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【ビル管理士・空気環境】結露の原理と湿り空気線図(露点温度・表面結露・内部結露の対策)

建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整

2026/4/18

【ビル管理士・空気環境】結露の原理と湿り空気線図(露点温度・表面結露・内部結露の対策)

結論:結露はビルの大敵 ― カビ・腐食・健康被害の原因 冬に窓ガラスが曇る、夏にコップの外側に水滴がつく。これが結露です。ビルの壁や窓で結露が起こると、カビの繁殖・建材の腐食・室内空気の悪化につながるため、ビル管理士にとって結露対策は必須の知識です。 試験では毎年1〜2問出題され、湿り空気線図の読み方が問われることもあります。結露を理解するには熱と伝熱の基礎の知識が前提となりますので、先にそちらを読んでおくと理解がスムーズです。 結露はなぜ起こるのか ― 基本原理 空気はある温度で保持できる水蒸気の量に上 ...

【ビル管理士・空気環境】熱と伝熱の基礎(熱伝導・熱伝達・熱放射・熱貫流率の計算)

建築物環境衛生管理技術者 空気環境の調整

2026/4/18

【ビル管理士・空気環境】熱と伝熱の基礎(熱伝導・熱伝達・熱放射・熱貫流率の計算)

結論:「熱の移動」を制するものがビル管理を制する ここからは科目3「空気環境の調整」に入ります。配点45問で全体の4分の1を占める最重要科目です。まずは空調の基礎となる「熱の移動(伝熱)」のしくみを理解しましょう。 熱は必ず温度が高い方から低い方へ移動します。この移動の仕方は3つあります。 熱伝導物質の中を伝わる 熱伝達(対流)物体と空気の間で伝わる 熱放射電磁波で直接伝わる 熱伝導 ― 物質の中を熱が伝わる 身近な例:鉄のフライパンの持ち手が熱くなる。壁の外側が暑いと、壁の中を通って室内側も温まる。これ ...

【ビル管理士・清掃】床材別清掃方法(弾性床・硬性床・木質床・繊維床の特徴と管理)

建築物環境衛生管理技術者 清掃

2026/4/18

【ビル管理士・清掃】床材別清掃方法(弾性床・硬性床・木質床・繊維床の特徴と管理)

床材4分類 ― 材質で清掃方法が変わる 弾性床塩ビタイル等ワックス塗布最も一般的ビルの大半硬性床石材・テラゾ研磨仕上げ酸性洗剤NG大理石は中性木質床フローリング水分厳禁オイル仕上体育館等繊維床カーペット掃除機が基本シャンプー洗浄ダニ対策重要 結論:床材の種類によって清掃方法はまったく違う 結論から言います。床材の種類を間違えた清掃を行うと、汚れが落ちないどころか床材そのものを傷めてしまいます。ビルには様々な床材が使われており、それぞれに「やっていいこと」と「やってはいけないこと」があります。 たとえば、大 ...

【ビル管理士・清掃】洗剤と床維持剤(洗剤のpHと種類・剥離剤・フロアポリッシュ・ドライメンテナンス)

建築物環境衛生管理技術者 清掃

2026/4/18

【ビル管理士・清掃】洗剤と床維持剤(洗剤のpHと種類・剥離剤・フロアポリッシュ・ドライメンテナンス)

洗剤のpHと種類 ― 汚れに合わせて選ぶ 酸性pH 3未満 ― 尿石・スケール除去(トイレ清掃) 弱酸性pH 3〜6 ― 金属の軽い汚れ 中性pH 6〜8 ― 日常清掃の万能選手(床材を傷めにくい) 弱アルカリpH 8〜11 ― 油脂汚れ(厨房・事務所) アルカリpH 11超 ― 強い油脂・剥離剤(ワックス除去) 結論:洗剤は「汚れとpHの関係」で選び、床維持剤は「床を守る盾」 結論から言います。洗剤選びの基本は「汚れの種類に合ったpHの洗剤を使う」こと、そして床維持剤(フロアポリッシュ)は「床材を汚れや ...

【ビル管理士・清掃】汚れの分類と清掃用具・機械(汚れの種類・パッド色分け・ポリッシャー・自動床洗浄機)

建築物環境衛生管理技術者 清掃

2026/4/18

【ビル管理士・清掃】汚れの分類と清掃用具・機械(汚れの種類・パッド色分け・ポリッシャー・自動床洗浄機)

ポリッシャーのパッド色分け ― 色で用途が決まる! 赤洗浄用(日常的な床洗浄) 緑軽洗浄(日常メンテナンス) 白磨き用(バフ仕上げ・艶出し) 黒剥離用(古いワックス除去)← 最も粗い 色が濃いほど研磨力が強い。試験では「黒=剥離」が頻出! 結論:汚れの正体を知ることが「正しい清掃」の出発点 結論から言います。清掃で最も大切なのは「汚れの種類を見極めて、それに合った方法で除去する」ことです。 同じ「汚れ」でも、ホコリなのか油汚れなのか、水垢なのかカビなのかで、使うべき洗剤も道具もまったく違います。ホコリにい ...

