ミニテスト 燃料及び燃焼

液体燃料の種類と性質 ミニテスト【第2回】

液体燃料の種類と性質(重油の成分・発熱量・加熱)」の内容から出題するミニテスト第2回(全5問)です。重油中の水分の影響・比重・残留炭素分・燃料タンクの管理・高発熱量と低発熱量の差など応用的な内容を出題しています。

液体燃料の種類と性質 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

まず自分で答えを考えてから「解答を見る」をタップしてください。間違えた問題は解説記事に戻って確認すると効果的です。

第1問

重油中の水分が多い場合に起きる問題として、正しいものはどれか。

(1)発熱量が上がる
(2)粘度が大幅に低下する
(3)燃焼が不安定になり、息つき燃焼の原因となる
(4)硫黄分が増加する
(5)引火点が上昇して安全になる

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正解:(3)燃焼が不安定になり、息つき燃焼の原因となる
重油中の水分が多いと発熱量が低下し、燃焼が不安定になります。水が蒸発する際に燃焼が一瞬途切れる「息つき燃焼」の原因にもなります。燃料タンクの底にたまった水は定期的に排出する必要があります。

第2問

重油の比重について、正しいものはどれか。

(1)重油は水より重い(比重1.0以上)
(2)重油は水より軽い(比重0.85〜0.95程度)
(3)重油の比重は種類に関係なくすべて同じ
(4)重油は水と同じ比重である
(5)比重は温度に関係なく一定である

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正解:(2)重油は水より軽い(比重0.85〜0.95程度)
重油の比重は0.85〜0.95程度で水より軽いです。そのため燃料タンクに水が混入すると水は底にたまり、重油はその上に浮きます。タンカー事故で海面に油が広がるのと同じ原理です。

第3問

残留炭素分が多い燃料の特徴として、正しいものはどれか。

(1)引火点が低くなる
(2)発熱量が高くなる
(3)バーナノズルへのカーボン付着やすすの発生量が多くなる
(4)粘度が下がる
(5)硫黄分が減少する

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正解:(3)バーナノズルへのカーボン付着やすすの発生量が多くなる
残留炭素分とは、燃料を蒸発させたときに残る炭素質の量です。残留炭素分が多い燃料はバーナのノズルにカーボン(炭素の塊)が付着しやすく、すすやばいじんの発生量も多くなります。一般にC重油>A重油>灯油の順で多くなります。

第4問

燃料タンクの管理について、誤っているものはどれか。

(1)タンクの底にたまった水を定期的に排出する
(2)C重油のタンクには加温装置を設ける
(3)ストレーナでゴミや不純物を除去してからバーナに送る
(4)燃料の温度は引火点以上に保つのがよい
(5)燃料配管の漏れを定期的にチェックする

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正解:(4)燃料の温度は引火点以上に保つのがよい
燃料の温度が引火点以上になると、燃料蒸気に引火する恐れがあり非常に危険です。加熱温度は引火点より十分に低く設定する必要があります。C重油の加熱温度80〜105℃も、引火点を超えない範囲で設定されています。

第5問

高発熱量と低発熱量の差は何に相当するか。正しいものはどれか。

(1)燃焼ガス中の窒素が持ち去る熱量
(2)燃焼ガス中の水蒸気の凝縮熱(潜熱)
(3)燃焼ガス中の二酸化炭素が持ち去る熱量
(4)燃料中の灰分が吸収する熱量
(5)過剰空気が持ち去る熱量

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正解:(2)燃焼ガス中の水蒸気の凝縮熱(潜熱)
燃料中の水素が燃焼すると水蒸気(H₂O)になります。高発熱量はこの水蒸気が水に戻るときの凝縮熱(潜熱)を含んだ値です。低発熱量はそれを差し引いた値で、ボイラーの排ガスでは凝縮熱は回収できないため、実用的には低発熱量を使います。

結果の振り返り

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5問正解 完璧!
3〜4問正解 あと一歩!
0〜2問正解 解説記事を読み直しましょう

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