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圧力上昇時の取扱い ミニテスト【第3回】

圧力上昇時の取扱い・送気開始の手順(暖管操作)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。送気開始後の確認事項・暖管完了の判断基準・圧力段階ごとの操作・急加熱の問題点・圧力上昇中の水面計確認など、総合的な理解を確認します。

圧力上昇時の取扱い ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

送気を開始した後に確認すべき事項として、該当しないものはどれか。

(1)圧力が急に低下していないか圧力計を確認する
(2)水位の変化を確認し、必要に応じて給水を開始する
(3)燃焼量を負荷に合わせて調整する
(4)空気抜き弁を全開にする
(5)蒸気の使用先に正常に蒸気が届いているか確認する

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正解:(4)空気抜き弁を全開にする
空気抜き弁は蒸気が出始めた時点ですでに閉めています。送気開始後に空気抜き弁を開ける必要はありません。送気開始後は、圧力の急低下がないか・水位の変化・燃焼量の調整などを確認します。蒸気を使い始めると水位が下がるため、給水装置を連動させて水位を一定に保つことが大切です。

第2問

暖管操作が完了したと判断できる基準として、正しいものはどれか。

(1)主蒸気弁を全開にして10分経過したとき
(2)配管の表面温度が室温と同じになったとき
(3)ドレン弁からドレン(水滴)が出なくなったとき
(4)ボイラーの圧力が最高使用圧力に達したとき
(5)安全弁が吹き出したとき

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正解:(3)ドレン弁からドレン(水滴)が出なくなったとき
暖管操作中は、冷えた配管で蒸気が冷やされてドレン(水滴)が発生し、ドレン弁から排出されます。配管が十分に温まると蒸気が冷えなくなり、ドレンが出なくなります。これが配管が十分に温まった証拠であり、暖管操作完了の判断基準です。

第3問

圧力上昇の各段階と操作の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)蒸気が出始めた段階 → 空気抜き弁を閉める
(2)常用圧力の約75% → 安全弁の手動テスト
(3)常用圧力に到達 → 暖管操作と送気準備
(4)点火直後 → 主蒸気弁を全開にする
(5)圧力上昇中 → 圧力計と水面計をこまめに確認

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正解:(4)点火直後 → 主蒸気弁を全開にする
点火直後に主蒸気弁を全開にしてはいけません。点火直後はまだ蒸気が発生しておらず、低燃焼でボイラー全体をゆっくり温める段階です。主蒸気弁は暖管操作の際に「わずかに開ける」ところから始め、暖管完了後に「徐々に全開」にします。

第4問

ボイラーを急速に加熱した場合に起こりうる問題として、正しいものはどれか。

(1)ボイラーの効率が上がりすぎて蒸気が過剰になる
(2)安全弁が頻繁に作動してうるさくなる
(3)ボイラーの各部に温度差(熱応力)が生じ、金属の変形や接合部からの蒸気漏れが起きる
(4)燃料の消費量が減少する
(5)水面計のガラスが曇る

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正解:(3)ボイラーの各部に温度差(熱応力)が生じ、金属の変形や接合部からの蒸気漏れが起きる
急速に加熱すると、ボイラーの各部分で温度差が大きくなります。温まった部分は膨張し、まだ冷たい部分は膨張しないため、この差が「熱応力」となり、金属の変形や接合部のゆるみ、蒸気漏れの原因になります。

第5問

2台のボイラーを並列運転する際に、圧力を合わせてから接続する理由として、正しいものはどれか。

(1)圧力が異なると両方のボイラーの安全弁が同時に作動してしまうため
(2)圧力差があると蒸気の逆流や配管への衝撃が起きるため
(3)法令で圧力を合わせることが義務づけられているだけで、技術的な理由はない
(4)圧力差があるとボイラーの水位が急に下がるため
(5)燃料の消費量を均一にするため

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正解:(2)圧力差があると蒸気の逆流や配管への衝撃が起きるため
圧力の高い側から低い側へ蒸気が逆流したり、接続時に配管内で衝撃が生じたりして危険です。さらに、圧力差がある状態で主蒸気弁を急に開けるとウォーターハンマーも発生しやすくなります。必ず圧力をほぼ同じにしてから主蒸気弁を徐々に開けて接続します。

結果の振り返り

正解数をチェック!

5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

解説記事に戻って復習する → 圧力上昇時の取扱い・送気開始の手順(暖管操作)

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