二級ボイラー技士 模擬試験

二級ボイラー技士 模擬試験【第3回】

二級ボイラー技士 模擬試験 第3回(全40問)

本試験と同じ4科目・全40問・五肢択一で通して解ける模擬試験です。第1回・第2回とは別の角度から、装置ごとの構造と操作の手順、それに計算問題を交えて出題します。公表問題の転載ではなく、出題範囲と現行の法令・規格をもとに作成した当サイト独自の問題です。

2026年9月5日に全40問と正答をボイラー及び圧力容器安全規則・ボイラー構造規格と突き合わせ、第1回・第2回と問題文が重なっていた旧版の40問をすべて差し替え、正答以外の選択肢についても誤りの理由まで解説し直しました。

本ページは学習用の非公式模試です。得点は本試験の合格を保証しません。法令や試験の実施内容は、受験する年度の公式資料でも確認してください。

科目別の問題数と合格基準

科目 問題番号 科目の基準
第1科目:ボイラーの構造に関する知識 問1〜問10(10問) 4点以上
第2科目:ボイラーの取扱いに関する知識 問11〜問20(10問) 4点以上
第3科目:燃料及び燃焼に関する知識 問21〜問30(10問) 4点以上
第4科目:関係法令 問31〜問40(10問) 4点以上
合計 40問 24点以上

本試験の合格基準は各科目40%以上(各10問中4問以上)かつ全体60%以上(40問中24問以上)です。全体で24点を超えていても、1科目でも3点以下があれば不合格になります。試験時間は3時間なので、1問あたり4分半ほど使える計算です。見直しの時間を残すなら、1問3分を目安に進めてください。

解き方

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② 40問を通して解き、解答用紙に記録する
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二級ボイラー技士 模擬試験

第1回 第2回 第3回

科目へ移動:ボイラーの構造に関する知識ボイラーの取扱いに関する知識燃料及び燃焼に関する知識関係法令


筆記試験(全40問)

第1科目:ボイラーの構造に関する知識【問1〜問10】

問1

蒸気の性質に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)圧力が高くなると、飽和温度が高くなり、蒸発熱(潜熱)も大きくなる
(2)飽和水の比エンタルピは、同じ圧力の飽和蒸気の比エンタルピより大きい
(3)圧力が高くなると、飽和蒸気の比体積は小さくなる
(4)乾き度0.9の湿り蒸気は、同じ圧力の乾き飽和蒸気より1kg当たりの保有熱量が大きい
(5)過熱蒸気の温度と、同じ圧力の飽和蒸気の温度との差を乾き度という

問2

立てボイラーに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)胴を直立させて据え付けるので、据付面積が小さくて済む
(2)横管式では、火室の内部に横管を配置して伝熱面積を増やしている
(3)多管式(立て煙管ボイラー)では、火室の上部に多数の煙管を配置している
(4)内部が狭いため、掃除や点検、検査がしにくい
(5)伝熱面積を大きくとれるので、高圧大容量の発電用ボイラーとして使われる

問3

水管ボイラーの水の循環方式に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)自然循環式は、圧力が高くなるほど循環力が大きくなる
(2)強制循環式は、給水ポンプの吐出し圧力だけで缶水を循環させる
(3)貫流式は、蒸気ドラム1個と水ドラム2個を備えている
(4)二胴形水管ボイラーでは、降水管を燃焼ガスの通り道に置いて加熱する
(5)自然循環式は、上昇管と降水管の中にある水の密度差を利用して循環させる

問4

温水ボイラー及び暖房用ボイラーの附属品に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)温水ボイラーには、蒸気ボイラーと同じくガラス水面計を取り付けなければならない
(2)逃がし管には、点検のときに閉止できるよう、途中に弁又はコックを設ける
(3)開放形膨張タンクは、温水の膨張分を吸収して装置内の圧力上昇を防ぐ
(4)逃がし弁は、温水の温度が設定値を超えたときに開いて蒸気を放出する弁である
(5)暖房用蒸気ボイラーの返り管には、ハートフォード式連結法を用いてはならない

