ボイラーの取扱い ミニテスト

ボイラーの清掃・整備 ミニテスト【第3回】

ボイラーの清掃・整備(機械的清掃・化学洗浄・スートブロー)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。酸素濃度の基準値・酸洗浄の注意事項・休止中の保全・スートブローの装置構造・化学洗浄と機械的清掃の使い分けなど、第1回・第2回で出題していない範囲を中心に出題しています。

ボイラーの清掃・整備 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

ボイラー内部に入る前に確認すべき酸素濃度の基準として、正しいものはどれか。

(1)10%以上
(2)14%以上
(3)16%以上
(4)18%以上
(5)21%以上(通常大気と同じ)

解答を見る

正解:(4)18%以上
ボイラー内部に入る前に酸素濃度計で測定し、酸素濃度が18%以上であることを確認します。通常の大気中の酸素濃度は約21%ですが、18%未満になると酸素欠乏症の危険があります。長期間休止していたボイラーでは金属のさびによって酸素が消費されている可能性があるため、必ず測定が必要です。

第2問

酸洗浄の注意事項として、誤っているものはどれか。

(1)酸の濃度や温度を適切に管理する
(2)化学洗浄は一般に専門業者に依頼する
(3)廃液は環境に配慮して適切に処理する
(4)洗浄後の内部点検は省略してよい
(5)酸に必ずインヒビターを添加する

解答を見る

正解:(4)洗浄後の内部点検は省略してよい
化学洗浄後は必ず内部を点検して、スケールがきちんと除去されたか確認する必要があります。スケールが残っていると伝熱阻害や過熱の原因になるため、洗浄効果の確認は省略できません。酸の濃度・温度管理、専門業者への依頼、廃液の適切な処理、インヒビターの添加はすべて正しい注意事項です。

第3問

清掃後にボイラーを長期間休止する場合の保全方法として、正しいものはどれか。

(1)清掃後は何もせずそのまま放置してよい
(2)ボイラー水を半分だけ残して保管する
(3)乾燥保存法または満水保存法で腐食を防ぐ
(4)スケールを意図的に付着させて金属面を保護する
(5)蒸気を微量だけ流し続ける

解答を見る

正解:(3)乾燥保存法または満水保存法で腐食を防ぐ
清掃後に長期間休止する場合、内部をそのまま放置すると空気中の酸素と湿気で腐食が進みます。乾燥保存法(内部を乾燥させて保存)または満水保存法(防錆剤を入れた水で満たして保存)のどちらかで金属面を保護します。詳しくは「埋火・消火・ボイラー休止中の保全」で解説しています。

第4問

スートブロワの構造と機能について、正しいものはどれか。

(1)スートブロワはボイラー水を噴射してすすを洗い流す装置である
(2)スートブロワは酸性の薬品を噴射してすすを溶かす装置である
(3)スートブロワは蒸気や圧縮空気を噴射してすすを吹き飛ばす装置である
(4)スートブロワはスケールハンマーを自動で振動させる装置である
(5)スートブロワはボイラーの水面のスラッジを吸い出す装置である

解答を見る

正解:(3)スートブロワは蒸気や圧縮空気を噴射してすすを吹き飛ばす装置である
スートブロワ(スートブローの装置)は、ボイラーの壁面に取り付けられた回転式のノズルで、蒸気や圧縮空気を噴射しながら回転し、煙側の伝熱面に付着したすすや灰を吹き飛ばします。エアガンで掃除するようなイメージで、運転中に実施できるのが大きなメリットです。

第5問

水側のスケール除去方法として、化学洗浄が機械的清掃より適している場面はどれか。

(1)スケールが薄く表面にわずかに付着している場合
(2)管の内部にびっしりとスケールが付着していて手が届かない場合
(3)スケールが軟らかく簡単に落とせる場合
(4)マンホールのすぐ近くにスケールがある場合
(5)環境負荷を最小限にしたい場合

解答を見る

正解:(2)管の内部にびっしりとスケールが付着していて手が届かない場合
化学洗浄は酸を循環させてスケールを溶かすため、手が届かない管の内部のスケール除去に効果的です。機械的清掃は局所的な作業には向いていますが、管の奥まで清掃するのは困難です。ただし化学洗浄は薬品を使うため環境負荷が大きく、インヒビターや中和処理が必要です。

結果の振り返り

正解数をチェック!

5問正解 完璧!このテーマはバッチリです
3〜4問正解 あと一歩!間違えた問題を復習しましょう
0〜2問正解 解説記事を読み直してから再チャレンジ!

解説記事に戻って復習する → ボイラーの清掃・整備(機械的清掃・化学洗浄・スートブロー)

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-ボイラーの取扱い, ミニテスト