午後は4科目90問です。15問科目は「6問間違えたら不合格」ではなく、15問中6問以上の正答が科目基準です。旧稿の誤った説明を訂正し、2025年度公式問題を当サイトで全問分類しました。
問題文や図は転載せず、分野別の問題数と復習手順だけを示します。1年度の分析から「毎年必ず出る」「最も難しい」とは断定できないため、次年度予想ではなく、公式問題を解いた後の学習漏れ確認に使ってください。
問題確認日:2026年8月13日。日本建築衛生管理教育センター「第55回(2025年度)午後試験問題」90問と公式正答を照合し、当サイト独自の基準で分類しました。複数分野にまたがる設問は、主に問われた知識へ1問だけ計上しています。
結論|2025年度午後90問と科目基準
| 科目 | 問題数 | 40%の正答数 |
|---|---|---|
| 建築物の構造概論 | 15問 | 6問以上 |
| 給水及び排水の管理 | 35問 | 14問以上 |
| 清掃 | 25問 | 10問以上 |
| ねずみ、昆虫等の防除 | 15問 | 6問以上 |
公式の合格条件は、7科目それぞれ40%以上に加え、全180問で117問以上(65%以上)です。午後だけの合計点で合否が決まるわけではありません。15問科目では1問が科目内の約6.7ポイントに相当しますが、必要なのは6問以上の正答です。旧稿にあった「6問ミスで不合格」という記述は逆でした。
構造概論15問|建物・設備・法令を横断する
| 当サイト分類 | 問番号 | 数 |
|---|---|---|
| 日射・昼光・省エネルギー | 91〜92、105 | 3 |
| 建築計画・荷重・材料・耐用年数 | 93〜96 | 4 |
| ガス・電気・防火・防犯 | 97〜102 | 6 |
| 建築基準法の用語・関連法令 | 103〜104 | 2 |
2025年度は、いわゆる構造力学だけの15問ではありませんでした。日射、材料、LPガス、受変電、排煙、避難、防犯、面積用語、バリアフリー、耐震改修、省エネルギーまで含まれます。分野名だけを見て鉄筋コンクリートへ学習を寄せ過ぎると、設備と法令が空きます。
復習時は「建物の性能」「設備の目的」「法令上の義務」を混ぜず、選択肢がどの層を問うか先に判定します。
給排水35問|給水・給湯・排水を同じ設備図へつなぐ
| 当サイト分類 | 問番号 | 数 |
|---|---|---|
| 用語・単位・水道制度 | 106〜110 | 5 |
| 貯水槽・配管・弁・給水方式・ポンプ | 111〜117 | 7 |
| 給湯方式・機器・保守 | 118〜124 | 7 |
| 雑用水・排水処理・水質 | 125〜127 | 3 |
| 排水・通気・清掃・衛生器具 | 128〜136 | 9 |
| 浄化槽・特殊設備・消防用水 | 137〜140 | 4 |
35問を「水質の数値暗記」とまとめるのは不十分です。2025年度は用語と単位、制度、材料の接合、弁、給水方式、逆流、給湯、雑用水、排水水質、通気、掃除口、保守頻度、浄化槽フロー、プール・浴槽、消防設備まで出題されました。
- 水質と制度:水道の分類と水質基準
- 給水系統:給水方式と給水設備、貯水槽の構造と管理
- 給湯:給湯設備とレジオネラ対策
- 排水:排水設備とトラップ、通気設備と排水槽
- 処理:浄化槽と排水処理
学習時は、水源から末端、排水口から放流先までを一枚の系統図にし、「通常の流れ」「逆流・臭気・詰まりなどの異常」「防止装置」の3層で追います。数値は、対象設備と測定場所を一緒に記録してください。
清掃25問|清掃技術10問と廃棄物9問を分けて復習する
| 当サイト分類 | 問番号 | 数 |
|---|---|---|
| 目的・計画・日程・品質改善 | 141〜146 | 6 |
| 汚れ・用具・洗剤・床材・作業・衛生 | 147〜156 | 10 |
| 廃棄物・再資源化・保管搬出 | 157〜165 | 9 |
現場の清掃経験があっても、廃棄物の分類、マニフェスト、中間処理、見える化、保管場所などの9問は別に学ぶ必要があります。また、普段の職場手順が、そのまま試験上の標準や法令要件とは限りません。
作業問題は「対象材→汚れ→薬剤・用具→回収→乾燥・確認」の順、廃棄物問題は「排出者→区分→委託→移動→処理→記録」の順に並べると、用語の位置を確認しやすくなります。
