直流機の特性と計算までは、回る機械の話でした。変圧器には、回る部分がありません。1つの鉄心に2つの巻線を巻き、電磁誘導を使って、交流の電圧と電流の大きさを変えます。電圧は巻数の比で決まり、電流はその逆の比になる。ここが出発点です。この記事では、変圧器のつくり、起電力の式と巻数比、極性、三相の結線、V結線、並行運転、単巻変圧器までを順に見ます。巻線の抵抗や漏れ磁束を入れた等価回路と、電圧変動率・損失・効率の計算は、次の変圧器の等価回路と計算に回しました。電気技術者試験センターが公表した機械科目の問題のうち、 ...