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附属機器(受液器・油分離器・液分離器・フィルタドライヤ等)ミニテスト【第3回】

附属機器(受液器・油分離器・液分離器・フィルタドライヤ等)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。受液器のポンプダウン時の役割・油分離器の分離原理・フィルタドライヤの乾燥剤・液分離器の構造と原理・液ガス熱交換器のメリットとデメリットなど、第1回・第2回とは異なる切り口で出題しています。

附属機器 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

第1問

受液器の役割に関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)凝縮器で液化した冷媒を一時的に貯蔵する
(2)負荷変動に対して冷媒液を安定供給するバッファの役割がある
(3)修理時にポンプダウンで冷媒を回収して貯蔵できる
(4)凝縮器と膨張弁の間に設置される
(5)蒸発器から戻る液冷媒を分離して圧縮機を保護する

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正解:(5)蒸発器から戻る液冷媒を分離して圧縮機を保護する
蒸発器から戻る液冷媒を分離して圧縮機を保護するのは「液分離器(アキュムレータ)」の役割です。受液器は凝縮器と膨張弁の間(高圧側)に設置し、冷媒液の一時貯蔵やポンプダウン時の冷媒回収が目的です。

第2問

油分離器の分離原理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

(1)冷媒ガスを加熱して油だけを蒸発させる
(2)化学薬品を使って油を分解する
(3)遠心力や急激な流速低下により油滴を分離し、バッフル板や金網で捕集する
(4)冷媒液と油の色の違いを利用してセンサーで分離する
(5)電気分解で油と冷媒ガスを分離する

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正解:(3)遠心力や急激な流速低下により油滴を分離し、バッフル板や金網で捕集する
油分離器は、圧縮機から吐き出された高温・高圧の冷媒ガスの流れを急に遅くしたり、方向を変えたりして、重い油滴を分離します。バッフル板(邪魔板)や金網が油滴を捕まえ、分離した油は圧縮機のクランクケースに戻されます。

第3問

フィルタドライヤに関する記述として、誤っているものはどれか。

(1)受液器と膨張弁の間の液管に設置される
(2)シリカゲルやゼオライトなどの乾燥剤で水分を吸着する
(3)金網やストレーナで微細なゴミや金属くずを除去する
(4)冷媒中の水分が膨張弁で氷結するのを防止する
(5)冷媒ガスから潤滑油を分離する機能を持つ

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正解:(5)冷媒ガスから潤滑油を分離する機能を持つ
冷媒ガスから潤滑油を分離するのは「油分離器」の役割です。フィルタドライヤは水分の除去(ドライヤ機能)とゴミの除去(フィルタ機能)を担当します。水分が残ると膨張弁の氷結や、フルオロカーボンとの反応によるフッ化水素酸の生成など深刻なトラブルの原因になります。

第4問

液分離器(アキュムレータ)が液冷媒を分離できる仕組みとして、最も適切なものはどれか。

(1)電磁弁で液冷媒だけを遮断する
(2)タンク内で液体が重力により下に溜まり、上部からガスだけが圧縮機に送られる
(3)フィルターで液冷媒を濾し取る
(4)ヒーターで液冷媒を加熱して強制的に蒸発させる
(5)乾燥剤で液冷媒を吸収する

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正解:(2)タンク内で液体が重力により下に溜まり、上部からガスだけが圧縮機に送られる
液分離器は洗面所のU字トラップのような仕組みです。タンクの中で重い液体の冷媒が底に溜まり、軽いガスだけが上から出て圧縮機に吸い込まれます。底に溜まった液体は少しずつ蒸発して圧縮機に戻っていきます。

第5問

液ガス熱交換器に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)凝縮器を出た液冷媒を温めて過熱度を増加させる
(2)液冷媒の過冷却度が減少し、冷凍効果が低下する
(3)吸込みガスの過熱度が上がりすぎると吐出ガス温度も上がるため、バランスが大切である
(4)液ガス熱交換器は蒸発器の内部に組み込まれている
(5)液冷媒の過冷却度には影響せず、液圧縮防止だけが目的である

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正解:(3)吸込みガスの過熱度が上がりすぎると吐出ガス温度も上がるため、バランスが大切である
液ガス熱交換器は「一石二鳥」の装置で、液冷媒の過冷却度を増やして冷凍効果をアップさせ、同時に吸込みガスの過熱度を増やして液圧縮を防止します。ただし過熱度が上がりすぎると吐出ガス温度が上昇するデメリットがあるため、適切なバランスが必要です。

結果の振り返り

正解数をチェック!

5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

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