防除15問|生態・調査・薬剤・IPMを循環で覚える
| 当サイト分類 | 問番号 | 数 |
|---|---|---|
| ハエ・ゴキブリ・ダニ・昆虫の生態と健康影響 | 166、169〜173 | 6 |
| 調査法・指数・密度計算 | 167〜168、178 | 3 |
| 殺虫剤・殺鼠剤 | 174、176〜177 | 3 |
| ねずみ・IPM・安全 | 175、179〜180 | 3 |
名称暗記だけでなく、捕獲数を設置数と日数で割る指数、粘着面積当たりの密度など、分母を決める問題もありました。生物ごとに「生息場所→痕跡→調査器具→判定→環境対策→必要時の薬剤→再調査」を一巡させます。
独自計算例|捕獲指数は分母を先に書く
練習条件:粘着トラップ8個を3日間設置し、ゴキブリ48匹を捕獲した。対策後、同じ8個・3日間で12匹だった。
対策前:48 ÷(8個 × 3日)= 2.0匹/個・日
対策後:12 ÷(8個 × 3日)= 0.5匹/個・日
減少率:(2.0 − 0.5)÷ 2.0 × 100 = 75%
これは当サイト作成の練習例で、公式問題の転載ではありません。「捕獲数÷設置個数」だけにせず、設置期間も分母へ入れること、対策前後で条件をそろえることが要点です。減少しても直ちにゼロを意味しないため、許容水準と再調査の結果で次の措置を判断します。
午後180分の演習|科目別ではなく処理別に時間を測る
最初から「構造30分、給排水70分」のように固定せず、まず公式90問を通して次の3区間を測ります。
- 即答できる問題を終え、全90問へ一度到達するまで
- 比較・法令数値・計算図表を再検討するまで
- 問題番号とマークを照合し終えるまで
未読問題が残る場合は、特定科目ではなく「一問へ固執した時間」を見直します。構造と防除の15問科目は正答6問が最低基準ですが、最低点を狙う計画には余裕がありません。学習上の目標値は公式基準と区別し、自分の複数回の得点変動を見て設定してください。午前90問の分類は「2025年度公式午前90問の分野別攻略」、週単位の配分は「20週・200時間の学習計画」で確認できます。
この分析で断定できること・できないこと
2025年度90問に含まれた領域
独自分類での問題数
公式の科目基準と正答
2026年度の出題内訳
分野の毎年の頻度
万人共通の難易度順位
理解度チェック|午後90問を行動へ変える4問
【第1問】15問の構造概論で、公式の科目基準40%を満たす最少正答数はどれか。
- 4問
- 5問
- 6問
- 9問
- 10問
【第2問】本記事の2025年度分類で、給排水の「排水・通気・清掃・衛生器具」は何問か。
- 3問
- 4問
- 5問
- 7問
- 9問
【第3問】清掃25問のうち、本記事で廃棄物・再資源化・保管搬出へ分類した問題数はどれか。
- 6問
- 7問
- 8問
- 9問
- 10問
【第4問】トラップ6個を4日設置して合計36匹を捕獲した。1個・1日当たりの捕獲数はどれか。
- 0.67匹
- 1.0匹
- 1.5匹
- 6.0匹
- 9.0匹
公式確認先
まとめ|4科目を問題数ではなく未再現分野で配分する
2025年度午後は構造15問、給排水35問、清掃25問、防除15問でした。独自分類では、構造に設備・法令、給排水に制度から浄化槽、清掃に廃棄物9問、防除に調査計算が含まれます。科目名だけで学習範囲を狭くしないことが重要です。
公式問題を90問通して解き、誤答を本記事の各分野へ戻してください。問題数の多さだけでなく、根拠を再現できない分野数と所要時間を見れば、次に使う時間を具体的に決められます。
問題・資料確認日/最終更新日:2026年8月13日
※当サイトの画像にはAI生成のものが含まれており、実際の機器・器具とは外観が異なる場合があります。問題・解答の内容には細心の注意を払っておりますが、誤りが含まれる可能性があります。学習の参考としてご活用いただき、最終的な確認は公式テキスト・法令等で行ってください。当サイトの情報に基づく判断によって生じた損害について、一切の責任を負いかねます。
内容の誤りやお気づきの点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。正確な情報をお届けできるよう、随時修正してまいります。