ミニテスト 建築物環境衛生管理技術者

照明と照度計算 ミニテスト【第3回】

照明と照度計算」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。発光効率の比較・保守率の意味・照度計算の応用・色温度と雰囲気・照明計画の総合問題に挑戦しましょう。

照明と照度計算 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

発光効率に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)白熱電球の発光効率は約100 lm/Wである
(2)LEDの発光効率は白熱電球より低い
(3)発光効率が高いほど同じ明るさを少ない電力で実現できる
(4)蛍光灯の発光効率はLEDより高い
(5)発光効率の単位はlx/Wである

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正解:(3)発光効率が高いほど同じ明るさを少ない電力で実現できる
発光効率(lm/W)は電力1Wあたりの光束(ルーメン)を表し、値が大きいほど省エネです。LED(100〜200 lm/W)> 蛍光灯(60〜100 lm/W)> 白熱電球(約15 lm/W)の順です。白熱電球はエネルギーの大部分が熱(赤外線)として放出されるため効率が低いです。

第2問

照明率と保守率に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)照明率は照明器具から出た光のうち作業面に届く割合である
(2)保守率はランプの劣化や汚れによる光束低下を見込んだ係数である
(3)照明率は部屋の形状や壁の反射率によって変わる
(4)保守率は清掃を行っても変化しない
(5)保守率が低いほど計算上の平均照度は低くなる

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正解:(4)保守率は清掃を行っても変化しない
保守率は清掃や保守作業によって維持・改善できます。「清掃を行っても変化しない」は誤りです。照明器具のカバーの汚れを清掃すれば保守率は上がり、放置すれば下がります。ビル管理士として照明設備の定期清掃を行うことは、照度の維持に直接つながります。

第3問

床面積150 m2の事務室に、光束6,000 lmの照明器具を30灯設置した。照明率0.6、保守率0.7のとき、平均照度として最も近い値はどれか。

(1)252 lx
(2)504 lx
(3)756 lx
(4)1,008 lx
(5)1,512 lx

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正解:(2)504 lx
E = (F × N × U × M) ÷ A
= (6,000 × 30 × 0.6 × 0.7) ÷ 150
= (180,000 × 0.42) ÷ 150
= 75,600 ÷ 150
= 504 lx
事務室の推奨照度(300〜750 lx)の範囲内で適切です。

第4問

色温度と照明の雰囲気に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)色温度が高い昼光色はリラックスした雰囲気に適する
(2)色温度が低い電球色は覚醒効果が高くオフィスに最適である
(3)色温度が低い電球色はリラックスした暖かい雰囲気をつくる
(4)色温度と照明の雰囲気は無関係である
(5)ろうそくの炎の色温度は約6,000 Kである

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正解:(3)色温度が低い電球色はリラックスした暖かい雰囲気をつくる
色温度が低い電球色(約2,700〜3,000 K)はオレンジ系でリラックスした暖かい雰囲気をつくります。色温度が高い昼光色(約5,000〜6,500 K)は青白い光で覚醒効果が高く、オフィスに適しています。ろうそくの炎は約2,000 K(低い)です。

第5問

照明計画に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)間接照明はグレアが生じにくい
(2)VDT作業ではディスプレイへの照明の映り込みに注意する
(3)照度が十分でも輝度が高いとグレアが発生することがある
(4)タスク・アンビエント照明は省エネに効果的である
(5)照度が高いほど必ず快適な照明環境になる

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正解:(5)照度が高いほど必ず快適な照明環境になる
照度が高くても輝度が高すぎるとグレアが発生し、不快な照明環境になります。快適な照明には照度だけでなく輝度(まぶしさ)の管理も重要です。間接照明は天井や壁に反射させた柔らかい光でグレアが生じにくく、VDT作業ではディスプレイへの映り込み防止が必要です。

解説記事で知識を復習しましょう。

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