ミニテスト 燃料及び燃焼

液体燃料の種類と性質 ミニテスト【第3回】

液体燃料の種類と性質(重油の成分・発熱量・加熱)」の内容から出題するミニテスト第3回(全5問)です。動粘度と加熱の関係・加熱温度と引火点の安全管理・ストレーナの役割・灰分の影響・窒素分の影響など第1回・第2回で出題していない範囲を中心に出題しています。

液体燃料の種類と性質 ミニテスト

第1回 第2回 第3回

テストの使い方

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第1問

C重油をバーナで使用する際に加熱する主な目的として、正しいものはどれか。

(1)硫黄分を除去するため
(2)発熱量を高めるため
(3)粘度を下げてバーナでの霧化を良くするため
(4)水分を蒸発させるため
(5)引火点を上げて安全にするため

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正解:(3)粘度を下げてバーナでの霧化を良くするため
C重油は粘度が非常に高い(ドロドロ)ため、そのままではバーナのノズルで細かい霧にできません。80〜105℃に加熱して粘度を下げることで、ノズルから噴射したときに細かい粒子になり、空気と効率よく混合して完全燃焼しやすくなります。

第2問

燃料の加熱温度の管理について、正しいものはどれか。

(1)加熱温度は引火点以上にするのが効率的である
(2)加熱温度は引火点より十分に低い温度にする
(3)加熱温度は着火温度と同じにする
(4)加熱温度は粘度に関係なく一定でよい
(5)加熱せずに使用するのが最も安全である

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正解:(2)加熱温度は引火点より十分に低い温度にする
燃料の加熱温度が引火点に近づくと、燃料蒸気に引火する恐れがあり非常に危険です。加熱温度は常に引火点より十分に低い温度に設定します。C重油の加熱温度80〜105℃はこの安全範囲内で設定されています。

第3問

ストレーナ(こし器)の役割として、正しいものはどれか。

(1)燃料の温度を調整する
(2)燃料中のゴミや不純物を除去してからバーナに送る
(3)燃料の圧力を上げる
(4)燃料中の水分を蒸発させる
(5)燃料の硫黄分を除去する

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正解:(2)燃料中のゴミや不純物を除去してからバーナに送る
ストレーナは燃料配管の途中に設置されるフィルターで、燃料中のゴミ・異物・不純物を取り除きます。ストレーナが詰まるとバーナへの燃料供給が不安定になるため、定期的な清掃が必要です。

第4問

重油中の灰分が引き起こす問題として、正しいものはどれか。

(1)ボイラー水のpHが急上昇する
(2)燃焼ガス温度が急激に低下する
(3)伝熱面への付着や摩耗の原因になる
(4)燃料の粘度が急激に変化する
(5)蒸気圧力が上昇する

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正解:(3)伝熱面への付着や摩耗の原因になる
灰分は燃焼しても残る不燃性の不純物です。燃焼後に伝熱面に付着してスケールのように伝熱を阻害したり、高速で流れるガスに乗って伝熱管を摩耗させたりします。C重油はA重油より灰分が多いです。

第5問

重油中の窒素分が燃焼時に発生させる大気汚染物質として、正しいものはどれか。

(1)SOx(硫黄酸化物)
(2)NOx(窒素酸化物)
(3)CO(一酸化炭素)
(4)CO₂(二酸化炭素)
(5)H₂S(硫化水素)

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正解:(2)NOx(窒素酸化物)
重油中の窒素分は燃焼時にNOx(窒素酸化物)を発生させます。NOxは光化学スモッグや酸性雨の原因となる大気汚染物質です。なお、SOx(硫黄酸化物)は硫黄分が原因、CO(一酸化炭素)は不完全燃焼が原因です。

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