ミニテスト

ボイラー用水の処理 ミニテスト【第2回】

ボイラー用水の処理(軟化装置・脱気・清缶剤)」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。外部処理と内部処理の区別・イオン交換樹脂の仕組み・ブローの目的・加熱脱気の原理・清缶剤の種類と役割など応用的な内容を出題しています。

ボイラー用水の処理 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

ボイラー水の処理で「外部処理」に分類されるものとして、正しいものはどれか。

(1)清缶剤の投入
(2)ブロー(吹出し)管理
(3)軟化装置による処理
(4)pH調整剤の添加
(5)脱酸素剤の添加

解答を見る

正解:(3)軟化装置による処理
外部処理はボイラーに水を入れる「前」に行う処理で、軟化装置・脱気器・ろ過装置などが該当します。内部処理はボイラー水の「中」に薬品を入れて行う処理で、清缶剤の投入やブロー管理が該当します。軟化装置はボイラーに入る前に水の硬度成分を除去するので外部処理です。

第2問

イオン交換樹脂方式の軟化装置で、水中のカルシウムイオン(Ca²⁺)と交換されるイオンとして、正しいものはどれか。

(1)塩素イオン(Cl⁻)
(2)鉄イオン(Fe²⁺)
(3)ナトリウムイオン(Na⁺)
(4)水素イオン(H⁺)
(5)カリウムイオン(K⁺)

解答を見る

正解:(3)ナトリウムイオン(Na⁺)
イオン交換樹脂の表面にはナトリウムイオン(Na⁺)がくっついています。水が樹脂を通ると、スケールの原因となるCa²⁺やMg²⁺が樹脂に捕まり、代わりにNa⁺が水中に放出されます。Na⁺はスケールになりにくいので、これで水が軟化されます。

第3問

ボイラー運転中に定期的にブロー(吹出し)を行う主な理由として、正しいものはどれか。

(1)ボイラー内の水温を下げるため
(2)ボイラー水中に濃縮された不純物を排出するため
(3)蒸気の圧力を調整するため
(4)給水ポンプの試運転を行うため
(5)ボイラー水のpHを上げるため

解答を見る

正解:(2)ボイラー水中に濃縮された不純物を排出するため
ボイラーで蒸気をつくると、水だけが蒸発して不純物はボイラー水の中に残ります。運転を続けると不純物がどんどん濃縮されてスケールやキャリオーバの原因になるため、定期的にブローで濃縮されたボイラー水を排出し、新しい水に入れ替えます。

第4問

加熱脱気の原理として、正しいものはどれか。

(1)水を冷却すると酸素が追い出される
(2)水を加熱すると溶けていた酸素が追い出される
(3)水にアルカリ剤を加えると酸素が分解される
(4)水を圧縮すると酸素が液化して分離される
(5)水をフィルターに通すと酸素が除去される

解答を見る

正解:(2)水を加熱すると溶けていた酸素が追い出される
温度が上がると水に溶ける酸素の量が減るため、加熱すると溶存酸素が水の中にいられなくなり、泡になって出ていきます。コーラの缶を振ると泡が出るのと同じ原理です。脱気器では給水を細かく噴霧しながら蒸気で加熱して効率よく脱気します。

第5問

清缶剤の種類と役割の組合せとして、誤っているものはどれか。

(1)脱酸素剤 → 溶存酸素を化学的に除去する
(2)pH調整剤 → ボイラー水をアルカリ性に維持する
(3)軟化剤 → 硬度成分をスラッジ化してブローで排出しやすくする
(4)防食剤 → 金属表面に保護被膜を形成して腐食を防ぐ
(5)脱酸素剤 → ボイラー水のpHを下げて酸性にする

解答を見る

正解:(5)脱酸素剤 → ボイラー水のpHを下げて酸性にする
脱酸素剤の役割は溶存酸素を化学的に除去することであり、pHを酸性にすることではありません。むしろボイラー水は腐食防止のためにアルカリ性(pH 11〜11.8)に維持する必要があります。pHの調整はpH調整剤(水酸化ナトリウムなど)の役割です。

結果の振り返り

正解数をチェック!

5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

解説記事に戻って復習する → ボイラー用水の処理(軟化装置・脱気・清缶剤)

※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。

内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。

-ミニテスト