問5

蒸気ボイラーの水面測定装置に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)ガラス水面計は、可視範囲の最下部が安全低水面と同じ高さになるように取り付ける
(2)平形反射式水面計では、蒸気部は白く光って見え、水部は黒く見える
(3)二色水面計は、光の屈折率の差を利用して、蒸気部が赤色、水部が緑色に見える
(4)水柱管の下部には吹出し管を取り付け、水柱管内にスラッジがたまるのを防ぐ
(5)験水コックを2個取り付ければ、ガラス水面計は省略することができる

問6

ボイラーの給水系統に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)給水管には、ボイラーに近い側から順に、逆止め弁、給水弁を取り付ける
(2)給水内管は、冷たい給水が一か所に集中しないよう、安全低水面よりやや下に取り付ける
(3)ディフューザポンプは、羽根車の外周に案内羽根がなく、低圧の給水に用いる
(4)渦流ポンプ(円周流ポンプ)は、大容量ボイラーの給水に適している
(5)給水加熱器は、排ガスの余熱で給水を温める装置で、エコノマイザとも呼ばれる

問7

ボイラーの送気系統に取り付ける装置に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)主蒸気弁には、アングル弁、玉形弁のほか、仕切弁が用いられる
(2)沸水防止管は、大径の管の上面に多数の穴をあけたもので、蒸気とともに水滴が流れ出るのを防ぐ
(3)気水分離器は、ドラム内で発生した蒸気に含まれる水分を分離する
(4)蒸気トラップは、蒸気使用設備にたまったドレンを自動的に排出する
(5)減圧弁は、蒸気の使用量が変化しても、二次側の流量を一定に保つ装置である

問8

ボイラーの安全弁の取付けと吹出し圧力に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)安全弁は、蒸気ボイラーの蒸気部に、弁軸を鉛直にして直接取り付ける
(2)揚程式安全弁では、のど部の面積によって吹出し量が決まる
(3)全量式安全弁は、同じ口径の揚程式に比べて吹出し量が少ない
(4)ばね式安全弁は、ばねを締め付けるほど吹出し圧力が低くなる
(5)過熱器の安全弁は、胴の安全弁より高い圧力で作動するように調整する

問9

ボイラーの燃焼安全装置と火炎検出器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)フレームロッドは、火炎が放射する紫外線を検出して火炎の有無を判断する
(2)硫化カドミウムセル(CdSセル)は、火炎の光を受けると電気抵抗が変わることを利用する
(3)燃焼安全装置は、失火を検出したときに、まず給水を停止する
(4)主安全制御器は、点火に失敗した場合、自動的に再点火を繰り返す
(5)火炎検出器は、燃焼室内の温度を測ることで火炎の有無を判断する

問10

毎時2,000 kgの蒸気を発生しているボイラーがある。発生する蒸気の比エンタルピが2,780 kJ/kg、給水の比エンタルピが125 kJ/kgであるとき、このボイラーの換算蒸発量に最も近い値は次のうちどれか。ただし、換算蒸発量は標準大気圧における水の蒸発熱2,257 kJ/kgを用いて計算するものとする。

(1)毎時1,750 kg
(2)毎時2,000 kg
(3)毎時2,200 kg
(4)毎時2,350 kg
(5)毎時2,600 kg

第2科目:ボイラーの取扱いに関する知識【問11〜問20】

問11

ボイラーの圧力計の取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)圧力計と胴の間には水を入れたサイフォン管を取り付け、蒸気が直接圧力計に入らないようにする
(2)圧力計の機能試験は、試験用圧力計と比較するか、他の圧力計と取り替えて行う
(3)圧力計のコックは、ハンドルが管軸と直角になったときに開になるよう取り付ける
(4)運転中に指針の動きが鈍いときは、サイフォン管の詰まりを疑う
(5)使用中の圧力計は、ときどきコックを閉じて、指針が0に戻るかどうかを確かめる

