ミニテスト 燃料及び燃焼

液体燃料の種類と性質 ミニテスト【第1回】

液体燃料の種類と性質(重油の成分・発熱量・加熱)」の内容から出題するミニテスト第1回(全5問)です。重油の種類と特徴・発熱量の違い・引火点と着火温度・硫黄分の影響・C重油の加熱温度など基本事項を出題しています。

液体燃料の種類と性質 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

重油の種類のうち、粘度が高く80〜105℃に加熱して使用する必要があるものとして、正しいものはどれか。

(1)灯油
(2)軽油
(3)A重油
(4)B重油
(5)C重油

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正解:(5)C重油
C重油はドロドロで粘度が非常に高いため、80〜105℃に加熱して粘度を下げてからバーナで霧化します。A重油は比較的サラサラしていて加熱不要です。ただし加熱温度は引火点を超えないよう注意が必要です。

第2問

ボイラーの効率計算に用いる発熱量として、正しいものはどれか。

(1)高発熱量(総発熱量)
(2)低発熱量(真発熱量)
(3)理論発熱量
(4)最大発熱量
(5)平均発熱量

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正解:(2)低発熱量(真発熱量)
高発熱量は水蒸気の凝縮熱(潜熱)を含んだ値ですが、ボイラーの排ガスは高温のまま出ていくため凝縮熱は回収できません。そこで凝縮熱を差し引いた低発熱量(真発熱量)を実際のボイラー効率計算に使います。

第3問

引火点と着火温度(発火温度)の関係について、正しいものはどれか。

(1)引火点と着火温度は同じ温度である
(2)引火点は着火温度より高い
(3)引火点は着火温度より低い
(4)引火点は燃料の種類に関係なく一定である
(5)着火温度は火を近づけたときに引火する温度である

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正解:(3)引火点は着火温度より低い
引火点は「火を近づけると引火する最低温度」で火種が必要です。着火温度(発火温度)は「火種がなくても自然に燃え出す温度」です。引火点のほうが低い温度で、着火温度のほうが高い温度になります。

第4問

重油中の硫黄分が燃焼時に引き起こす障害として、正しいものはどれか。

(1)キャリオーバの原因になる
(2)ボイラー水のpHが上昇する
(3)亜硫酸ガスが発生し、低温腐食や大気汚染の原因になる
(4)スケールの付着が促進される
(5)ボイラーの蒸気圧力が上昇する

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正解:(3)亜硫酸ガスが発生し、低温腐食や大気汚染の原因になる
硫黄が燃焼するとSO₂(亜硫酸ガス)が発生し、さらにSO₃→硫酸(H₂SO₄)となってエコノマイザや空気予熱器の低温部で結露して低温腐食を引き起こします。C重油はA重油より硫黄分が多く、低温腐食のリスクが高いです。

第5問

A重油とC重油の比較について、正しいものはどれか。

(1)A重油のほうがC重油より粘度が高い
(2)A重油のほうがC重油より硫黄分が多い
(3)C重油は加熱不要で使用できる
(4)A重油は加熱不要で使用でき、C重油は加熱が必要である
(5)A重油とC重油は成分・性質とも同じである

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正解:(4)A重油は加熱不要で使用でき、C重油は加熱が必要である
A重油は比較的サラサラしていて硫黄分も少なく、加熱せずにそのままバーナで使えます。一方、C重油はドロドロで粘度が高く、硫黄分・灰分も多いため、80〜105℃に加熱して粘度を下げてから使用します。

結果の振り返り

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0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

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