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照明と電熱 ミニテスト【第2回】

「照明と電熱」のミニテスト第2回(全5問)です。

照明と電熱 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

1 kWh は何 kJ か。

(1)360
(2)1,000
(3)3,600
(4)4,186
(5)36,000

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正解:(3)3,600
1 W=1 J/s、1時間=3,600秒なので、
1 kWh=1,000×3,600 J
=3,600,000 J=3,600 kJです。
(1)360は10分の1、(2)1,000は時間の換算が不足しています。(4)4,186はカロリーからの換算値との混同です。(5)36,000は10倍です。kWは電力、kWhは電力を時間で積算したエネルギーで、区別します。

第2問

面積50 m²の作業面に、維持平均照度200 lx以上を確保したい。1台に光源を1個備え、その光源光束が3,000 lmの器具を使う。光源光束を基準とする照明率0.5、保守率0.8のとき、光束法で求める最小の器具台数はどれか。

(1)6 台
(2)7 台
(3)8 台
(4)9 台
(5)10 台

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正解:(4)9 台
Nを器具台数、Eを維持平均照度、Aを作業面積、Fを1台分の光源光束、Uを照明率、Mを保守率とすると、
N≧EA/(FUM)
=200×50÷(3,000×0.5×0.8)
=10,000÷1,200≒8.33。
必要最小数は切り上げて9 台です。1台当たりの平均照度への寄与は1,200÷50=24 lx。(1)6台は144 lx、(2)7台は168 lx、(3)8台は192 lxで不足します。9台なら216 lxです。(5)10台も条件は満たしますが、最小ではありません。
光源が1台に複数ある場合は個数と光束の基準をそろえます。平均照度の計算なので、作業面の全地点で200 lx以上になる保証ではありません。参考:Panasonic・平均照度の計算法。

第3問

輝度の説明として正しいものはどれか。

(1)光源から全方向に出る光束の総量
(2)ある方向の単位立体角当たりの光束
(3)照らされる面の単位面積に入る光束
(4)ある方向から見た面について、見かけの面積当たりの光度
(5)消費電力当たりの光束

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正解:(4)見かけの面積当たりの光度
輝度の単位はcd/m²です。観察方向に垂直な面へ投影した面積を使い、面の明るさを測光量として表します。
(1)は光束[lm]、(2)は光度[cd]、(3)は照度[lx]、(5)は消費電力を基準にした効率[lm/W]の説明です。
輝度はまぶしさに関係しますが、まぶしさそのものと同じ量ではありません。周囲との明暗差、見える大きさ、視野内の位置などでも感じ方が変わります。参考:照明学会・輝度とグレアの基礎事項。

第4問

一定の抵抗5 Ωに、直流電流10 Aを60秒間流す。抵抗で発生するジュール熱[kJ]はどれか。

(1)3
(2)15
(3)30
(4)50
(5)300

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正解:(3)30
発熱電力はP=I²R=10²×5=500 W。
Q=Pt=500×60=30,000 J
=30 kJです。
(1)3は電流を2乗せずIRtとした値です。(2)15は計算値の半分、(4)50は抵抗両端の電圧IR=50 Vとの混同です。(5)300は10倍です。
求めたのは抵抗で発生した熱量です。水などへ伝わった熱量を求めるなら、別途、熱の伝わる割合を考えます。参考:名古屋工業大学・抵抗による電力消費。

第5問

同じ光束を出すランプ同士を、点灯回路を含む消費電力で比較する。一般的なLEDランプが白熱電球より少ない電力で済むことを直接説明する理由はどれか。

(1)電圧が低いため
(2)発光効率(lm/W)が高いため
(3)寿命が長いため
(4)色温度が高いため
(5)力率が高いため

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正解:(2)発光効率(lm/W)が高いため
ここでいう効率は、光束を点灯回路込みの消費電力で割った値です。同じ光束なら、この値が大きいほど必要な電力が小さくなります。LEDの効率を一律に「白熱電球の5〜10倍」とは決められず、製品の光束と入力電力を同じ基準で比べます。
(1)電圧だけでは電力は決まりません。(3)長寿命は交換回数を減らす特徴で、点灯中の電力とは別です。(4)色温度は光の色の指標で、効率の高さを単独では示しません。(5)力率は有効電力と皮相電力の比で、lm/Wとは別です。
同じ光束でも配光や設置条件が変われば照度は変わるため、実際の交換では照度も確認します。参考:日本電気技術者協会・ランプ効率と総合効率。

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