問12

油だきボイラーの点火時の取扱いに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)点火前のプレパージは、炉内の熱を逃がさないよう、ダンパを全閉にして行う
(2)バーナが着火しないときは、直ちに燃料弁を閉じ、炉内を換気してから原因を調べる
(3)点火用バーナは、主バーナに着火した後に炉内へ挿入する
(4)バーナが2基以上ある場合は、すべてのバーナに同時に点火する
(5)点火後、火炎が短く白っぽくなるのは、空気量が不足している状態である

問13

ボイラーの燃焼量を調節する操作として、正しいものはどれか。

(1)燃焼量を増すときは、燃料の供給量を先に増やしてから空気量を増やす
(2)燃焼量を減らすときは、空気量を先に減らしてから燃料の供給量を減らす
(3)燃焼量を増すときは、空気量を先に増やしてから燃料の供給量を増やす
(4)燃焼量の調節は二次空気だけで行い、一次空気は変えない
(5)蒸気圧力が上がりすぎたときは、主蒸気弁を絞って圧力を下げる

問14

ボイラーの運転を停止し、翌日まで休止する場合の操作の順序として、正しいものはどれか。

(1)燃料の供給を止める → 炉内と煙道を換気する → 給水して常用水位よりやや高くし給水弁を閉じる → 主蒸気弁を閉じてドレン弁を開く → ダンパを閉じる
(2)主蒸気弁を閉じる → 燃料の供給を止める → ダンパを閉じる → 給水する → 炉内を換気する
(3)ダンパを閉じる → 燃料の供給を止める → 主蒸気弁を閉じる → 炉内を換気する → 給水する
(4)燃料の供給を止める → 炉内の熱を保つためダンパを全閉にする → 主蒸気弁を閉じる → 給水する → 炉内を換気する
(5)給水を止める → 燃料の供給を止める → 主蒸気弁を閉じる → 炉内を換気する → ダンパを閉じる

問15

運転中に水位が安全低水面以下に下がっていることに気づいたときの措置として、正しいものはどれか。

(1)直ちに燃料の供給を止めて燃焼を停止し、炉内を自然に冷ましてから水位の回復にかかる
(2)すぐに大量の給水を行って、水位を常用水位まで戻す
(3)燃焼を続けたまま吹出し弁を開き、水位を調整する
(4)主蒸気弁を全開にして、蒸気を放出しながら圧力を下げる
(5)安全弁を手動で開いて蒸気を放出し、その間に水面計を洗浄する

問16

ボイラーのスートブロー(すす吹き)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)燃焼量が低いときにはスートブローを行わない
(2)スートブローの前には、蒸気管のドレンを十分に抜いてから行う
(3)一箇所に長く吹き続けず、適度な時間で移動させる
(4)スートブロー中は通風力を下げ、燃焼ガスの流れを止めておく
(5)スートブローの回数や時間は、燃料の性状やボイラーの種類によって決める

問17

ボイラーの清掃に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)内面清掃の主な目的は、すすや灰を除去して通風の抵抗を減らすことである
(2)酸洗浄では、酸に腐食抑制剤(インヒビタ)を添加してから薬液を循環させる
(3)酸洗浄中は水素が発生しないので、火気の管理は不要である
(4)ボイラー内部に入って清掃するときは、他のボイラーとつながる蒸気管の弁を開けておく
(5)外面清掃は、ボイラーを運転したまま燃焼室内に入って行う

問18

ボイラーの清缶剤に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)炭酸ナトリウムは、缶水中の溶存酸素を除去する脱酸素剤である
(2)タンニンや亜硫酸ナトリウムは、缶水中の溶存酸素を除去する脱酸素剤である
(3)りん酸ナトリウムは、缶水のpHを下げるために用いられる
(4)清缶剤は、給水中の溶存気体を機械的に取り除く装置の総称である
(5)スケール防止剤は、すでに固着したスケールを溶かして取り除くために用いる

