を10 L作りたい。原液は何mL必要か。
(1)2 mL
(2)10 mL
(3)20 mL
(4)50 mL
(5)200 mL
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正解:(3)20 mL
希釈の公式 C₁ × V₁ = C₂ × V₂ を使います。
・C₁(原液濃度)= 10%
・V₁(原液量)= ?
・C₂(目標濃度)= 0.02%
・V₂(目標量)= 10 L = 10,000 mL
式に代入すると、10 × V₁ = 0.02 × 10,000 = 200。よって V₁ = 200 ÷ 10 = 20 mL です。この公式はどんな濃度・量の組み合わせでも使えるので、確実にマスターしましょう。
第3問
6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を水で200倍に希釈した場合、できあがる消毒液の濃度は何ppmか。
(1)30 ppm
(2)60 ppm
(3)120 ppm
(4)300 ppm
(5)600 ppm
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正解:(4)300 ppm
2段階で計算します。
【ステップ1】希釈後の濃度(%):6% ÷ 200 = 0.03%
【ステップ2】ppmに換算:0.03% × 10,000 = 300 ppm
「%で割ってからppmに変換」の流れがポイントです。あるいは最初にppmに変換してから割っても同じ結果になります(6% = 60,000 ppm → 60,000 ÷ 200 = 300 ppm)。どちらの手順でもOKなので、自分がやりやすい方を選びましょう。
第4問
濃度の単位に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)1% = 1,000 ppm
(2)1% = 10,000 ppm
(3)1% = 100,000 ppm
(4)1 ppm = 0.01%
(5)1 ppm = 0.1%
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正解:(2)1% = 10,000 ppm
ppmは「parts per million(百万分の1)」の略です。1% = 1/100 = 10,000/1,000,000 = 10,000 ppm です。逆に言えば 1 ppm = 0.0001% です。この換算は消毒液の調製やビル管理の水質管理で必須の知識です。(1)の1,000 ppmは0.1%、(3)の100,000 ppmは10%に相当します。「1% = 1万ppm」と覚えておけば、あとは掛け算・割り算で対応できます。
第5問
消毒液の調製と消毒法に関する記述として、正しいものはどれか。
(1)5%の次亜塩素酸ナトリウム原液50 mLを水で薄めて5 Lにすると、500 ppmの消毒液ができる
(2)エタノールは100%の原液をそのまま使用するのが最も効果的である
(3)紫外線消毒は残留効果があるため、水道水の消毒に最も広く使われている
(4)1,000 ppmの消毒液は10%溶液と同じ濃度である
(5)逆性石けんは普通の石けんで洗った直後、すすがずに使用すると効果的である
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正解:(1)5%の次亜塩素酸ナトリウム原液50 mLを水で薄めて5 Lにすると、500 ppmの消毒液ができる
C₁ × V₁ = C₂ × V₂ で確認しましょう。5% × 50 mL = C₂ × 5,000 mL → C₂ = 250 ÷ 5,000 = 0.05% = 500 ppm。正しいですね。(2)エタノールは70〜80%が最適で100%はかえって効果が低い。(3)紫外線には残留効果がなく、水道で広く使われるのは塩素消毒。(4)1,000 ppm = 0.1%であり10%ではない。(5)逆性石けんは普通の石けんと混ざると効果が低下するので、十分にすすいでから使います。
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