ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

環境衛生管理基準と点検頻度 ミニテスト【第3回】

環境衛生管理基準と点検頻度(空気・水質・清掃の基準値まとめ)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。雑用水の基準や残留塩素の数値比較など、第1回・第2回で扱わなかった範囲を中心に出題します。

環境衛生管理基準と点検頻度 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

建築物環境衛生管理基準における雑用水の水質検査に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)遊離残留塩素は7日以内ごとに1回検査する
(2)pHの基準値は5.8以上8.6以下である
(3)大腸菌は検出されないことが基準である
(4)濁度の基準値は5度以下である
(5)外観はほとんど無色透明であること

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正解:(4)濁度の基準値は5度以下である
雑用水の濁度の基準値は2度以下です。5度は水道法の水質基準の濁度なので混同しないようにしましょう。雑用水はトイレの洗浄水や散水に使いますが、見た目の透明度も一定レベルが求められます。

第2問

飲料水に関する残留塩素の基準値の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)遊離残留塩素:0.1 mg/L 以上、結合残留塩素:0.2 mg/L 以上
(2)遊離残留塩素:0.1 mg/L 以上、結合残留塩素:0.4 mg/L 以上
(3)遊離残留塩素:0.2 mg/L 以上、結合残留塩素:0.4 mg/L 以上
(4)遊離残留塩素:0.4 mg/L 以上、結合残留塩素:0.1 mg/L 以上
(5)遊離残留塩素:0.1 mg/L 以上、結合残留塩素:1.0 mg/L 以上

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正解:(2)遊離残留塩素:0.1 mg/L 以上、結合残留塩素:0.4 mg/L 以上
遊離残留塩素は0.1 mg/L以上、結合残留塩素は0.4 mg/L以上です。結合残留塩素は殺菌力が弱いため、遊離残留塩素の4倍の濃度が必要です。「遊離は0.1、結合は4倍の0.4」と覚えましょう。

第3問

建築物環境衛生管理基準における居室の温度に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)冷房時の室内温度は25℃以下に設定しなければならない
(2)暖房時の室内温度は20℃以上に維持しなければならない
(3)居室の温度を外気より低くする場合は、その差を著しくしないこととされている
(4)冷房時の室内外の温度差は10℃以内にしなければならない
(5)温度の管理基準は冷房期と暖房期で異なる値が定められている

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正解:(3)居室の温度を外気より低くする場合は、その差を著しくしないこととされている
これは管理基準に定められた努力義務です。真夏に外気温が35℃なのに室内を20℃まで冷やすと、出入りのたびに体がついていけず体調を崩します。おおむね外気との差は7℃以内が望ましいとされています。管理基準の温度(17〜28℃)は通年の基準で、冷房期・暖房期で変わりません。

第4問

雑用水の管理に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)雑用水の残留塩素検査は2ヶ月以内ごとに1回行う
(2)雑用水の水質検査項目は飲料水と同じ11項目である
(3)雑用水のpH・臭気・外観・大腸菌・濁度の検査は2ヶ月以内ごとに1回行う
(4)雑用水には残留塩素の基準は適用されない
(5)雑用水の水質検査は6ヶ月以内ごとに1回行う

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正解:(3)雑用水のpH・臭気・外観・大腸菌・濁度の検査は2ヶ月以内ごとに1回行う
雑用水の残留塩素検査は飲料水と同じ「7日以内ごとに1回」です。それ以外の項目(pH・臭気・外観・大腸菌・濁度)は「2ヶ月以内ごとに1回」です。飲料水の11項目検査とは異なる独自の項目なので、混同しないようにしましょう。

第5問

建築物環境衛生管理基準に基づく管理項目と頻度の組み合わせとして、正しいものはどれか。

(1)飲料水の残留塩素検査 ―― 2ヶ月以内ごとに1回
(2)雑用水のpH検査 ―― 6ヶ月以内ごとに1回
(3)貯水槽の清掃 ―― 6ヶ月以内ごとに1回
(4)排水設備の清掃 ―― 1年以内ごとに1回
(5)飲料水の水質検査(11項目) ―― 6ヶ月以内ごとに1回

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正解:(5)飲料水の水質検査(11項目) ―― 6ヶ月以内ごとに1回
各選択肢の正しい頻度は次のとおりです。残留塩素検査=7日以内ごとに1回、雑用水のpH=2ヶ月以内ごとに1回、貯水槽の清掃=1年以内ごとに1回、排水設備の清掃=6ヶ月以内ごとに1回。頻度の整理は「週1は塩素、2ヶ月は空気と雑用水、6ヶ月は水質・排水・掃除・ネズミ、1年は貯水槽」で覚えましょう。

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