問19

ボイラーの給水及び缶水の水質管理に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)全硬度は、水中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの量を、炭酸カルシウムに換算して表したものである
(2)酸消費量は、水中に含まれるアルカリ分の量の目安となる
(3)給水のpHが低いと、鋼材の腐食が進みやすくなる
(4)缶水の電気伝導率は、溶けている塩類が多いほど小さくなる
(5)缶水の濃縮が進むとキャリオーバや腐食の原因になるため、吹出しで濃度を下げる

問20

ボイラーの水位検出器の点検に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)フロート式水位検出器は、1年に1回フロート室を分解して掃除すれば十分である
(2)電極式水位検出器は、電極棒の絶縁が悪くなっても水位を正しく検出できる
(3)水位検出器の作動試験は、ボイラーを運転する前に1回行えばよい
(4)水位検出器の機能試験は、給水を止めて水位を下げ、低水位燃料遮断装置が働くかどうかで確かめる
(5)水位検出器が2組ある場合は、そのうち1組だけを点検すればよい

第3科目:燃料及び燃焼に関する知識【問21〜問30】

問21

燃料の分析と発熱量に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)工業分析では、燃料に含まれる炭素・水素・窒素などの成分を質量比で表す
(2)元素分析では、固体燃料の水分・灰分・揮発分を測定し、残りを固定炭素とする
(3)燃料の組成が分かると、理論空気量や発熱量を計算で求めることができる
(4)高発熱量とは、燃焼ガス中の水蒸気の潜熱を差し引いた発熱量のことである
(5)液体燃料の発熱量は、一般に1 L当たりの熱量で表す

問22

重油の加熱と、燃焼によって生じる低温腐食に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)粘度の高いC重油は、加熱して粘度を下げてからバーナに送る
(2)加熱温度が高すぎると、噴霧状態にむらが生じたり、いきづき燃焼を起こしたりする
(3)低温腐食は、燃料中の硫黄分から生じた三酸化硫黄が水蒸気と結びついて硫酸となり、低温部を腐食するものである
(4)低温腐食を防ぐ方法として、エコノマイザや空気予熱器の低温部に耐食材料を用いる方法がある
(5)排ガス温度を下げるほど、低温腐食は起こりにくくなる

問23

低発熱量41,000 kJ/kgの重油を毎時150 kg燃焼させ、毎時2,000 kgの蒸気を発生しているボイラーがある。発生する蒸気の比エンタルピが2,750 kJ/kg、給水の比エンタルピが105 kJ/kgであるとき、このボイラーの効率に最も近い値は次のうちどれか。

(1)76 %
(2)80 %
(3)83 %
(4)86 %
(5)90 %

問24

気体燃料の性質に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)液化石油ガス(LPG)は空気より軽いため、漏れると天井付近にたまる
(2)都市ガス13Aの主成分はメタンで、空気より軽い
(3)気体燃料は、液体燃料に比べて単位体積当たりの発熱量が大きい
(4)気体燃料の燃焼には、液体燃料より多くの過剰空気が必要である
(5)液化石油ガスは常温・常圧では液体で、加圧すると気体になる

問25

石炭及びその燃焼に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)石炭の工業分析では、水分・灰分・揮発分を測定し、残りを固定炭素とする
(2)揮発分の多い石炭は着火しやすく、長い炎を出して燃える
(3)微粉炭燃焼は、石炭を細かい粉にして空気とともに炉内へ吹き込む方式で、大容量ボイラーに適する
(4)石炭の燃焼では、液体燃料や気体燃料よりも空気比を小さくできる
(5)灰分の多い石炭は発熱量が小さく、灰の処理の手間も増える

