ミニテスト 燃料及び燃焼

通風と通風装置 ミニテスト【第3回】

通風と通風装置(自然通風・押込み通風・誘引通風・平衡通風)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。3つの人工通風方式の比較・通風力の調整方法・炉内圧力の違い・平衡通風のメリット・自然通風が大容量に不向きな理由など第1回・第2回で出題していない範囲を中心に出題しています。

通風と通風装置 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

3つの人工通風方式のうち、押込みファンと誘引ファンの両方を設置し、炉内をわずかに負圧に保つ方式はどれか。

(1)押込み通風
(2)誘引通風
(3)平衡通風
(4)自然通風
(5)強制排気通風

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正解:(3)平衡通風
平衡通風は押込みファンと誘引ファンの両方を組み合わせた方式で、2つのファンのバランスを取って炉内をわずかに負圧に保ちます。押込みの通風力(大量の空気を送れる)と誘引の安全性(ガス漏れしにくい)の両方の長所を活かせます。

第2問

通風力の調整方法として、正しいものはどれか。

(1)煙突の高さを運転中に変える
(2)ファンの回転数を変えたり、ダンパの開度を調整したりする
(3)ボイラー水の量を増減する
(4)燃料タンクの圧力を変える
(5)蒸気圧力で通風力を調整する

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正解:(2)ファンの回転数を変えたり、ダンパの開度を調整したりする
人工通風ではファンの回転数を変える(インバータ制御など)ことで通風力を調整します。また煙道に設置されたダンパ(風量調整板)の開度を変えることでも通風力を調節できます。自然通風でもダンパによる調整は可能ですが、細かい制御は難しいです。

第3問

押込み通風と誘引通風における炉内の圧力状態について、正しいものはどれか。

(1)押込み通風:負圧 / 誘引通風:正圧
(2)押込み通風:正圧 / 誘引通風:負圧
(3)両方とも正圧
(4)両方とも負圧
(5)両方とも大気圧と同じ

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正解:(2)押込み通風:正圧 / 誘引通風:負圧
押込み通風は空気を炉内に押し込むので炉内が正圧(大気圧より高い)になります。誘引通風は排ガスを吸い出すので炉内が負圧(大気圧より低い)になります。正圧だとガスが漏れやすく、負圧だと漏れにくいという違いがあります。

第4問

平衡通風のメリットとして、正しいものはどれか。

(1)ファンが1台で済むためコストが安い
(2)炉内をわずかに負圧に保てるためガス漏れが少なく、かつ十分な通風力が得られる
(3)自然通風と同じ原理なのでファンが不要
(4)ファンが常に高速で回転するため通風力が最大になる
(5)排ガスを完全にゼロにできる

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正解:(2)炉内をわずかに負圧に保てるためガス漏れが少なく、かつ十分な通風力が得られる
平衡通風は押込みファンで十分な空気を送りつつ、誘引ファンで排ガスを吸い出して炉内をわずかに負圧に保ちます。これにより通風力の確保と安全性(ガス漏れ防止)を両立できます。ファンは2台必要なのでコストは高くなりますが、大型ボイラーではこの方式が主流です。

第5問

自然通風が大容量ボイラーに不向きな理由として、正しいものはどれか。

(1)煙突が不要になるから
(2)通風力の細かい制御ができず、大量の空気供給が困難だから
(3)自然通風は固体燃料にしか使えないから
(4)自然通風は夏場に使えないから
(5)煙突が高すぎると通風力が弱くなるから

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正解:(2)通風力の細かい制御ができず、大量の空気供給が困難だから
自然通風は煙突の温度差だけに依存するため、通風力の調整が難しく、大容量ボイラーが必要とする大量の空気を安定的に供給するのが困難です。そのため現在の大容量ボイラーではファンを使った人工通風(押込み・誘引・平衡)が主流です。

結果の振り返り

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5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

全3回のミニテストお疲れさまでした! → 第1回第2回

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