ミニテスト

運転中の留意事項 ミニテスト【第1回】

運転中の留意事項(圧力・水位の監視と調整・燃焼の調整)」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。低水位時の緊急対処・黒煙の原因・空気比の意味・水面計の機能試験・安全弁の取扱い禁止事項など、運転中に必ず知っておくべき基本事項を出題しています。

運転中の留意事項 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

ボイラーの水位が安全低水面以下に低下した場合、最初に行うべき操作はどれか。

(1)直ちに給水して水位を回復させる
(2)安全弁を手動で開ける
(3)燃料の供給を直ちに停止する(燃焼を止める)
(4)主蒸気弁を全開にして蒸気を逃がす
(5)水面計を交換する

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正解:(3)燃料の供給を直ちに停止する(燃焼を止める)
低水位時にまず行うべきは燃焼の停止です。「水が少ないなら水を入れればいい」と思いがちですが、過熱した金属部分に冷たい水をかけると急激な温度変化でボイラーが破裂するおそれがあります。まず燃焼を止めて原因を調査し、原因がわかるまで給水してはいけません。

第2問

ボイラーの煙突から黒煙が出ている場合の原因として、正しいものはどれか。

(1)燃焼用空気が多すぎる(空気過剰)
(2)燃焼用空気が不足している(不完全燃焼)
(3)ボイラーの水位が高すぎる
(4)蒸気の圧力が低すぎる
(5)給水温度が高すぎる

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正解:(2)燃焼用空気が不足している(不完全燃焼)
燃焼に必要な空気が不足すると、燃料が完全に燃えきらず煤(すす)が発生して黒煙になります。同時に有害な一酸化炭素(CO)も発生するため危険です。空気量を増やして完全燃焼に近づけることで改善します。

第3問

空気比(空気過剰係数)が1.2ということは、どのような意味か。正しいものはどれか。

(1)燃焼に必要な理論空気量の80%しか送っていない
(2)燃焼に必要な理論空気量のちょうど1.2倍の空気を送っている
(3)排ガス中の酸素濃度が1.2%であること
(4)燃焼効率が1.2倍になっていること
(5)ボイラーの出力が通常の1.2倍であること

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正解:(2)燃焼に必要な理論空気量のちょうど1.2倍の空気を送っている
空気比(空気過剰係数)は、実際に送っている空気量が理論空気量の何倍かを示す値です。空気比1.0なら理論上ぴったりの空気量、1.2なら理論値の20%増しの空気を送っています。通常は1.1〜1.3程度が適正です。空気が多すぎても少なすぎてもボイラー効率が低下します。

第4問

運転中に行う水面計の機能試験に関する記述として、正しいものはどれか。

(1)水面計の機能試験は年に1回行えばよい
(2)ドレンコックを開閉して水位が速やかに元の位置に戻るか確認する
(3)水面計のガラスを取り外して内部を洗浄する試験である
(4)水面計の機能試験はボイラーの運転を停止してから行う
(5)水面計の目盛りが正しいか校正する試験である

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正解:(2)ドレンコックを開閉して水位が速やかに元の位置に戻るか確認する
水面計の機能試験は、ドレンコックを開けてたまっている水やスケールを排出し、閉じた後に水位が速やかに元の位置に戻るか確認する試験です。戻りが遅い場合は蒸気側または水側の連絡管が詰まっている可能性があります。運転中に1日1回以上行うのが一般的です。

第5問

圧力が上がりすぎたときの対応として、絶対にやってはいけないことはどれか。

(1)燃焼量を下げる
(2)安全弁が自動的に作動するのを待つ
(3)安全弁の吹出し圧力を上げたり、安全弁を針金で縛って動かなくしたりする
(4)蒸気の使用量を増やすよう調整する
(5)圧力計の指針を注意深く監視する

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正解:(3)安全弁の吹出し圧力を上げたり、安全弁を針金で縛って動かなくしたりする
安全弁はボイラーの最後の砦(とりで)です。安全弁に手を加えて吹出し圧力を上げたり、針金で縛って作動しないようにすることは、ボイラー爆発の直接的な原因になる極めて危険な行為で、法律違反でもあります。圧力が上がりすぎたら、まず燃焼量を下げて対応します。

結果の振り返り

正解数をチェック!

5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

解説記事に戻って復習する → 運転中の留意事項(圧力・水位の監視と調整・燃焼の調整)

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