問26

ボイラーの燃焼室に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)燃焼室熱負荷とは、燃焼室の単位容積・単位時間当たりに発生する熱量のことである
(2)燃焼室は、燃料を完全燃焼させるため、容積をできるだけ小さくする
(3)燃焼の3要素とは、燃料・空気(酸素)・水である
(4)燃焼室熱負荷が小さいほど、未燃分が増えて燃焼効率が下がる
(5)着火性のよい燃料ほど、燃焼室の容積を大きくとる必要がある

問27

ボイラーの通風に用いるファンに関する記述として、正しいものはどれか。

(1)多翼形ファンは、前向きの羽根を多数持ち、小形・軽量だが効率は低い
(2)後向き形ファンは、高温・高圧・大容量の用途には適さない
(3)ラジアル形ファンは、羽根が複雑に曲がっているため摩耗に弱い
(4)押込ファンは高温の燃焼ガスの中に置かれるため、耐熱性が要求される
(5)誘引ファンは常温の空気を扱うので、小形のもので足りる

問28

ボイラーの通風とダンパに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)煙突による自然通風では、煙突が高いほど、また排ガスの温度が高いほど通風力が大きくなる
(2)押込通風では炉内が大気圧より高くなるため、炉壁の隙間から燃焼ガスが漏れやすい
(3)平衡通風は、押込ファンと誘引ファンを併用し、炉内を大気圧よりわずかに低く保つ
(4)ダンパは、通風力を調節したり、燃焼ガスの流れを遮断したりするために設ける
(5)誘引通風は、押込通風に比べて所要動力が小さくて済む

問29

乾き燃焼ガス中の酸素濃度を測定したところ、体積比で4 %であった。このときの空気比に最も近い値は次のうちどれか。ただし、空気中の酸素は体積比で21 %とし、空気比 m は m=21÷(21-O₂%) で求めるものとする。

(1)1.05
(2)1.13
(3)1.19
(4)1.24
(5)1.35

問30

油だきボイラーの逆火(バックファイヤ)に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)点火時に通風が不足していると、逆火が起こりやすい
(2)点火の際、空気より先に燃料を供給すると、逆火の原因になる
(3)複数のバーナのうち1基が失火したまま燃料を送り続けると、逆火のおそれがある
(4)炉内に未燃ガスがたまった状態で点火すると、逆火や炉内爆発を起こすことがある
(5)逆火は炉内の圧力が下がりすぎたときに起こるので、誘引通風を強めれば防止できる

第4科目:関係法令【問31〜問40】

問31

労働安全衛生法令上、ボイラーの伝熱面積の算定方法として、正しいものはどれか。

(1)立てボイラー(横管式)では、横管の内面の面積を算入する
(2)煙管ボイラーでは、煙管の外面の面積を算入する
(3)貫流ボイラーでは、燃焼室入口から過熱器入口までの水管の、燃焼ガス等に触れる面の面積を算入する
(4)水管ボイラーでは、エコノマイザ(節炭器)の伝熱面の面積も算入する
(5)過熱器の伝熱面の面積は、その2分の1を算入する

問32

ボイラー取扱作業主任者の職務として、法令に定められていないものはどれか。

(1)圧力、水位及び燃焼状態を監視すること
(2)急激な負荷の変動を与えないように努めること
(3)安全弁の機能の保持に努めること
(4)1か月以内ごとに1回、定期自主検査を行い、その結果を記録すること
(5)適宜、吹出しを行い、ボイラー水の濃縮を防ぐこと

問33

ボイラー取扱技能講習を修了した者を、ボイラー取扱作業主任者として選任することができるボイラーとして、法令上正しいものはどれか。

(1)伝熱面積が10 m²の蒸気ボイラー
(2)伝熱面積が20 m²の温水ボイラー
(3)伝熱面積が25 m²の貫流ボイラー
(4)胴の内径が900 mmで、長さが1,200 mmの蒸気ボイラー
(5)伝熱面積が40 m²の水管ボイラー