【ビル管理士・清掃】清掃計画と管理体系・品質評価(日常清掃・定期清掃・インスペクション・品質管理)

建築物環境衛生管理技術者 清掃

2026/4/18

【ビル管理士・清掃】清掃計画と管理体系・品質評価(日常清掃・定期清掃・インスペクション・品質管理)

清掃の3段階 ― 頻度と内容の違い 日常清掃毎日実施。ごみ回収・掃き掃除・トイレ清掃など ▼ 頻度が下がるほど作業が専門的に 定期清掃月1回〜年数回。床ワックス・カーペット洗浄など ▼ 特別清掃年1回以下。外壁洗浄・照明器具清掃など 結論:清掃管理は「計画→実施→評価→改善」のサイクルで回す仕事 結論から言います。ビルの清掃管理とは、限られた予算と人員で建物の美観と衛生を維持するために、計画的・組織的に清掃を行い、その品質を評価・改善し続ける仕事です。 「掃除なんて毎日やればいいだけ」と思うかもしれません ...

【ビル管理士・給排水】配管材料・衛生器具・消火設備(管種の特徴・大便器・スプリンクラー・消火栓)

建築物環境衛生管理技術者 給水及び排水の管理

2026/4/18

【ビル管理士・給排水】配管材料・衛生器具・消火設備(管種の特徴・大便器・スプリンクラー・消火栓)

主な配管材料の比較 ― ビルでよく使われる管 硬質塩ビ管VP・VU耐食性◎排水管の主流熱に弱い銅管給湯管に使用殺菌効果ありはんだ接合潰食に注意ステンレス鋼管耐久性◎給水管に最適高価だが長寿命腐食に強い 結論:配管・衛生器具・消火設備は「建物のライフラインを支える基盤設備」 結論から言います。配管材料・衛生器具・消火設備は、給排水・衛生・防火という建物の基本的な安全を支える設備群です。 どんなに立派なビルでも、配管が腐食して漏水したり、トイレが故障したり、消火設備が動作しなければ、安全で快適な建物とは言えま ...

【ビル管理士・給排水】浄化槽と排水処理(浄化槽法・処理方式・BOD・COD・水質汚濁防止法)

建築物環境衛生管理技術者 給水及び排水の管理

2026/4/18

【ビル管理士・給排水】浄化槽と排水処理(浄化槽法・処理方式・BOD・COD・水質汚濁防止法)

排水処理の流れ ― ビルから下水道へ ビルの排水→トイレ・厨房・雑排水 浄化槽→BOD除去(好気性処理) 消毒→塩素消毒で放流基準を満たす 放流→下水道 or 河川(BOD 20mg/L以下) 結論:浄化槽は「下水道がない地域で汚水をきれいにする自前の処理施設」 結論から言います。浄化槽とは、下水道が整備されていない地域で、建物から出る汚水や雑排水を微生物の力で浄化し、きれいな水にして放流するための施設です。 都市部では下水道に排水すれば下水処理場が処理してくれますが、郊外や地方では下水道が通っていない場 ...

【ビル管理士・給排水】通気設備と排水槽(伸頂通気・ループ通気・各個通気・排水槽の構造と清掃)

建築物環境衛生管理技術者 給水及び排水の管理

2026/4/18

【ビル管理士・給排水】通気設備と排水槽(伸頂通気・ループ通気・各個通気・排水槽の構造と清掃)

通気方式の比較 ― トラップの封水を守る仕組み 伸頂通気排水立て管をそのまま延長最もシンプル低層建物向きループ通気各階の横管を通気立て管に接続する方式中高層向き各個通気器具ごとに個別通気管最も確実コスト高 結論:通気設備は「排水をスムーズに流し、封水を守る空気の通り道」 結論から言います。通気設備とは、排水管内の気圧を安定させることで、排水をスムーズに流し、トラップの封水を守るための設備です。 排水管の中を水が流れると、管内の空気が押されたり吸い込まれたりして気圧が変動します。この気圧変動がトラップの封水 ...

【ビル管理士・給排水】排水設備とトラップ(トラップの種類・封水・排水口空間・排水管径)

建築物環境衛生管理技術者 給水及び排水の管理

2026/4/18

【ビル管理士・給排水】排水設備とトラップ(トラップの種類・封水・排水口空間・排水管径)

トラップの種類 ― 封水で下水ガスを遮断! 管トラップS・P・U型構造がシンプル自己サイホン作用に注意わんトラップお椀を伏せた形床排水に使用清掃しやすい封水深50mm↑ドラムトラップ大容量の封水破封しにくい浴室等に使用自己洗浄力× 結論:排水設備は「汚れた水を安全に建物の外へ出す仕組み」 結論から言います。排水設備とは、建物内で使い終わった水(排水)を安全かつ衛生的に下水道や処理施設へ送り出すための設備です。 「蛇口をひねれば水が出る」のが給水なら、「使った水が消えてくれる」のが排水です。シンクの排水口に ...