問34

ボイラーの製造から設置までに受ける検査に関する記述として、法令上正しいものはどれか。

(1)ボイラーを製造しようとする者は、あらかじめ都道府県労働局長の製造許可を受けなければならない
(2)構造検査は、所轄労働基準監督署長が行う
(3)使用検査は、ボイラーを設置した後に受ける検査である
(4)落成検査を受ける前に、ボイラー検査証が交付される
(5)溶接によるボイラーは、溶接検査を受けずに構造検査を受けることができる

問35

ボイラーの変更届及び変更検査に関する記述として、法令上正しいものはどれか。

(1)変更届の対象となる部分に、燃焼装置や据付基礎は含まれない
(2)変更検査に合格したときは、ボイラー検査証に裏書が行われる
(3)変更届は、変更工事が完了した日から30日以内に提出すればよい
(4)変更検査は、都道府県労働局長が行う
(5)給水装置を取り替えたときは、必ず変更届を提出しなければならない

問36

ボイラー室の管理について、法令上定められていないものはどれか。

(1)ボイラー検査証並びにボイラー取扱作業主任者の資格及び氏名を、見やすい箇所に掲示すること
(2)関係者以外の者がみだりに立ち入ることを禁止し、その旨を見やすい箇所に掲示すること
(3)水面計のガラス管、ガスケットその他の必要な予備品及び修繕用工具類を備えておくこと
(4)ボイラー室に燃料を貯蔵するときは、ボイラーの外側から2 m(固体燃料は1.2 m)以上離しておくこと
(5)ボイラー室の入口に、ボイラーの製造者名と製造年月日を掲示すること

問37

ボイラーの据付位置について、法令上正しいものはどれか。

(1)ボイラーの最上部から天井、配管その他の構造物までの距離は、原則として0.45 m以上とする
(2)ボイラーの最上部から天井、配管その他の構造物までの距離は、原則として1.2 m以上とする
(3)立てボイラーでは、天井までの距離を0.15 m以上とすればよい
(4)ボイラーの側部にある構造物までの距離は、すべてのボイラーで1.2 m以上とする
(5)ボイラーに附設された金属製の煙道の外側から0.15 m以内にある可燃性の物は、そのままにしておいてよい

問38

ボイラーの附属品の管理について、法令上正しいものはどれか。

(1)蒸気ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の1.1倍の圧力で作動するように調整する
(2)圧力計の目盛盤の最大指度は、最高使用圧力と同じ値にする
(3)蒸気ボイラーの常用水位は、ガラス水面計又はこれに接近した位置に、現在水位と比較できるように表示する
(4)過熱器に取り付ける安全弁は、胴の安全弁が吹き出した後に作動するよう調整する
(5)燃焼ガスに触れる吹出管は、断熱材で覆ってはならない

問39

ボイラーの性能検査に関する記述として、法令上正しいものはどれか。

(1)性能検査は、登録性能検査機関が行う
(2)検査証の有効期間は、性能検査の結果にかかわらず一律で、延長も短縮もされない
(3)性能検査を受けるときは、ボイラーを冷却して掃除した後、燃焼室を密閉しておく
(4)検査証を滅失したときは、再交付を受けずに写しで代用することができる
(5)性能検査に合格しても、検査証の有効期間は更新されない

問40

ボイラーの使用の休止及び廃止に関する記述として、法令上正しいものはどれか。

(1)休止期間がボイラー検査証の有効期間を超えるときは、その旨を所轄労働基準監督署長に報告しなければならない
(2)使用を休止したボイラーを再び使用しようとするときは、変更検査を受けなければならない
(3)ボイラーの使用を廃止した者は、ボイラー検査証を10年間保存しなければならない
(4)使用再開検査に合格しても、ボイラー検査証への裏書は行われない
(5)休止の報告をしておけば、性能検査を受けずに使用を再開することができる


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出題内容の確認に使った公式情報

問題・正答・法令の最終照合日:2026年9月5日

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